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サッカー観戦の為にはサッカー選手より走らなくては行けない

11キロ
サッカー選手が1試合に走る平均走行距離
天皇杯福島県代表決定戦
福島ユナイテッドFC×いわきFC
会場は福島市あづま総合運動公園

J3の試合であれば
福島駅前から試合会場である
あづま総合運動公園までの無料シャトルバスが運行されているのだけれど
天皇杯
どうやらバス出てない
片道約10キロ
往復約20キロ
走るしかない

福島駅の東口の向こう側
オシャレな町のメガネ屋さん
ニューヤヴウチビルの中庭で
リバービーチコーヒーの
チャイトニック【チャイ+トニック】
とパン屋のバロさんのシナモンロールを
もふもふしながら

ひなたぼっこ
仙台から移動式本屋
ペンギン文庫さんも
出店していて
あらお久しぶり
なんて
和やかな
時間
わざわざ20キロ走ってまで
サッカー観戦する必要性が果たしてあるのか?
両チームにそこまでの思い入れもないのに

自問自答
しながら
足は西へ西へ
向かっている
フルーツラインが
縦に通っている
福島西部へ

信号待ちの間
滴り落ちる汗が
アスファルトを
黒く染める 
さよなら
ミネラル
なぜいきなりサッカー観戦しようと思ったのだろう
確かに
天皇杯
決定戦
福島ユナイテッドFC×いわきFC
レアなシチュエーション
ではあるけれど


真夜中から明け方まで
石野卓球のDJで踊っていたあの時間からまだ
7時間
寝てない事による
ナチュラルハイ
無駄に自分を
追い込む
試練
やも
知れん

これから
 熱い 
戦い
が始まる

熱さが
 熱さが 
伝播した
ふっふっ
はっはっ
ふっふっ
はっはっ
ナチュラルハイ
から
ランナーズハイ
ふっふっ
はっはっ
  ふっふっ  
はっはっ
ふっふっ
はっはっ
天皇杯福島県代表決定戦
キックオフ
5分前
 いわきFCサイドで
 汗だくのTシャツを
もぞもぞと
 乳首を見せないように 
着替えて
スターティングメンバーを
 確認する 
名前と番号と顔が
一致しないけれど
 些細な事さ
90分後
  また再び  
走り出すまでの
ハーフタイム
 














雨ニモマケズ 風ニモマケズ