鈴村智久 Tomohisa Suzumura

大阪府守口市出身。作家。大手住宅設備メーカー社員。文芸叢書CAL編集長。 最新作は十七…

鈴村智久 Tomohisa Suzumura

大阪府守口市出身。作家。大手住宅設備メーカー社員。文芸叢書CAL編集長。 最新作は十七名の女流作家様とのアンソロジー小説集『マテリアル・ゴシック』(デザインエッグ社)。研究書では史的イエス論『ナザレのイエス』、美術論『死と優美』、映画論『ヴィスコンティの美学』など。

最近の記事

【CALメンバー紹介】作家・優月朔風の描くAI社会の光と闇

♦️「再構築」と加速主義の終焉♦️ 令和時代の新しい純文学を発信する実力派作家集団CAL(Classic Anthology Library)は2022年に結成され、皆様の熱い御支援のおかげで2024年で2周年を迎えました。 この度、2024年2月12日に第3回配本となる総勢18名の作家陣営によるアンソロジー小説『マテリアル・ゴシック』をデザインエッグ社より刊行いたしました。 今回は出版記念といたしまして、CALメンバーで作家の優月朔風様について御紹介させていただきます。 優

    • 【CAL副代表】由良瓏砂の描くモダン・ゴシック世界

      ♦️多面的なアーティストとしての由良瓏砂♦️ 令和時代の新しい文学を発信する文芸グループCAL(Classic Anthology Library)は2022年に結成され、皆様の熱い御支援のおかげで2024年で2周年を迎えました。 この度、2024年2月12日に第3回配本となる総勢17名の女流作家陣によるアンソロジー小説『マテリアル・ゴシック』をデザインエッグ社より刊行いたしました。 今回は出版記念といたしまして、2024年4月にCAL副代表に就任された由良瓏砂様について御

      • 【CALメンバー紹介】生と死を見つめる作家・物部木絹子の文学世界

        ♦️作家・詩人としての物部木絹子♦️ 令和時代の新しい純文学を発信する実力派作家集団CAL(Classic Anthology Library)は2022年に結成され、皆様の熱い御支援のおかげで来年でいよいよ2周年を迎えます。 この度、2024年2月12日に第3回配本となる総勢18名の作家陣営によるアンソロジー小説『マテリアル・ゴシック』をデザインエッグ社より刊行いたしました。 今回は出版記念といたしまして、CALメンバーで作家・詩人の物部木絹子様について御紹介させていただき

        • 第4回CAL主催アンソロジー小説企画「ヴァンパイア」の御知らせ

          【第4回企画参加メンバー一覧】【企画概要】2022年に発足した文芸叢書CAL(Classic Anthology Library)ではこの度、第4回企画「ヴァンパイア(吸血鬼)」をテーマにしたゴシック系アンソロジー小説の出版を予定しております。 書籍はデザインエッグ社から「単行本」と「電子書籍」の両方で、Amazon上にて全国一斉発売となります。 前回までの出版物の紹介記事は以下のリンク先からお読みいただけます(カバーや中身のページなどがチェックできます)。 詳細は以下「募集

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          【CALメンバー紹介】祇園百のダークメルヘンな世界

          ♦️令和時代の期待の怪談師 祇園百の世界♦️ 令和時代の新しい純文学を発信する実力派作家集団CAL(Classic Anthology Library)は2022年に結成され、皆様の熱い御支援のおかげで来年でいよいよ2周年を迎えます。 この度、2024年2月12日に第3回配本となる総勢18名の作家陣営によるアンソロジー小説『マテリアル・ゴシック』をデザインエッグ社より刊行いたしました。 今回は出版記念といたしまして、CALメンバーで作家、怪談師として御活躍されている祇園百様

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          【CALメンバー紹介】浜名藤子と魔性の孔雀

          ♦️寄稿作「孔雀奇譚」の魅力♦️ 令和時代の新しい純文学を発信する実力派作家集団CAL(Classic Anthology Library)は2022年に結成され、皆様の熱い御支援のおかげで来年でいよいよ2周年を迎えます。 この度、2024年2月12日に第3回配本となる総勢18名の作家陣営によるアンソロジー小説『マテリアル・ゴシック』をデザインエッグ社より刊行いたしました。 今回は出版記念といたしまして、CALメンバーで作家の浜名藤子様について御紹介させていただきます。 浜

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          【CALメンバー紹介】小磯カカカの耽美的マニエリスム

          ♦️寄稿作「柘榴喰い譚」の魅力♦️ 令和時代の新しい純文学を発信する実力派作家集団CAL(Classic Anthology Library)は2022年に結成され、皆様の熱い御支援のおかげで来年でいよいよ2周年を迎えます。 この度、2024年2月12日に第3回配本となる総勢18名の作家陣営によるアンソロジー小説『マテリアル・ゴシック』をデザインエッグ社より刊行いたしました。 今回は出版記念といたしまして、CALメンバーで作家、イラストレーターである小磯カカカ様の世界を御紹

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          【大好評!】アンソロジー小説『マテリアル・ゴシック』とそのインパクト

          2月12日に発売した『マテリアル・ゴシック』は、発売直後から御参加していただいた作家様がたのファンの間で大盛況となり、非常に幸先の良いスタートを切りました。 『マテリアル・ゴシック』へのSNS上での賑やかな御声は、トゥギャザーで記事になっておりますので以下リンク先もあわせて御覧ください。 今回の参加メンバー陣はそれぞれ熱心なファンの多い作家、詩人、女優、イラストレーター、ミュージシャン、怪談師とバラエティに富んだ多彩な顔ぶれとなり、彼女たちの文学への情熱が一冊の本へと結晶化

