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赤裸々半生。今、あるがままに弱さや痛みを抱きしめる。

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15万文字以上に渡る、28年間の人生振り返り記『赤裸々半生。今、あるがままに弱さや痛みを抱きしめる。清らかに整うまで。』を順番にまとめています。
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記事一覧

1. 三歳までに何気なくしていたことや好きを振り返ると、人格の真髄や天命が視えてく…

赤裸々半生。今、あるがままに弱さや痛みを抱きしめる。 直近の数年間、何をしていたのか。汝…

Aika Avadhany
3年前
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2. 女性と男性の苦悩、葛藤、息苦しさ。異なるからこそ”補完し合える”。対話を、伝…

希望を胸に。前途多難となる大阪市内への引越。父が医学部を卒業し研修医となるに伴い、家族で…

Aika Avadhany
3年前
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3. 強さとは、思いやりや配慮、慈悲をもって、自分や他者を受け止める力、大切にする…

新生活のはじまり。兄パパの活躍、愛華の病気悪化。家族全員が、新たな幕開けに希望を抱きつつ…

Aika Avadhany
3年前
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4. 道は内観にあり。ありのままの自分を受け入れ、悲痛なる叫びを認識し寄り添い、緊…

大切な人との心のつながりを願って。恐れが生む、淋しさや惨めさ。働いていた頃の祖母と母は、…

Aika Avadhany
3年前
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5. 表現はすべてサイン、願いに気づいてほしい意識の表れ。癖に意識を研ぎ澄ませると…

弱さを強さに変え、慈悲喜捨を育み、自分の力で願いを叶えてあげて。人の振り見て我が振り直し…

Aika Avadhany
3年前
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6. 身から出た錆、過去の愚かさ弱さを包み込みたい。なぜ勉強するのか、人生初の悔し…

辛酸を嘗めた中高時代。いつも一緒にいた兄妹が独立する時を迎える。自殺願望すらあった中高時…

Aika Avadhany
3年前
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7. いじめや不毛な連鎖を絶つには、根源である親やいじわるする側へのケアが必要。敬意と感謝を込めた寄り添いを。

こどもがいじわるになる根源。親が抱える心の癖を観て、寄り添いたい。禍福は糾える縄の如し。いじわるな存在との交わりを避けるための進学校選択であったが、各コミュニティに一定数はいるものだ。いまさらながらに、小学校にも一、二人いたのを思い出した。彼女たちもまた家族内の軋轢に苦しんでいたこどもであった。 中学校にも、家族内の衝突で満たされていない同級生がいた。目立っている人だけでも十人近く。中学受験の多くは親の選択であろう。こどもが好きなことをたのしみたい遊びたい、親から見てもらい

8. 人を知り、個を尊重し、“異なる”役割や特性を受け止める。社会の調和や融合、真…

個の尊重を育んだ大学時代。おなじと違いが示す、家族の縁深さに立ち返る。父と母の経済的、献…

Aika Avadhany
3年前
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9. 弱さに立ち返り、苦しみを認め、抱きしめるように受け止め、強さの励みに。虚栄や…

虚栄や不信感で傲慢さや驕りが蔓延。傷つけた人への謝罪と感謝に向き合う。すっかり失念してい…

Aika Avadhany
3年前
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10. 彼に寄り添いたい!ではじめた、力まない就活。違和感に気づき、適切な別れを。起…

二十歳、高校で一目惚れした同級生が初彼に。二度目の桜の季節を迎え、新たに二つ京大のサーク…

Aika Avadhany
3年前
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11. 受け取り方を変えれば景色が変わる。今からでも遅くない、過去への謝罪と感謝、慈…

心に悪魔が住み着いていた、大学から社会人時代。何も感じられなくなっていった。前述したよう…

Aika Avadhany
3年前
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12. 社会人一年目の情景。組織とは人。相手を知ろうとしてはじめて”視える”状態があ…

社会人一年目の情景。どのように過ごしていたであろう。学生から社会人へ社会的役割への意識が…

Aika Avadhany
3年前
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13. 大企業への転職、東京での波瀾万丈。痛みや鬱という名の贈り物を受け入れる日を迎…

ドッキリかと疑うほど大きな転機となる、人生最大級の出逢い。時はすこし遡り、退職を決めた一…

Aika Avadhany
3年前
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14. あるがままに“内”を見つめ、受け止めていく。心の傷を癒やす鍵。苦しいときに苦しいと言えたなら。

鬱。ひどく打ちのめされ、不信感に苛まれ、電車で立つのさえ困難に。もう、その頃には、通勤するのが嫌で仕方なかった。会社に行くこと自体に恐怖を感じていた。出社しても、同僚にばれないようにと存在をかき消すかのようにこそこそとしていたし、フリーアドレス式であったので所属する本部の階には行かず別の階に滞在したり、家で仕事をするようになっていた。はっきりと覚えているのは、誕生日の時点で、ということは、入社から二ヶ月ちょっとで、電車で立っていられないようになっていたほどには、心がぼろぼろに