じん しょう

青森県でりんごを栽培をしています。 目立って話すコトは好きではないのと、 自己満足とし…

じん しょう

青森県でりんごを栽培をしています。 目立って話すコトは好きではないのと、 自己満足としてりんごのことを ダラダラ書き連ねたい。 それと自分と似た様な境遇の人がいたら、 少しでも文章でよければ助けになりたい。

最近の記事

霜ガード

花がちょうど咲く時期は 1番花が弱い時 人工授粉は徹底している 人工授粉した花でも 子房まで凍るとダメになる 不安を取り消す為に 畑に細かく火を炊く 燃焼法があるが 民家に囲まれた畑の為 今後もやる事はない そんな時は霜ガードを散布する 昼間のあたたかい気温を 閉じ込めるだから霜を抑制する 雨が降っても大丈夫な様に 固着剤グッドパートナーと使用 何日ほどかは持つみたいだ 散布時期は 1番あたたかくなる時間帯 昼頃がいいんだそう 3時までには終われるように散布で 明日の

    • 王林の花は勝負

      霜は怖い。 ルンルン気分を一気に壊す。 今年の状況として 蕾が出来たタイミングから中心花が どうもおかしかった。 マイナス気温はないものの 霜は2回ほど降りたので、それだと思う。 すぐ様わるとめしべが小さいまたは茶色い 最初は2割だと思ってたが 頂芽だけ4割の霜だと思う。 こうなった場合は 側花を立てるのだが その側花がどれだけ健全であっても サビ果素質を有してとして生まれてくる。 だからある程度のつるサビはもう覚悟。 まぁでも花の量はあるので 後から摘果で判断。 電話

      • くしゃくしゃにまとめて

        頭も悪くて、運動も出来なくて、 何やってもセンスなくて、 容姿も褒められない 何も取り柄のない自分だけど 自分の普段の行動を見てくれている人が たくさんいるんだって思った事があって クラスでアンケートをとった時に 真面目 優しい ランキングで1位をつけてくれて それが とてもびっくりして とても恥ずかしくて とても嬉しかった。 そう言えば 小学校の頃、担任が変わる最後の日に 今まで赤点とったテストは 今日全部先生に出して ありがとう言ってお別れしましょうみたいな そんな日

        • 剪定や木の生理についていくらでも話せる仲間

          自分の剪定方法としては 結果母子型丸葉栽培 日差しの入りがよく、先端が1番高くなるので 非常に色も水も引っ張ってくれる 剪定方法だと思っている。 強い部分はその部分で牽制かけながら 少し遠めに作る その部分の背中出る枝を 花台性質に持っていくためと すぐに大きくならない様にする為 だから牽制かけながら 先端に引っ張るものを基本的にはつけない 例えば水の流れにくいところから作る場合は これと全く反対の剪定をする 引っ張る為に先端も3本つけたりする これをブロックで見て 剪

          馬鹿と天才は紙一重

          こう思う事は多々ある。 ただ、言葉的には自分なりに違っていて 全く違う考えが行動が 時には同じくなる そんな瞬間がある 例えば 相手が何から何まで全て話してくれる時に 楽しく話してる人って なんだか心許しちゃうみたいな 心の動き 話の流れで失敗談なんて聞いてしまうと 実は自分もこんな失敗してさとか 勝手に口が開いて話してしまう そんな時1つと。 話の間の隙をみながら 的確に今だって質問をしてくるタイプ その人は確実に知っていながら まずは知ってる事を聞いてくる 同じ感情だ

          馬鹿と天才は紙一重

          革工房よしださん

          板柳町にある革工房よしださん 主にりんごの剪定などに使われる ベルト、鋸入れ、鋏入れが売っています。 品質が良く手の込んだ網目 頑丈で長持ちします。 特にアブラを染み込ませて作った 多脂革は分厚くて、エイジングも楽しめます。 昔から長く使えるって言葉は大好きで 10年前に買った服やブーツは 今でも大事に育てています 10年も同じ服や靴を履いていると なんか昔の自分にありがとうって思います。 まあなんせ、根っからの貧乏性なので 1回いいの買ったらもう買わなくていい って頭で

