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第4回CAL主催アンソロジー小説企画「ヴァンパイア」の御知らせ

【第4回企画参加メンバー一覧】


※( )内はサブテーマの宝石と宝石言葉を表します。[現13名]

【参加作家】
・由良瓏砂(ムーンストーン:真実)
・犬尾春陽(タンザナイト:誇り高い)
・染夜美月(スフェーン:目標達成)
・松本玲佳(黒水晶:魔除け)
・優月朔雨(真珠:長寿)
・夜市川鞠(マラカイト:危険な愛情)

・雨庭有沙(ローズクォーツ:真実の愛)
・常世田美穂(ラリマー:安らぎ)
・名津乃綾(ロードクロサイト:秘めた情熱)
・Ito.N.Noel(ガーネット:忠実)
・三橋曜(マザーオブパール:母性愛)

・華嵐鵺[すずらん猫](アレキサンドライト:秘めた想い)
・鈴村智久(鉛:忍耐)

【編集部メンバー】

・鈴村智久
・由良瓏砂
・黒本未莉
・朧夢謌音

【企画概要】

2022年に発足した文芸叢書CAL(Classic Anthology Library)ではこの度、第4回企画「ヴァンパイア(吸血鬼)」をテーマにしたゴシック系アンソロジー小説の出版を予定しております。
書籍はデザインエッグ社から「単行本」と「電子書籍」の両方で、Amazon上にて全国一斉発売となります。
前回までの出版物の紹介記事は以下のリンク先からお読みいただけます(カバーや中身のページなどがチェックできます)。
詳細は以下「募集要項」を御確認下さいませ。

※なお、新規メンバー様は必ず本企画の「Q & A」まで御読みいただきますよう、よろしくお願い致します。

【募集要項】
形式:小説(ライトノベルはNG。純文学路線の作風歓迎)
・文字数
:4000字以上〜4400字まで(400字詰原稿用紙換算10〜11枚)。
文字数は4000字を必ず越え、4400字に収まる形でお願いいたします。
・期限2024年5月15日(締切)
・出版予定日:2024年夏頃予定
・原稿送信先:本企画では全メンバー様に校正担当者が付きます。原稿完成後、鈴村智久(編集長)のTwitterのDMまで御一報ください。その後、連絡用メールアドレスを送信いたします。
・一般募集枠から応募される皆様へ:
CAL正規メンバー採用を御希望される方は、CAL OFFICIALあるいは編集長のDMまで、以下のフォーマットに沿った「メンバー志願書」を御提出くださいませ。
編集部で吟味した後、採用メンバーのみに御返信させていただきます。
※大変恐縮ではございますが、編集部多忙につき3日以内に返信がない場合は「不採用」という認識でよろしくお願い致します。

①出身地
②生年月日(生年は任意)
③現職(会社員など)
④経歴(任意)
⑤これまでの文学・芸術面での活動紹介(300字程度)。
⑥ペンネームとそのローマ字(パスポート)表記
⑦CALメンバーになりたい理由、CALを知った理由など
⑧以下の同意事項への御了承
・宣伝協力
・本記事の約束事の遵守
・Xアカウントその他で、御本人写真公開の作家として御活動できる(している)方

志願書のフォーマットは上記①~⑧となります。
こちらの情報を添えてDMまで御一報いただきますよう、よろしくお願い致します。

【第4回企画コンセプト】

①メインテーマ「吸血鬼」
②サブテーマ:「宝石言葉」

・①「吸血鬼」について
企画の方向性は「純文学的なゴシック小説」です。

「吸血鬼」(vampire)というゴシック文学のジャンルはすでに確立され、小説、映画、漫画、アニメ、ゲーム、その他商業用企画でもコンテンツとして圧倒的な知名度を持っています。
また、現在では東欧の吸血鬼伝承などの民俗学的なデータベースにも容易にアクセス可能となっております。
このため、吸血鬼の具体的特徴や登場人物がなぜ吸血鬼になったのかという詳しい経緯・理由などについての説明を繰り返す必要はございません。
本企画が求めているのは吸血鬼を登場人物の設定として、あるいは物語の背景に取り込んだ「純文学作品」です。
共通テーマの吸血鬼はあくまで小説を彩る装飾であり、各作家様が御持ちの文学的テーマを深化させる素材に使っていただくことが本企画の目的です。

・純文学的な作風推奨
・ゴシック文学に相応しい耽美主義的、悪魔主義的な美しく華麗な文体を奨励
・ライトノベル的な設定や会話文過多の作品は不可

古典的なゴシック的舞台(洋館、墓地、教会、洞窟、夜の森など)や吸血鬼特有の設定(十字架、ニンニク、太陽光線の忌避など)を採用していただくことはもちろん可能です。
しかし、ステレオタイプ化や他の作家様との内容的重複を避けるため、可能な限り斬新で文学的な表現を試みるか、あるいはまったくオリジナルな要素を付け加えるなどの工夫を心掛けてください。

