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眩しい季節

寒いッス。

「寒さ暑さも彼岸まで」

っとは昔ながらの諺。

今は春のお彼岸の頃。

ならば寒さもそろそろ溶けていきなそうな気もするが、寒い。

景色を見渡してみると目に映る山々の木達は、緑を映えさせて良いのか灰色のままで良いのか戸惑っているかのように見える。

遠くの山にはうっすらと白化粧が施されているではないか。

寒そ~( ´∀`)

まあ、あと一時のことなんでしょうけどね。

寒い、サムイ🥶

まあ寒いほうがこれから咲き乱れる桜も「寒桜」だったっけ。

散るのも遅くなるという話を聞いたことがある。

なので寒いのも悪くないのかもしれない。

そうなのか?

まあ、それは良いとして寒いとはいえど3月20日の春分の日を越えて太陽の力は徐々に増している気がする。

たまに朝早く目が覚めた時には既に外が明るかったり。

ちょっと前は暗かったりしていたので、季節は進んでいるんだなと早朝の明るさにしみじみと感じる今日この頃。

その時間帯の空の雰囲気とその下に広がる景色って妙に画になったりする。

「早起きは三文の徳」とはよく言うが、それも一文の価値があるのかもしれない。

じきすれば暖かくなる。

今度朝早く目が覚めた時は、愛車(チャリンコ)で早朝散歩と意気込んでみようか。

ま、できれば位のつもりでね。

そういえば自販機も気付いたら全部「COLD」の表示になってたりする自販機も見かける。

寒いけど、待ったなしなんですね。

さて、この暑いの寒いのというやつ。

この季節変化は太陽の位置が関係しているそうだ。

地上が暖められる強さが太陽の位置と密接しているんでしょうね。

1年の間で一番日が長くなるのは「夏至」の頃。

その頃には太陽の高度が高くなり、それだけ地上が太陽に照らされるということ。

なので季節は「夏」になる。

逆に日が1番短くなるのは「冬至」の頃。

太陽の高度が低くなるから「冬」になるわけだ。

っということは太陽の位置が高くなろうとしているので今時分寒さは残っているものの、間違いなく季節は進んでいるというわけだ。

やはり本格的な春はすぐそこなんですよ。

その太陽の位置と密接に関係している暦(こよみ)というもの。

日本では1872年(明治5年)に「改暦の詔書」が出され、当時の明治5年12月2日の翌日を明治6年1月1日としたそうだ。(*国立天文台NAO.J参照)

なので現行日本が使用している太陽暦はグレゴリオ暦と呼びますよね。

ちなみにグレゴリオ暦は1582年のローマ法王グレゴリウス13世によって行われたそう。

1582年の段階でローマ法王は13世にも渡って継がれているというのにも歴史の積み重ねを感じるが。

そのグレゴリオ暦が採用される前の日本では太陰太陽暦というのが使用されていたそうだ。

俗に言う「旧暦」ってやつですね。

地球が太陽のまわりを一周する時間の長さを1年とするのが「太陽暦」。

月が新月から次の新月になるまでを1か月とするのが「太陰暦」。

この二つを組み合わせた暦を「太陰太陽暦」と呼び、これが昔からの日本の暮らしの暦だったというわけだ。

なるほど、ですね。

さらに太陽暦の一年を四等分した春夏秋冬に、二十四等分した二十四節季と、七十二等分した七十二候とこまやかに季節の移ろいを旧暦は描いている。

七十二候には、例えば春分の初候にあたる「雀始めて巣くう」(新暦で3月20日~24日頃)と自然現象を述べているように、文言は季節の一瞬のリズム感に満ちたものだったりする。

そして田植えや稲刈りの時期など農作業の目安にしていたわけなんですね。

「農事暦」と呼ぶそうです。

そのように細やかに季節を分け、日本ならではの生活感を「旧暦」は描いていたわけだ。

最近では季節の境目があやふやになりつつあるが…。

明日23日には春の彼岸明けとなる。

季節は進んでいき、太陽の位置は「夏至」に向かってどんどんと高くなるのだろう。

眩い季節が訪れようとするわけだ。


I’m gonna soak up the sun
gonna tell everyone 
To lighten up(I’ⅿ gonna tell′em that)
I’ve got no one to blame
For every time I feel lame
I’m looking up
I′ⅿ gonna soak up the sun

太陽をいっぱいに浴びて
みんなに言うわ
元気を出して(それをみんなに言いたいの)
私がどうしようもない気分の時だって
誰にも文句は言わせない
私は上を見ているの
太陽をいっぱいに浴びるの 

ソーク・アップ・ザ・サン 歌詞
和訳「カモン・カモン」和訳より
シェリル・クロウ

2002年にシンガー・ソングライタ―、シェリル・クロウが発表したアルバム「カモン・カモン」に収録されたファースト・シングル「ソーク・アップ・ザ・サン」。

デビューとしては遅咲きの方で、1993年31歳の時に「チューズデイ・ナイト・ミュージック・クラブ」でデビューを果たす。

現在までに世界で5000万枚のレコード・セールスを記録して、グラミー賞には32回もノミネートされてるんですって。

凄いっすね。

そして「カモン・カモン」は4枚目のオリジナル・アルバムでたっぷりな太陽の光の元、シェリルがサングラスをかけてギターをまさしく弾こうとしているその瞬間のジャケットが描かれている。

そのジャケットが妙に印象に残っていて…。


こんなジャケットです


ブックカバー内側 シェリル・クロウカッコイイですね。


アルバムからの先行シングルで「ソーク・アップ・ザ・サン」はリリースされた。

このアルバム・ジャケットの世界感と曲が凄くマッチしてて、当時よく聴いたもんだ。

その頃の有線で確かよく流れていた記憶があり、4月~5月だったかな。

気候と太陽の具合のGOODさが重なって妙に開放的な気分にさせてくれる曲だと記憶している。

そしギターを抱えて、颯爽とつま弾く様子がカッコ良くキレイなお姉さん的な感覚で、その当時は憧れを覚えたもんだ(笑)

うん、シェリル・クロウはやはり好きなシンガーだ。

明るく日の当たる海岸線を辿っているような気分にさせてくれる、太陽の季節にピッタリ。

歌詞もシェリル自身が2001年に体調を崩して入院した時に、若くてクレイジーだった頃を思い出して前向きになろうと思い書いたものだそうだ。

それで凄くポジティブなメッセージなんですね。

今でも大好きな曲だ。

そしてこれからの「眩い季節にピッタリ」かも。

ちょいと季節感はまだ早いかもしれませんが…。

曲のように太陽をいっぱいに浴びて気持ちを上向かせる時期が訪れようとしている。

「暦」から分かるように、人々の生活と密接している太陽の光…

何でも人は日の光を浴びると「メラトニン」と「ビタミンD」を生成するそうだ。

人間にも心と体の養分となる「光合成」が必要なんすね!

ってなわけで…

太陽の光を浴びに外にくり出そうではありませんか~。

記事を最後まで読んで頂き誠にありがとうございます!




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