見出し画像

AAPA『トーク・ミーティング』 vol.1

AAPA『からだの対話の場をひらく』の一環として『トーク・ミーティング』を始めます。
毎回、スピーカーになる方に、自身の「からだが感じていること」を始まりとした話をしてもらい、それを参加者みんなで聞く会です。
参加者間での対話に広がる可能性もありますが、主な目的は「からだが感じていることを言葉にする人の、話を聞くために集まること」です。

以下、初回の概要と、日時や会場、予約方法などのご案内です。
年末が近く催し物の多い時期ですが、上記の主旨とご都合があいましたら、ご参加いただければ嬉しいです。お待ちしています。

実施概要

日時: 2023年 12月 24日(日) 19時~21時
スピーカー: 上本竜平
モデレーター: 長谷川祐輔(哲学のテーブル

料金: 1000円(*月1ワークショップの参加者は無料)
会場: 北千住駅 近辺(*ご予約いただいた方にお知らせします)

予約方法: 以下の申込フォームより、ご予約ください。

企画にあたり(上本竜平)

頭に出てくる言葉だけではなく、普段は意識していない「からだが感じていること」を思い返すことで、出てくる言葉を話すこと。

からだが感じていること(感覚や感情)は、自分自身についての話なので、言葉にして「他者に伝える・理解してもらう」ことが難しかったり、そもそもすべては言葉にできない(したくない)ことだったりします。

たしかに答えというのはなく、話してもどこにも行きつかない話になる、と感じています。けれど、そのまま話さずにいる(ときにそれが「ダンス」と呼ばれたり/呼んだりする)のも、どこかズレた感じになる。

からだは本人のもので、その感覚や感情を言葉にして「他者に伝える・理解してもらう」としても、根本のからだそのものは変わらないから、それぞれ黙々とからだを動かしたほうが良い。

それもそうだと思うと同時に、実際、何が自分はわかっているのか?は、言葉にして他者に伝えてみないと、わからない。
なので「他者に伝える・理解してもらう」ためではなく、「自分に伝える・理解する」ために言葉にする。そのための場を、『トーク・ミーティング』として定期的にひらいてみようと思います。

初回に話す自分(上本)は時おり「自分に伝える・理解する」ために言葉にして話すことがあり、そんな風に話を始めると、最初は・・・よくわからないな、という空気になる。
それは、今回のプロジェクトを通じて集まったメンバーでも、それぞれが日常のなかで出会う人でも同じで、誰にでも共通する「自分と他者の違い」に(話す本人も含め)ゆっくりと馴れていく。そしてあとから振り返ると、それが入口だったと思うことがある。

このことを、年明けの2回目以降の『トーク・ミーティング』に続いていくテーマとして、大事にできればと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?