愛犬が天国へ旅立った日のこと。
ちょうど1週間前。
2月5日(日)の午後に
18歳の愛犬が天国へ旅立ちました🌈
私が自分で選んだ初めての家族で
"命あるものを育てる"ということの
幸せや愛おしさを教えてくれた子。
やがて家族が増えていき
最終的には双子を含む3人子育てで
手が回らなくなって鬱々したり
私のアレルギーが強くなって
マスク+接触後のシャワーなしで
お世話できなくなってしまったりで
心苦しくなったこと
大変なことも多かったけれど
愛犬とともに成長した子供達は
お世話を手伝ってくれるようになり
歳を重ねるにつれて失敗が増える
おトイレの世話も、発作の時の看病も
たくさん頑張ってくれていました。
ヘルニアや胆泥症を乗り越えながら
亡くなる直前まで自分でしっかり歩き、
たくさん食べて、よく眠っていた愛犬。
亡くなる数ヶ月前からは月1ペースで
発作や痙攣を繰り返していたけれど
何度も自分で乗り越えて立ち上がる強さに
胸がいっぱいで、泣き崩れた日もありました。
高齢で手術はできないと言われていたし
最後まで自宅で過ごせる方がいいだろうと
発作の時は家族で交代に撫でながら見守って
シャンプーや爪切りは調子のいい日を見て
パパがいつも綺麗にしてくれていて本当に感謝。
(怖がりで驚くと発作を起こすので預けられない)
できる限りのことはしてくれていたから
家族みんな、覚悟はできていたのか
最後の日は誰も涙することなく穏やかで
「そろそろ起きておやつ食べる?笑」
「いつも通り、寝てるみたいやな」
と、笑いながら口々に声をかけたり
身体中をたくさん触ってあげてから
「ありがとう」「よくがんばったね」
と、お礼を伝えて見送りました。
発作が始まったのは土曜日の明け方らしく
(私は仕事で帰っていなかったので)
「今日は明け方から発作と痙攣が戻らない」と、
夜に連絡があった時は頭が真っ白になったけど
間貸しメンバーに事情を話し
店の片付けと戸締りをお願いして
食事に来てくれていた友人達に
あたたかく見送られて急遽、帰宅。
笑顔を振り絞って話したはずなのに
「あっちゃんが気をつけなあかんで」
「急がば回れ!やで。」
って真顔で言われたのが頭から離れず
なんだかとても嬉しかったです。
みんな、ありがとう😊
"私はドジだから急いじゃダメ"
"きっと待っててくれるから大丈夫"
と、心の中で繰り返していたおかげで
驚くほど冷静に安全運転で帰れたので
最後の夜は一晩中、添い寝して暖めて
あちこちから流れ出る体液を拭き取ったり
身体を撫でたり、話しかけたりしながら
ゆっくりと一緒に過ごすことができました。
朝になっても痙攣が続いていたので
ギリギリまで付き添ってから家族と交代し
私は(覚悟を決めて)仕事へ向かったので
最後の瞬間は見送れなかったけれど
午後に"眠るようにお空へ旅立ったよ"
と、家族から連絡があったので
レッスンのあとの打合せを少し
早く切り上げさせてもらって帰宅。
日曜日で子供達もパパもみんな居たから
きっと安心して息を引き取ったんだなぁ😊
30時間以上、意識朦朧としたまま
痙攣や排泄は繰り返していたけれど
苦しんで鳴くこともなく、
とても穏やかな表情で
眠るように旅立ってくれて
本当に、本当に、良かった。
どこが苦しいとか、痛むとか
言葉では何も言わなかったけど
骨上げをしながら説明を聞く時に
「腎臓あたりと心臓がしんどかったね」
(血などがたくさん溜まっていた跡があった)
「筋肉や骨が太くて強いから立てたんだね」
(若い頃、長時間の散歩が趣味で鍛えられてた)
「最後まで美味しく食べてたんだね」
(歯が全部しっかり残ってた)
「鼻の骨が弱かったのかな」
(これはきっと…いつも隙間から鼻だけ出したり、鼻で布団を寄せて巣作りしたり、おやつを鼻で埋めてたせいだ…😂)
って、教えてくれたから
愛犬と会話ができたような気がして
なんだか不思議な気持ちになりました。
怖がりで甘えん坊さんなのに
"立ち上がることを諦めない"という
強さを何度も、教えてくれた愛犬。
18年間たくさんの愛と癒しと
笑いをありがとう。
たくさん頑張ってきたから
天国で、ゆっくり休んでね😊
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?