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情けなくても、悔しくても、何もしない、何も考えない努力をする

 本当にあっけなく休職は始まった。

 休職を受け入れてくれた会社の同僚達には感謝しかない。周囲には前兆となる行動をほとんで見せていなかった為、急に休んだことで相当な迷惑をかけたと思う。

 さて、治療として医師から言われた当面の指針は

「何もせず、何も考えない事」

だった。ちなみ、、これはとても難しかった。


「休職が決まったなら何も考えずにゆっくりすればいいじゃない」

当時は周囲からこんな声をかけてもらったが、

・休職してしまった。もう自分は不必要だ。

・周りは頑張ってるのに自分だけ休むなんて。

・なんてことをしてしまったんだろう。

・どうして自分はできなかったんだろう。

こんなことばかりを考えてしまい、せっかく休職したのに相変わらず眠れない日々が続いていた。


 休職して2週間ほど経過すると、今度は反対に1日20時間ほど眠る日が続いた。夜まで寝て、夜ご飯を食べ、また夜まで寝る生活を繰り返していると、体力と体重がどんどん下がっていった。

 両極端な生活を経て、やはり規則正しい生活が心身に良いと感じ、昼寝をしてもいいから朝はとりあえず7〜8時に起きるよう習慣を変えた。

 すると、どんどん体調と精神が回復!


 規則正しい生活のリズムが如何に大切かを実感し、それから意識をするようになった。

 心身が平常になっていくと、今度は思考が活発になり、色々なことを考えるようになる。次回はそんな休職中の思考について、です。


 ありがとうございました。

自身の思うことを書いておりますが、読んでくださる方がいらっしゃることも理解しております。これからも真剣に書いて参ります。