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アドラー心理学と子育てと私

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パパが子育てにて、アドラー心理学の実践しています。 といいつつ、最近、ただの子煩悩日記になっています。 長男、次男の男兄弟で、三歳差です。
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2016年6月の記事一覧

書評:『子どもの教育』(アルフレッド・アドラー)

『子どもの教育』(アルフレッド・アドラー)
https://goo.gl/1GkBVw

『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』の岸見一郎さんが翻訳をされているアドラーの1930年に原著のある本です。題名通り、子どもの教育について書かれています。

アドラーがアドラー心理学(正確に言うと個人心理学)を作ったのは、第一次世界大戦で荒廃したオーストリアの子どもを救うためだそうです。なので、目的に一番近いの

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書評:『幸せになる勇気』(岸見 一郎, 古賀 史健)

『幸せになる勇気』(岸見 一郎, 古賀 史健)(http://goo.gl/0jWmk3)岸見一郎さんの本や、岸見さんが翻訳されたアドラーの本は好きなのですが、私は、古賀さんの本に好感が持てないでいます(すごく読みやすいのは確かで、中身もあるのですが、煽りが過ぎるように私には思えます)

この本の主人公は、そういう似非アドレリアンであって、これが、哲人である岸見先生と問答する『ソクラテスの弁明』ス

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