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          【CALメンバー紹介】Ito.N.Noelの文学的新境地

          【作家Ito.N.Noel様の魅力】 御好評いただいておりますアンソロジー小説『サロメ座の華』の販売好調を記念いたしまして、この特集記事では本書でも特に高い人気と圧倒的評価を集めるIto.N.Noel様について御紹介させていただきます。 まず、Noel様は『サロメ座の華』のAmazon公式著者プロフィールにもあるように、カナダのバンクーバー出身のハーフ(御父様はカナダ人、御母様は日本人)で、二つの国の文化に跨って御活動されてきました。 英語と日本語の双方に堪能なため、翻訳

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          【快挙!】『サロメ座の華』とそのインパクト

           4月10日に発売した『サロメ座の華』は、おかげさまで発売前から多くの予約者に恵まれ、発売後はほぼ毎日のようにTwitter上で御購入して下さった読者様からのありがたい御声が届くという幸運な出発となりました。  発売から二週間ほど経過した現在も、読み終えた読者様からのエールが寄せられ、Amazon上のレビュー欄も瞬く間に星五つの高評価の御感想が続々と御投稿される運びとなっております。  多くの読者様の御購入ツイートや感想ツイートなどは、Togetterで記事としてまとめられて

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          【CALメンバー紹介】愛野ニナ「十三階の月花」の魅力

          この記事では、4/10発売のアンソロジー小説『サロメ座の華』の執筆陣の一人で、第二回企画からCALの正式メンバーに加わって下さった愛野ニナ様について御紹介させていただきます。 Amazonの著者プロフィールにもあるように、ニナ様は東京都出身で、普段は会社員として働きながら作家としても精力的に活躍されています。 文筆だけでなく、SoundCloudやツイキャスでオリジナル曲をライブ配信するなど、音楽方面でもファンの多い才能溢れるメンバーです。 そんな愛野ニナ様は、『サロメ座の

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          【CALメンバー紹介】作家 秋杏樹の世界

          ●令和時代の新星 秋杏樹 『サロメ座の華』の刊行を記念いたしまして、今回は弱冠一九歳の現役女子大生で、すでに『蒼の悲劇』(2022年)で新進気鋭の作家としてデビューされた秋杏樹様の世界を御紹介いたします。 公式プロフィールにもあるように、秋杏樹様は青森県出身で筑波大学に在学されております。 太宰治をはじめとする日本近代文学の熱心な愛好者であり、御自身でもこれまでに多くの詩、短歌、小説を発表されてきました。 そんな彼女は、デザインエッグ社から刊行されている鈴村智久(筆者)

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          【CALメンバー紹介】声優 徳嶺瑠花によるPV映像公開

          【声優 徳嶺瑠花×『サロメ座の華』によるPV映像公開】 今回は、デザインエッグ社から刊行されている文芸叢書CAL(Classic Anthology Library)の執筆メンバーの御紹介をさせていただきます。 CALから第二回企画として2023年4月10日に発売される『サロメ座の華』には、声優、モデル、女優として多彩な御活躍をされている本叢書ファーストメンバーの一人、徳嶺瑠花様が御参加して下さっております。 この記事では、そんな彼女による『サロメ座の華』のPVを二本御紹

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          アンソロジー小説集『サロメ座の華』(CAL第二回配本)発売中

          【内容紹介】 「世紀末芸術のシンボル、オスカー・ワイルドの『サロメ』から百三十年──新たにファム・ファタルをテーマに集まった十五名の新進気鋭作家陣による唯美主義的なアンソロジー小説。 あらゆる支配から解き放たれ、自由奔放に男たちを翻弄し、破滅させ、ニンファのように舞い踊る絢爛たる女たち。 美と陶酔に満ちた世界のさなかで、現代のサロメたちは何を告げるか。」(Amazon販売画面「内容紹介」情報より抜粋) 【書籍情報】 版番号:初版 販売価格:2,340円(税込) 出版社

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          史的イエス論『ナザレのイエス:思想の起源』発売中

          ・書籍名:ナザレのイエス:思想の起源 ・著者:鈴村智久 ・出版社:デザインエッグ社 ・版番号:初版 ・販売価格:4,730円(税込) ・判型:A5判/430頁 ・ISBN-10:4815035083 ・ISBN-13:978-4815035082 ・発売日:2022年10月3日 ・寸法:14.8 x 2.46 x 21 cm ▶︎Amazon予約画面 【内容紹介】 ●「史的イエス」論の現在 「ナザレのイエス」と聞くと、例えばヨーロッパの大聖堂に描かれた十字架上のキリス

          史的イエス論『ナザレのイエス:思想の起源』発売中

          アンソロジー小説集『蒼の悲劇』(CAL第一回配本)発売中

          【内容紹介】 「悲劇」をテーマにした新世代の文学の担い手九名によるアンソロジー小説集。愛する者との永遠の別れ、迫りくる罪の足音、抗いがたい自殺の誘惑、悲嘆のさなかに射し込む一条の光……。古典ギリシア劇以来、失われつつある「悲劇的な力」を復活させ、衰弱した現代文学を賦活する先鋭的な九作品を収録。 【書籍情報】 出版社 ‏ : ‎ デザインエッグ社; 第1版 (2022/8/1) 発売日 ‏ : ‎ 2022/8/1 言語 ‏ : ‎ 日本語 オンデマンド (ペーパ

          アンソロジー小説集『蒼の悲劇』(CAL第一回配本)発売中