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見るのを中断している映画やドラマ

イギリス英語が好きな私は、イギリスの映画やドラマを見るのも好き。

でもたまに、絵に描いたようなクズ男が登場するドラマがありまして。
それもなかなか典型的なイギリスドラマって感じではあるのですが、
あまりのクズっぷりが辛くなって、見るのを中断しているものがいくつかあります。
日を置いてから見るつもりではいますが、クズがクズすぎてエピソードをいくつも一気見するのはキツすぎ。

とにかくキモい陰キャが主役だったりするの。
そらあんた人生詰むやろ、みたいなタイプ。
こういうキャラを中心に据えるところがワケわからんくて好き。
他の登場人物も、かっこいい美男美女がいるでなく、有能なやり手が出てくるでなく、なんやねんこれ、みたいなドラマは、なんともイギリスっぽいと私は勝手に思っている。


クズっぷりが辛くてみるのを中断しているものとは別に、
昔は大好きだったのに、今見ると笑えないなぁ…となって中断しているものもあります。
こちらはアメリカ映画なんだけど、かつて面白いと思えたテンポの良いジョークやアクションが、ちょっと笑えないほど差別発言含みすぎで、アクションというかイジリはハラスメントすぎて、ちょっと引く。
好きだったのになー、もう今は面白く思えないなーと、見るのをやめてしまった。

10年20年と経つうちに、少しずつ世の中の「常識」は変わっていってるんだなと感じる。
行きすぎた抗議活動や物議をかもす争論など、あっちに揺れこっちに揺れ、徐々に落ち着く場所に収まりそれが「常識」となる。
半世紀以上生きてると、そういった変化の過程をいくつか経験するので、常識やマナーなんて変化するもんだと実感する。

それに応じて個人の感性もけっこう変化するんだなと、かつて好きだったのに楽しめなくなった映画を見て思ったのでした。



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