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お金とは何か?〜お金にまつわる信用の意味について〜

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お金稼ぎとは信用を稼ぐこと!というような使われ方を良く聞きます。間違いではない思います。むしろ正しいです。なぜなら、信用されなければモノやサービスは購入されません。ただです。上記の文脈で使われる表現はどちらかというと…

信用というより信頼!

という表現のが正しい気がします。通常の日本語で信用と言った場合は「アイツは信用出来る」と言ったような肯定はしてるが、ビジネスライク的でドライな印象を受けます。それに対して「アイツは信頼出来る」と言った場合はさらに進んだ関係という印象になると思います。ただ、信用にせよ。信頼にせよ。この場合は全て金払いの良さという意味になります。

お金そのものにも信用という言葉は良く使われます。信用貨幣論、国定信用貨幣論、信用創造と言ったようにです。しかし、金払いの良さと同じ意味で考えると…

間違えます!

上記の信用はあくまでお金を稼ぐ意味での信用ですが、お金そのものに対して使う信用では…

意味が異なってきます!

正確には金払いの良さも内包していると言った方が正しいかもしれません。じゃあどんな意味になるんだってことですが、こうなります…

相手への貸しが返ってくるかどうか?

この意味だけになります。借金時の審査と同じと考えて良いでしょう。

例えば貨幣の成り立ちを説明する信用貨幣論は元々、取引というのは相手に対する貸しと借りの関係で成り立っており、少人数でやりとりしてる場合は自分達の記憶のみで誰に貸しがあって借りがあってとやっていたのを、取引する人数が増えてくると記憶のみでは対応出来なくなってくるので、貸し借りを記録するモノを用意してそれを証拠とした。いわゆる借用証書のようなモノです。それが流通しだして貨幣となった。という理論です。

国定信用貨幣論も見方によっては貸し借りの関係と言えます。国民に対して納税という負債を与え、決められたモノでその債務を消すことが出来る。という意味では貸し借りで表現出来ます。ただ、こちらは解釈と表現しだいでは言っている意味は同じでも信用貨幣論のような貸し借りとは別物であるという主張があるので注意が必要です。

信用創造に至ってはまさに貸したモノが返ってくるどうか?が重要になります。信用創造は通帳に金額を書くだけでお金を貸せる事を意味します。この場合、相手が大金を貸しても返ってくる可能性が高ければ原理的に銀行はいくらでも貸すことが出来ます。

いかがだったでしょうか?重要な事は同じお金にまつわる同じ単語でも、お金を稼ぐ目線かお金そのものの目線で意味合いが異なってきます。お金そのものの信用の意味は…

相手への貸しが返ってくるかどうか?

になります。最後まで読んで頂きありがとうございます😊


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