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「特別な私」を辞めてみた。

人は誰しも「特別になりたい」と思っているのではないか、
と21歳の私は考える。

私は言うまでもなく自己承認欲求のかたまりで、人の反応を伺っては一喜一憂する日々。
特別な私にならないといけない!と考えるがあまりにある日ぷつん。と糸が切れた。

「全部やめよう、やり直そう」
「やる気が出るまで一旦SNSでの活動をやめてみよう」
そう言い聞かせてネットの世界から数週間だけ離れた。


その数週間で変化が起きた。
まず、本を読むようになった。
「時間があったら読んでみよう」そう言って部屋の隅に山積みになっていた本たちとまた睨めっこできる時間ができた。
ネットの知識は大したことないな!と感じた。

それと、書くと言うことをするようになった。
その日起こったことや読んだ本の感想を書いたり、愚痴を書いて破り捨てたり。
紙は私を裏切らないと思った。

そして何より
大切な人は特別じゃなくても私を愛してくれると言うことだろうか。
最後にくさいことを言うなぁと思わずに、ね。

ネットをやめたって、特別な私になろうとするのをやめたって家族や友人パートナー。今まで関わってきた全ての人、みんな私のこと応援してくれてた。

それだけで十分すぎる幸せなのだ。

綺麗事を言っているが正直まだ特別になりたい気持ちはある。
けど特別の定義のハードルを少し下げるだけでかなり生きやすくなるのではと感じた。

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