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レイアレン自伝

「充分な高さまで飛ばなかったのではないか。ボールを高く上げられなかったのではないか。これは入らない」

 NBA史上最高のシューターがキャリアで最高のショットを打った瞬間に考えたことだそうだ。

 自分のルーティーンを守り、何本ものシュートを打ち続けてきた選手が。

 チームのエースとして、数々の修羅場を掻い潜ってきた選手が。

 ビックショットを打つときは、"決めた"ときのことを考える、というメンタルをもった選手が。

 それでも不安なのだ。

 どんなに努力しても、どんなに万全の準備をしても、どんなに成功と失敗を経験しても完璧はない。だから今日もシュートを打とう。そう言われている気分がした。

「チャレンジのための準備は、決して謎めいたものではない。成功するのに必要なものはいつだって変わらない。
 コミットメントだ。来る日も、来る日も。来る年も、来る年も」

 そのコミットメント(献身)はチャレンジの瞬間が来たときに安心するためのものではない。その瞬間、少しの自信次の挑戦に向けたモチベーションを得るために。そんな風に私は感じました。

<<<<<<<こぼれ話>>>>>>>

「レイ・アレン自伝 史上最高のシューターになるために」 東邦出版

●レイアレンの人柄は結構イメージ通り、だけど恋愛については意外?だった。
●この類の本は嫌だったことは遠慮なく書かれるけどそんな中でレブロンの評価は高かった。やっぱり人を惹きつけるものをもってるのだと思う。
●表向きは輝いているチームもたくさんの問題を抱えている。これは本当にどんなチームも同じなんだな、、、

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