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脳内補正の快感再び -中谷健一 虚歪民藝(きょわいみんげい)@京都(-12/27)

 年末、京都。

 クラクラするような脳内補正ワールド、中谷健一「虚歪民藝(きょわいみんげい)」@京都 蔦屋書店 6F アートスクエア(-12/27)



 作家の世界観にすっかりやられてしまったのは、6月、銀座シックスの展示。半年前のこととは思えないくらい、鮮やかに記憶に残っている。

 作品は、たとえば、

ひかり福助


エフェクト招き猫


ポンプヒグマ


アンビエントテクノなタヌキ


熊の手


ブリックベア


虚歪⺠藝(きょわいみんげい)とは

概要
中⾕健⼀は北海道⽣まれ。東京を拠点に活動するアーティストです。
タイトルの「虚歪⺠藝(きょわいみんげい)」は、「⺠藝」が⻑い時を経て虚ろに歪みながら形を変え、意志を伝えようという試みとして、ネーミングされています。

昔から⼈々の⽣活に馴染みのある⽇本の⺠芸品をモチーフに⼯芸と⼯業、アナログとデジタル、過去と未来を絶妙なさじ加減で融合、現代の作品へと昇華させ、⺠藝品をアート作品へと変換させていくのがその制作スタイルとなっています。なかでも《エフェクト招き猫》など、独特のノイズや画⾯の乱れなどのデジタル障害「グリッチエフェクト」をイメージした、ユニークな作⾵で知られています。

京都では初となる今回の展⽰では、室内に取り⼊れやすく飾りやすい作品も含め、⼤⼩さまざまな作品を揃えました。⺠芸品を新たな視点でアートへと変換していく中⾕の多様な試みをぜひ直接ご覧ください。

概要 より

 AMBIENT KYOTO(-12/31)のあとに観たので、世界観が重なって(こちらは、拡張世界的な、パロディ的な)、より愉しむことができた。


京都という伝統の街で

 銀座シックスという、面白いものを求めて都会に集う人たちの前での展示は、なんとなくしっくりくるのだけど、伝統文化の街京都での展示というのも、それはそれでパロディ的な意味合いが色濃く感じられる。

また日本のどこかで、「わあ!」という出逢いを楽しみに。


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