見出し画像

英語を学びたい人に語学留学をおすすめする?自分の心の声と共に生きてはじめて視えてくる

ご自身の心の声を聴いてみてさしあげてくださいませね💜、という想いですが、私なりの結論をお伝えする前に、、まずは、とある日本人の高校生に出逢ったお話をさせていただきますね。

Tokyo to Chicago

シカゴ空港での、ある高校生との出逢い

一年前、東京からボストンへ向かう間の、乗り継ぎの空港にて、見るからに若くて飛行機にあまり慣れていない様子の日本人をお見かけしたので、何かヘルプできるかも?とおもいお声かけをしたところ、、

彼女は、高校生になったばかりで、(中学時代に、今通っている高校のオープンキャンパスに行き、留学制度および卒業生の声を聴いて、)英語を勉強したい!アメリカに行きたい!とおもい、いよいよアメリカの高校に一年間留学するために、初めての飛行機に初めての海外という中で、東北から新幹線でやってきたとのこと。

私は、彼女の意志の強さや行動力、背景にある努力、度胸や逞しさに、感銘を受けました。彼女との出逢いを通して、大切な何かを改めて思い返させてもらえたような、、励まされたのでしょうね。若ければ選択肢は多いものの、とはいえ、人は何歳になっても可能性に満ちているなあと、みんな可能性に満ちているなあ、わかっていても弱気になって忘れそうになる時があるので、リマインドする機会をいただけて感謝だなぁって。

イミグレーションや荷物の受け取り、ターミナル移動を共にしながらお話し、これから先、困ったことがあったらいつでも連絡してね、とLINEの交換をしました。(彼女にとって私は、親切ではあれど見ず知らずの人なので怪しく感じただろうなあと想いながら。)

New York

留学中に直面するであろう、いくつもの試練

ここまで励んできたであろう彼女のことを大丈夫かな、、と心配することはなかったものの、なにか困ったことに出会ったときに、ある程度状況をわかってくれそうな人に話せるだけで、彼女の心が軽くなるかもしれないなあ、とおもい、定期的にメッセージのやり取りを。一年間の留学を想像すれば、これまで体験したことのない事象がいくつも生じるはずで、、日本での環境のみを知っている地元のご友人やご家族には、その困難をなかなかわかってもらいにくいであろう中で、ひとりで乗り越えていくというのは、精神的に容易ではないだろうなあと、、自分の体験からも認識していましたので、近所のお姉さんくらいな感じでそばにいれたらと思っていました。

たとえば、、

  • 現地には友達がいないので心細さがある(新しい友達を作る一歩となる可能性がある

  • 言語が完璧ではないので、あらゆる場面でコミュニケーションにおいて緊張感が多かれ少なかれ生じる(言語を学べる、言語を超えたやりとりができる力が育まれる可能性がある

  • 日本語と英語ではコミュニケーションそのものが結構異なるので、単語そのものだけでなく何をどう話すかにも意識を使うため、慣れるまでは疲れやすい(英語のローコンテクストなコミュニケーションは、多様性のある環境下では役立つ

  • 慣れ親しんでいる地ではないゆえに、ぼんやりとした不安感があっても不思議ではない。(適応性や柔軟性が育まれる可能性がある。

  • 慣れ親しんでいる食ではないため、消化器官含め身体が慣れるまで無意識下で身体が反応しているはず。(習慣を変えるというのは容易ではないことは多くの人が日々体感していることとおもいますが、その中でも食の存在は大きいはず。環境に身を任せるのは手だね。

  • ホームスティ先の家庭は当然ながら自分の家庭とは別のご家庭であり、かつ、文化も異なるので戸惑うことが多いかもしれない。(他を知ることで得られる、相手視点が育まれる可能性がある。

  • 特に、(嫌であってもまわりとの協調が大切、もはや絶対!と教えられるような)日本と、(他よりも自分!自己主張が大切だ!な)アメリカでは、ごく自然に他者に対する捉え方が異なることで、学校でもホームステイ先でも戸惑うことが多いかもしれない。(戸惑いを受け止め、自分自身の固定観念や思い込みに気づき、他者の異なりを受容するなど、受容力が育まれる可能性がある。

