マンガ読書管理アプリの設計メモ(18)
今回は運用・保守作業に必須と思われるユーザ統計情報の取得とクラッシュバグの取得ができるように、Firebaseを使うところをメモしたいと思います。
1.Firebaseのアカウントを取得する
この辺りは出回ってるサイトからみてもらう方が早いので、リンクを貼ります。Firebaseってなんぞやもこちらから。
2.Firebaseの初期設定を行う
まずFirebaseの各機能を使うための設定をしておきます。今回はiOSなので、iOSアイコンをクリックします。
ガイドがかなり詳しいので、その通りにやれば迷わないと思います。い
# Pods for ComiMemo
pod 'RealmSwift'
pod 'Firebase/Core'
pod 'Fabric', '~> 1.9.0'
pod 'Crashlytics', '~> 3.12.0'
# pod 'Firebase/Database'
pod 'Firebase/Analytics'
pod 'ALRT'
pod 'DZNEmptyDataSet'
pod 'Cosmos', '~> 19.0'
なんと、初期設定が完了するだけで、統計データが取れるようになっています。すごい時代になりましたねー!
3.クラッシュレポートを取得する。
「Crashlytics」を設定していきます。ちゃんとテストしたのに、意外とリリースしてから、クラッシュすることもよくあります。クラッシュして使えなくなるとユーザーが離れていきますので、クラッシュは迅速に対応していく必要があります。
先ほどと違い、CocoaPodsでインストールするだけでなく、ビルド設定を変えていかないといけないので、そちらを設定していきます。
Firebaseは公式ドキュメントもある程度優しいので、公式ドキュメントをみながらでも十分できると思います。
設定をして、再ビルドをするとレポートが取得できるようになっています。
4.主要操作のログデータを取得する。
これは必須ではないですが、特定の操作の統計データを取得したいところに仕込んでいきます。
今回は楽天APIを使っているので、その件数を取得して利用状況を確認したいと思います。ログをだすタイミングで、以下のコードを差し込みました。(import FirebaseAnalytics を忘れずに)
// 楽天APIの実行回数をロギング
Analytics.logEvent("RakutenAPI", parameters:nil)
これで、ユーザーがどれくらい利用して、継続してくれて、クラッシュが発生していないか等を確認することができました!
なお、広告のAdMobとリンクを張れば、収益まで確認することも可能です。(今回は広告は張らないのでリンクだけ貼っておきますね)
次はアプリアイコンとかスクリーンショットを作るあたりをやりたいと思います。
また、今回の部分で、この辺りはもっと詳しく、という話があれば、コメントいただければと思います!
素敵なアプリやサービスが作れるようにひとりで開発を頑張っています。応援してくれると嬉しいです!