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中高文化部男が社交ダンスのプロになった件

皆さんこんにちは。

まだこのnoteを始めてから日が浅いので、もう少し自分語りをしていこうと思います。



私はプロダンサーになってからはまだ2年目(もうすぐ3年)ですが、ダンス歴は今年で7年目になります。ダンス自体は大学の部活に入って始めました。

「大学から始めてプロになれるものなのか?」

と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私のように大学からダンスを始めてそのままプロの世界に足を踏み入れる人は割といます。変な話、ダンスのプロになること自体は簡単です。どちらかというとなってからが大変です。何でもそうかもしれませんけどね。


(余談ですが、社交ダンスの部活やサークルは多くの大学に存在し、舞研(ぶけん、舞踏研究部の略)と呼ばれることが多いです。)


さて、タイトルの通り私は中高6年間は文化部で過ごしました。ダンスはおろか何かスポーツを本格的にやっていたわけでもないのに、気が付いたらダンスのプロになっていたのです。当時の私からは想像も付かなかったことです。実際、高校時代の仲間に「今ダンサーやってるんだ」と言うとかなり驚かれますね。

今日の話はちょうど私が大学に入って社交ダンスを始めた頃の話です。中高時代の話はまた別の機会にします。。。
中高時代の活動は今のダンスにかなり活きているので、ぜひいつかご紹介したいですね。




私は1年間の浪人期間を経て、晴れて東京理科大学へ入学しました。大学に入ったら何か新しいことを始めたいと思っていたので、浪人時代勉強の合間に見た社交ダンスの映像を思い出し、舞踏研究部の門を叩きました。

最初に行ったのは「ステップ講習会」というイベントでした。だいたいみんな、特に男子部員は新歓イベント等で先輩に半ば強制的にこういった催しに連行され、最終的に部に取り込まれていくのですが、私は単身乗り込んでいった変わり者でした。 (それすら後で知りましたが……)

女子の部員はもともとバレエや新体操をしていた、綺麗なドレスに憧れてなどの理由で自発的に入ってきたパターンも多いのですが、男子はそうはいきません。私の場合、3、4年次はコロナの影響でまともに新歓ができませんでしたが、男子部員の獲得は現役当時なかなか難しさを感じていました。これについても別の記事で書きたいですね。書きたいことだらけです。





さて、自ら舞研に足を踏み入れた私は、

「上手いね君!」「めっちゃセンスあるやん!」「天才だ!」

などのリップサービスにまんまと乗せられてすぐにダンスにハマっていき、その後はダンスに明け暮れる大学生活となりました。今思い返せば、あの時からすでに私がプロダンサーになることは決まっていたのかもしれません。。。

入部してから程なくして初めて学生が出る大会に出場しました。その時初めて先輩達の踊りを目の当たりにしたのですが、その時の興奮というのは今でも覚えているものです。今後もどれだけプロで活動していっても、部歴1年目の時に見た先輩の踊りはずっと忘れないでしょう。

一方で、自分がどんな踊りをしていたかは意外と覚えていませんでした。理科大の舞研は昔からYouTubeに大会の動画をアップしていたので、久々に見返してみたらなんともいたたまれない気持ちになりました、、、
共感性羞恥ってやつでしょうか。まあでも良い思い出です。




今日は皆さんにもその羞恥心を味わっていただいて終わりにしたいと思います。それではご覧ください。


“阿部、ダンス始めたってよ”



本当に見られたものではありませんが、これが私のダンスの原点です。
今後も1ダンサーとして、初心を思い出す良い機会となりました。

ちなみに、理科大舞研のチャンネルは最近もちょくちょく動画をアップロードしておりますので、ぜひご覧ください。



では今日はこのへんで。
次回もお楽しみに!


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