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家計貯蓄率に対する誤解

29. 実は物々交換によって成立した社会は発見されていない。相手に対して借りがある、ということの記録がお金のはじまり。

8. 信用創造は複式簿記の知識がないと理解しにくい。普通の人は働いて給料をもらって生活しているので、預金が無から生まれるという説明に納得がいかない。その場合は、お金がなかった太古の時代を想像すればよい。最初に無から創り出さない限り、この世の中のものは何も存在しない。

3. 一般に、銀行は預金を預かって貸し出していると説明されるが、これは間違い。預金は口座単位で管理される。預金口座からお金を引き出せるのは預金者本人だけであり、銀行が別の人に融資するために口座の残高を減らされたという人は未だかつて存在しない。

10. お金の発行者はお金を発行するときに自らの負債として発行する。お札(日銀券)は日銀の負債、銀行預金は銀行の負債という具合に。貨幣発行主体の負債はお金の発行した金額ということになる。

22. 7月から新札に切り替わるがそのニュースはほとんど聞かれない。1万円札の肖像は渋沢栄一。日本で最初の銀行をつくった人物です。

15. 銀行は他行からの振込を受け入れて預金という負債が増えると、振り込んできた銀行から日銀当座預金という資産を受け取る。これで振込の前後で金融機関の純資産は一定に保たれる。

預金は銀行が融資を行った瞬間に発生する。現金を預け入れても預金残高は増えるが、それはかつて預金口座から引き出したお金を元の銀行預金の形に戻しているだけのこと。

6. 信用創造の反対に、預金が減る(消滅する)取引が2つある。それは銀行融資の返済と政府による徴税。

9. お金には発行者と利用者がいる。お札は日銀が発行者、貨幣(コイン)は政府が発行者、それと同様に銀行預金は銀行が発行するお金の一種。現金は本物のお金で、預金は偽物という認識を脱すれば信用創造を理解できるようになる。

お金の歴史に関して

9. お金には発行者と利用者がいる。お札は日銀が発行者、貨幣(コイン)は政府が発行者、それと同様に銀行預金は銀行が発行するお金の一種。現金は本物のお金で、預金は偽物という認識を脱すれば信用創造を理解できるようになる。

30. もしあなたが大きな無人島で新しい国をつくるとしたら、きっと新しいお金を発行するでしょう。あなたの国の人々に労働と繁殖をしてもらうために。そのお金はあなたの負債として発行されるが、それに何か問題でもあるだろうか。

33. マイナンバーカードと預金口座との紐づけをすれば政府からの給付金をスムーズに受け取ることができるというメリットもある。心配なのは情報流出のリスクだろう。

財布の中に現金があるのは、かつて誰かが預金口座からその紙幣を引き出したから。現金より先に預金が存在することに気づくのが正しい貨幣観への第一歩。

16. 財布の中のお札を触って下さい。最初に銀行の預金口座から引き出されたからこそあなたの財布に入ることができたんです。銀行が誰かがお札を預けてくれないと預金が生まれないわけではありません。

35. 紙幣や貨幣のデザインにはメッセージが込められているという議論があり、面白い。その真相を自分で確認することはできないが、貨幣の発生や消滅に関する原理は自分の頭で考えれば解決できる。だからこそ貨幣観を正すことが先。

22時間前

34. 今年7月に行われる新札へ切替えに関するニュースがほとんどない。このことを深読みする発信者もいるが、大きなトラブルもなく切替は行われるだろう。

11. その考え方を拡張すると国債の発行残高は政府が発行したお金の金額ということになる。日本国内を流通しているお金は政府の国債発行&財政支出と銀行による融資で発生したもの。

21. 貨幣(コイン)に関する理解 ・政府が発行 ・政府の負債ではなく、純資産になる ・五円玉だけ漢数字 ・合計はと666円(聖書にも出てくる悪魔の数字) ・法律上、一度に使える枚数に限りがある