見出し画像

モード学園スタイリスト学科:プロを目指す人に伝える時、小手先や表面的なスキルとならないように【ジャケットブラウス着回しコーデ】

パーソナルスタイリングを”受ける人”ではなく何かしら”提供する側になる可能性を持つ人”にスキルを伝える時。必ず着るブラウスジャケットをチョイスして臨んだモード学園スタイリスト学科さんでの講義。

私がプロを目指した時、まだ育成学校時代初めて師匠である政近準子に選んでもらったコム・デ・ギャルソンの古着です。


迷彩柄のブラウスジャケットがそう。師匠と一緒に講義の日モード学園の教室内にて


学生だった当時は、自分の服を考えるのは楽しいし買い物も上手にできるし、他の方にも[大満足とは言わなくてもちょっとくらい喜んでもらえるものは選べるだろう]とたかを括っていた私。しかし、クラスメートに選ぶという授業があった時、尽く、全く、選べない。提案したもの全然受け入れてもらえない

服1着を選ぶことの難しさを痛感してお店でご迷惑にも大号泣した時に、服を選ぶことの見本というか、【その時に私に必要だった私がパーソナルスタイリストとして踏み出せるための服装】をチョイスしてくださったものです。


技術やスキルはプロとして必要で、お客様から見たらプロが持っていて当たり前のもの。

使い熟すためにはもっと大事な人として仕事と向き合う根幹や本質があって、具体的なスキルは枝葉に分かれ出たある意味使い方によっては小手先にもなるし、習得までのプロセスはかっこよくないし単調だし地道なもの


その枝葉、分かれ出たもの、一見小手先、表層に見えるもの、をいかにスキルや技術を扱うかに関わる本質が透けて見えて、根幹を感じながら授業をお届けできるか。小手先のテクニックにならないように。毎回私のチャレンジです。


プロとしての本質やマインドは政近から講義があります


そんな風にギャルソンから初心に立ち返る気合をもらって立つので、これまではバシッと黒を合わせて「行くぞ!!」と気合コーデを考えていました。


去年は冬場に、ジャケットINに合わせてます

この日は猛暑もあり、生徒さんとは初回顔合わせではないリラックス感もあり、初めて白ベースで肩の力を抜いたコーディネートをしました。

今年。生徒さんと。うん、リラックスしとる笑



白いスカートに見えるのはこのワンピース。


白いワンピースの上に、淡いピンクのジレを重ねて、ギャルソン迷彩を着ています

気合ジャケットも、いろんな表情や想いを表現するために使えるスキルを伝える講義だから。私自身もスキルに向き合い続けて10年経って、初心を忘れず新たな境地に向かっていきたいと思います☺️



INSTAGRAM: https://www.instagram.com/a.nishihata
FACEBOOK: https://www.facebook.com/achukong/
TWITTER :https://twitter.com/atsukonishihata

働く女性のファッションが変われば評価が、ひいては年収が、人生が、変わります。一人の女性の服装は周囲にも影響を与え、組織も変えて行きます。

ファッション哲学を通して変革をサポートする、企業様との企画もぜひお気軽にご相談ください。
簡単なチャートで自分に合うブランドがわかる診断をプレゼント!
5日間フォローメールがもれなくついてくるメルマガ登録はこちらから👇






よろしければぜひサポートをお願いいたします。読者の方ともう一歩深いコミュニケーションを深めたり、濃くご覧くださっている方に向けて何をお伝えできるかより考えていくきっかけとして役立たせて頂きます。