(よくある展開1)「大きな洋館に吸血鬼の主人が暮らしており、偶然にもそこで滞在することになった主人公が主人の正体に気付いてしまう」
(よくある展開2)「吸血鬼と人間の混血のハンターが、人間に危害を加える吸血鬼たちを退治していく中で、人間社会との共存に葛藤する」

上記の「展開1」は古典的なゴシック小説で様式化されているため、踏襲する場合は創意工夫が必要になります。
「展開2」に見られるような「吸血鬼ハンター」系は平成以降の吸血鬼小説やそのメディアミックスに比較的多いプロットになるため、本企画では掲載不可となります。
「私にしか絶対に書くことのできないメッセージ、文体、展開」を持たせて先行作品との徹底的な違いを際立たせて下さい。

・②「宝石言葉」について
今回の企画では、全メンバーが宝石言葉からサブテーマを決定します。
以下の「
宝石言葉リスト」から、御好きな宝石をお選び下さい。
御自身の誕生石でもかまいませんし、企画用に選択していただいた宝石でもかまいません。

(例)「アレキサンドライト」
吸血鬼という共通テーマを軸に、アレキサンドライトの宝石言葉である「高貴、情熱、秘めた思い」(複数ある場合は一つでもOK)にまつわる小説となります。
作中に御自身が選択された宝石を実際に登場させるかどうかの判断は自由となります。
なお、宝石言葉の重複を避けるため、必ず事前に選択した宝石と言葉の御連絡をよろしくお願い致します。


(CAL編集長:鈴村智久)

※企画イメージ:Carl Theodor Dreyer ≪Vampyr≫ (1932)

【原稿の注意事項】

・「寄稿数」:寄稿は御一人様一作品のみとなります(複数作品の下読みは対応しておりません)。
・「送信後の修正依頼は禁止」:一般的な文学賞と同じく、原稿送信後に寄稿者様の御都合による修正依頼は例外なく不可能となりますので、あらかじめ御了承ください。
・「推敲」:御寄稿前に必ず文章チェック(誤字、脱字、文字数など)をよろしく御願い致します。
・「送信のタイミング」:文体やテーマ性など、十分に推敲を重ねられた方に限り、締切月よりも早めに送信していただいてもかまいません。これは締切後に編集作業が一極集中するのを回避するためです。
・「テーマとの合致」:御寄稿は必ず企画テーマに沿った作品で御願い致します。企画に合わない場合、作品全体もしくは修正依頼を御願いする場合があります。あらかじめ御了承下さい。なお、修正が作品全体に及ぶほど多岐になったり、こちらの修正依頼案を受け入れられない場合は、大変申し訳ありませんが御参加を御遠慮させていただく場合がございます。
・「送信時の推奨フォーマット」:MacユーザーはPages(縦書き、文字フォント9.5、ヒラギノPro明朝体)、Windowsの方はWordで互換性のある一般的な文書形式(PDF不可)を推奨させていただいております。小説データ送受信はすべてTwitterではなくメールアドレスで行います。
なお、メールフォーマットに直接本文をペーストして送信していただく場合がございます。

【寄稿作の条件】

・「年代設定」:明治時代~現代(現代とは異なる時代にされる場合は、必ず時代背景・設定に具体性とリアリティーを持たせるようお願いいたします。)
・「舞台」:日本
・「文体」:本企画は純文学的な作風を重視しておりますが、幻想性、怪奇性、官能性などを持たせた描写や設定は、文体の質を落とさない限り歓迎いたします。また、本企画ではライトノベル的な設定、人物像、名前、表現などは御遠慮いただいております。改行が不必要に多い文章、あるいは人物の台詞「 」部分のみが大半を占めるような小説は御遠慮下さいますよう御願い致します。
(例1)沈黙表現として「……」を単体で使用するのではなく、より純文学的で技巧的な表現でお願い致します。会話文の中に時間的な間隔を設けるためなら可能。
(例2)驚嘆表現「!」、「?」、「!?」などは、単体としては使用しないようにお願い致します。ただし、会話文の中に「!」、「?」は挿入可能。
・「漢字表記」:人物の名前は特別な理由がない限り、和名でよろしくお願いいたします。本文の数字は特別な設定がない限り、基本的に漢字で統一するよう御願い致します(NG:1つ、3人など)。
・「物語構成」:小説として起承転結(予想外の展開)を持たせるような工夫をお願い致します。メインとなる人物(非人間的なものを含む)描写に力点を与え、登場人物を不必要に多くしないように御願い致します(物語の構成上必要な脇役は可)。
・「ルビをふらせたい場合」:該当する言葉の横に[ ]で入力をお願いいたします。部分的に文字フォントを指定したい場合も、変更したい文章の冒頭から[指定文字フォント名:開始]、元の本文に戻す箇所で[終了]という形式でよろしくお願いいたします。その他、ページレイアウト上で何かご希望がある場合、本文脇に[ ]で入力をお願いいたします。
・「常に一般読者様が手に取ることを意識する」:ストーリー性のない散文詩を繋げた文章は御遠慮下さいますようお願いいたします。小説である以上、人物描写、感情描写、場面(自然)描写、意識や思考の流れなどに力点を与えて下さい。描写する際は、文学的でありながらも読者様に対してわかりやすい表現で御願いいたします(場面全体として「何が、いつ、どこで起きたか」が作品としてしっかりイメージできること)。
「人称設定」:完全自由。人称は一人称視点の内的独白でも、「あなた」に呼びかける二人称、三人称の視点人物(一人の人物に視点を限定した三人称小説)など基本的に自由となります。
「書籍情報用の著者紹介欄」:書籍掲載にあたりまして、以下の情報が必要です。
①出身地
②生年月日(生年は任意)
③現職(会社員など)
④経歴(任意)
⑤これまでの文学・芸術面での活動紹介(200字程度)。
が必須となります。
⑥ペンネームのローマ字(パスポート)表記