          革工房よしださん

          津軽剪定鋸

          現在で言えば 使い捨ての鋸の量産品が 大量に生産され使われています。 それについて何も不満はないのですが ただ自分は 職人さんが手がけた愛ある作品を 生涯使わせていただきたいので 手入れが大変だろうと例え高価であろうと 手打ち鋸を使います。 使い捨てと言われる鋸も 全て同じ様にまとめるわけでもないけど 刃先も含めて 固く出来上がっています。 非常に壊れにくいです。 では大きく何が違うかと言えば 切り口の綺麗さです。 たかがそれがと思う人も多くいますが 切り口が綺麗だと

          剪定鋏

          山形県の鋏【飛龍】 独狐の鋏を研究したのだそう。 独狐の鋏ってのは、 素晴らしくいい鋼を使ってる訳ではないのに この世の中で1番切れるとの鋏。 独狐の鋏は本当になぜこんなに切れるんかって 思う位に手に負荷がかからない。 スパっと切れるって表現ではなくて、 枝が抜けていく様にスルスル切れる。 枝ってこんなにやわらかかったっけ? って言っても過言ではないくらい 素晴らしい逸品だ。 飛龍は購入してから 時間が経っていないのでまだなんともだけど 細い枝はヌルりと切れる。 これが

          葉とらずりんごと思うこと。

          【ふじ】 名前くらいは知ってるはずだ。 ふじって言っても 袋かけるのもあるけど 葉っぱをとってあげるものが一般的に 【サンふじ】と言われる。 大まかに 最近は省力化目的や 暑さ対策 葉をとらない 【葉とらずふじ】が少しずつ増えてきてる。 なんだか名前から 美味しそうだよね。 赤いりんごに慣れすぎて 葉型が残るのを嫌う人も多い。 確かに美味しく感じるんだけど 葉っぱをとるとらないなんて 正直、本当にどっちでもいいって思ってる。 誰かをバカにするわけでもなんでもなくて

          葉とらずりんごと思うこと。

          りんご事業について

          農家を始める前に チラッと聞こえた りんご基幹青年事業。 青森県りんご協会や 青森県の税金を使わせてもらう、 通称りんごの学校みたいなものがあって、 りんご農家の若手がたくさん集まるらしくて、 なんか楽しそうだなって思って Googleで地図を調べて 【りんご協会】を入れて 車で直行。 偶然にも募集中との事で ギリギリ参加申し込みした。 これが自分のりんご人生を 大きく変えた。 後からチラシ来てわかったんだけど、 年間ほぼ宿泊アリ 2年間で50日の勉強会らしく、 こんな

          りんご事業について

          自分の地域のりんご農家としての考え方

          自分の村では 約8.9割ほどはりんご農家で【兼業も含む】 隣もその隣もその隣の家ももりんご農家であり 地域ならではの団結力や情報量は多い それゆえに悪い噂の流れは早くて 怖いところもあるけれど。 そういえば まだ小学生だった時 将来の夢をクラス内で発表し合う会があって それぞれ 先生になりたいとか 博士になりたいとか 歯医者になりたいとか プロ野球選手になりたいとか お菓子屋さんになりたいとか 発表し合って どれもすごくいいねって みんなも先生も拍手してたんだ でも自分の

          自分の地域のりんご農家としての考え方

          自己紹介と剪定と言われる事について考える

          よく果実や野菜と言えば 太陽を当てるから美味しくなるとか 収穫量を減らすから美味しくなるとか 完熟とか 有機肥料を使うとか 微生物を増やしていくとか 自分はどれも否定はないけど 一般的には言葉にはわかりやすいと言うか 素晴らしい響きに聞こえる 素晴らしいどころか 美味しそうにも聞こえる 剪定を一生懸命学んでるって伝えるのは なにか弱くて 声を大にして言うことではない。 農家に向けて言うならいいが、 消費者に剪定を深くわかってもらいたい 訳でもないからだ ただ、もしも究極

          自己紹介と剪定と言われる事について考える