生命を理解せぬ人々の活動は、その生存のあいだを通じて、自己の生存のためのたたかいや、快楽の獲得や、苦悩を逃れることや、避けがたい死を遠ざけることに向けられている。だが快楽の増大は、たたかいの緊張度と、苦悩に対する感受性とを増大させ、死を近づける。
トルストイ『人生論』第二十六章
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