見出し画像

娘にオラつかれる私たち。

この夏、はじめての飛行機、はじめての外国、はじめての祖父母・叔父との対面…とはじめてのことをたくさん経験した娘。

楽しいこともたくさんあったけれど、着いてそうそう”はじめてのコロちゃん感染”まで経験することとなってしまった。

娘自身が具合が悪かった間はもちろん、良くなってからも数日は家庭内隔離が続き、宿泊していた部屋と庭以外は行き来できない日々。

娘の隔離期間が終わっても主人と私はいまだ具合がすこぶる悪く、あまり遊び相手ができず…。
せっかくイギリスに来ているというのに、部屋でNetflixを見させてばかり。

慣れない環境、
出かけられない不自由さ、
ろくに相手をしてもらえない寂しさ。

保育園で毎日お友達とたくさんの楽しみがあった日々とのギャップに相当なストレスを抱えていたのだろう。

次第に癇癪がひどくなっていき、少しでも気に入らないことがあると大きな声で喚き散らし、叩いたり蹴ったりをどこでも構わずするようになった。

私も主人も自分の体調不良で余裕がなく、そんな娘に寄り添えずに𠮟りつけてしまった瞬間がたくさんあった。


帰国して20日が経った今日、相変わらず癇癪やいたずらで私や主人の精神限界値突破を試みてくるけれど、それでもイギリス滞在時よりはずっと落ち着いて過ごせるようになった娘。


それくらい彼女にとって

主人と私が健康でいること、
保育園でたくさんのアクティビティがあること、
それらをひっくるめた秩序のある日常が大切なのだなぁ…と痛感。




ただその一方で、すごく驚いていることがあって。

それは、急激に伸びた娘の英語力!

イギリス滞在中も、公園などへ遊びに行った際は臆せず現地の子どもたちの輪に入っていた娘。

遊具で遊んでいる姿を遠くで見守っていると、気がついたら「お友達ができたー!」と手をつないだりハグしたりしていて、びっくりしたっけ。


娘の積極性や社交性にも驚かされたのだけど、
現地で英語にたくさん触れたことで彼女の脳内にストックされていた英語のコップから最後の一滴が溢れ出したようで。

帰国後、自分からたくさん英語で話し出すようになった。

娘にとっては、英語は遊び道具。
ままごとをしながら、お人形さん遊びをしながら、ブロックで遊びながら英語で話している。

驚いたのはその応用ぶりで、例えば
"Let me ..." というフレーズを覚えると、それを何通りにも自在に変化させている。

"Let me try." や "Let me do this." 
長いのだと"Let me go this way."とか言っちゃう。


なにかお願いされた時のお返事は "Sure!"
語尾に "isn't it?" や "right?" もつけちゃう。



でも中には面白いのもあって、
「何しているの?」と聞きたいとき娘は
"What are you doing here?" 
と言うのだ。


この文章、最後に"here"が付くと途端に

「ここで一体何をやってんだよ!?」

的なニュアンスになってしまう。
(言い方にもよる)



同じ部屋にいるだけで、
「ここで何やってんだよオイ!?」
オラつかれる主人と私。


いつかくる思春期の備えにでもしようと思う。




最後に。

実は今日、あまりにもこちらの精神的限界値を試してくる娘にプッツン切れてしまい、あとから思うと「他にもやりようがあったんじゃ…」と思うようなことをたくさんしてしまった。

それでも最後は冷静に話をし仲直りのハグをできたから、その記事を書こうとしたけれど、何度書いても気持ちがズーンとなる…。から、やめた。


親になるって、大変だ。
子どもも頑張ってるけど、親だってその時の精一杯をやってて、それでも心が追いつかないことがある。

そんなとき自分を責めたり後悔する必要はなくて、ただただ明日に活かせばいい。
そして活かすためにも、まずは自分にとことん優しくしよう。

そんな気持ちにさせてくれた記事がこちら。

ゆきママさんの記事、毎回爆笑だけれど今回はじんわり沁みました。
でも最後のオチにはやはり吹きました😂

子育て世代のみなさま、ぜひ♪

この記事が参加している募集

子どもの成長記録

夏の思い出

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?