Amazonの著者紹介欄にはこの短縮形が表示されます。

【メンバー様への推奨事項】

より多くの一般読者様に我々の活動を知っていただくために、以下の点をメンバー様に御願い(推奨)させていただいております。
推奨なので必須ではありませんが、御協力いただける方はメンバーとして重宝させていただきます。

①「宣伝協力」:Twitter、You Tube、Instagram、note、その他さまざまな場で積極的に宣伝活動に御協力いただける方(特に発売前後一カ月間)。
②「作家情報の公開性」:御本人様の顔写真(ヘアスタイルのみ、洋服でもOK)、肩書、出身地(現在地ではない)を公開できる方(例、会社員、東京都出身など)。あるいはすでにTwitterのプロフィールなどで顔写真を公開されている方。
※ペンネームは姓名形式(例:樋口一葉など)での御伝えをお願い致します。
③「メンバー登録」:Twitterやnoteなどのプロフィール欄にCALのメンバーであること、あるいは著作名(寄稿作)を記載していただける方。
④「TwitterのDM、メールでの業務連絡が可能な方」:校正・編集の際、必要に応じてメンバー様との連絡が不可欠となります。
⑤本記事の内容すべてに同意していただける方。

➤以上の条件を御了承していただけたメンバー様は、「Q&A」も含めて本記事の内容への御同意をよろしくお願い致します。これにてCAL正規メンバーへの登録は完了となります。

【CALの活動実績】

・『サロメ座の華』(第2回企画)

特集記事1「【NEWS】4/10『サロメ座の華』発売開始」
特集記事2「【快挙!】『サロメ座の華』とそのインパクト」
特集記事3「声優 徳嶺瑠花によるPV映像公開」

・『蒼の悲劇』(第1回企画)

特集記事1 編集長によるnote紹介記事
特集記事2 Togetter編集部による「編集部イチオシ」記事


Q、原稿料や印税はもらえますか?
A、出版にかかる全額をこちらが負担させていただくかわりに、寄稿者の原稿料および印税は発生しません。あらかじめご了承ください。

Q、著作権はどうなりますか?
A、個々の作品の著作権は書かれた寄稿者各自に帰属します。完成本の巻末に、正式な(C)コピーライトをつけて、それぞれの寄稿者の著作権が放棄されていない点を明記させていただきます。

Q、後から寄稿した小説を取り下げることはできますか?
A、出版後に、寄稿していただいた小説を部分的に修正したり取り下げたりすることはできません。

Q、届いた書籍に校正ミスが見つかりました。修正していただけるでしょうか?
A、電子書籍版では修正対応が可能ですが、大変恐縮ながら単行本(オンデマンド)版では不可能となります。編集部(二名)では極力誤字や脱字などのチェックに目を光らせ、日々その精度の向上に取り組んでおりますが、両名ともに本職・本業がある中で行なっておりますので、何卒ご理解・ご了承の程をお願いいたします。

Q、出版後に寄稿作品の朗読データなどをYouTubeなどに公開できますか?
A、作品の冒頭を書籍の紹介として音声(映像)化することは可能ですが、作品全文は推奨しておりません。


※その他、質問やご要望などございましたら、鈴村智久のツイッターアカウントかこちらの記事のコメント欄までお願いいたします。
※本記事に掲載した画像はすべて、Creative Commons Zero(CC0)ライセンスで利用できる無料写真素材サイト© 2023 Pexelsの画像で構成されています。


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