  • 彼女同様に他国から訪れているルームメイトがホームステイ先に共に住んでいて、異なる文化と言語で育っているゆえに、かなり身近な生活空間にまで困難が待ち受けているかもしれないず、かつ、関係性的に公にも言いづらく、誰を頼ってよいかわからないまま時間が経ち、疲労が溜まり、無力感や途方に暮れる感じを抱くかもしれない。(巡りあった困難を、適切なまわりの人の手を借りながら、解決していき、自分(や他者)にとって心地よい環境作りをし、自分の可能性をさらに開花する力を育む可能性がある。

  • アメリカである以上、治安は日本とは異なり注意喚起が必要である(当たり前が当たり前ではなかったことに気づき、これまで住んでいた地の安全性の高さに対して感謝する可能性がある

  • コロナ禍で通常とも異例の対応となり、スムーズではないことが生じているかもしれない(臨機応変に対応する力が育まれる可能性がある

New York

留学したからこそ、出逢えた気づきがある

彼女は、大切だなあと思える友人たちの輪に囲まれ、クラス以外にも、大好きなスポーツの部活も楽しみ、適切な人の助けを得ながら困難を乗り越え、多文化を学んでいたご様子でした。So proud of you!!!❤️ 留学終了を間近に迎え、彼女が私に伝えてくれた言葉が、留学したいとおもっている人に響くだろうなぁと強く感じたので、一部掲載させていただくと、、

留学中は英語力だけじゃなくて文化や人についても知ることができ、日本にいたらできなかった経験が沢山できました。友達も沢山でき、今日、ついに学校最後の日になり、see you again! と言うことが多く悲しいなって思うことが多いです。出会いがあれば別れもある。でもまた会えるって思ってsee you again を使っています。アメリカでいろんな人に愛されて受け入れてもらえたことが嬉しくて😭辛かったことも沢山あったけど、それ以上に今は楽しかった思い出の方が沢山ありますし、みんなに出会えてよかったって、ここにこれてよかったって思っています❤️
留学失敗した成功したと言う人もいますが、私は留学に失敗も成功もないと思っていて、来て学んだことに意味があるって思ってます!正直私は英語力が完璧になったかって言われたらそうではないですが、それ以上に学べたこと得たことが沢山あったと思います!

感動、、あああ、、なんて美しんだろう、、😭😭😭 
体験から紡がれるこれらの言葉は、高校や大学での留学の機会だけではなく、社会人になってから英語の短期留学を検討されている方にも響くのではないでしょうか。

Boston

英語を学ぶだけなら?

個人的には、英語をある一定レベルまで学ぶだけであれば、かつ、英語を学ぶことに対して自制的に取り組める人であれば、現状と変化が多くない環境(今の環境)の方が適しているかもしれません。最近だと、YouTubeで、上手に教えてくれたり、背中を押してくれるような、チャンネルが豊富にありますよね。(以下は、一部)というのも、ビザなどの事前準備然り、飛んだ先での環境適応自体に割とエネルギーと時間を要するため、英語学習に集中するのは意外に容易ではない気がします。(日常会話で、日本語を聴く機会がないのは、英語学習に集中する上では、明らかに利点ですが。)

  • StudyInネイティブ英会話(私が一時期だけ英語を楽しんでいたのですが、それはみっちゃんのおかげだったなあと)

  • POC English(わかりやすかったし、楽しませようとしてくれている印象)

  • ニック式英会話(発音の紹介が、めっちゃわかりやすいですよ)

  • Saki-chan in NYC(ニューヨークの大学院で演劇を学んでいる女性が実体験を元にシェアしてくれているので、英語だけでなく感化される人は多いのではないでしょうか)

Grand Canyon

海外滞在は、英語を学ぶ以上の体験を得られる

私自身は、英語への苦手意識が中学時代から強く、長らくそれをコンプレックスに感じていて。英語を得意になりたかった、というわけではなく、その鬱々とした気持ちを抱き続ける自分を殻から剥いであげたい!という理由で、2014年?、社会人数年目の、会社を辞めている期間に、超スパルタ系の語学学校に参画しに、セブへ行きました。(たしか当時のTOEICは500点ほど。)半年間の滞在予定が、(日本にいる友人から幸運なご紹介をいただいて、ビデオ面接して、Google のプロジェクトに参画できることが決まり、)急遽二ヶ月で終える流れとなったため、英語自体の学びとしては基礎と発音の習得をある程度させてもらっただけに過ぎませんでしたが、その頃には英語に対するコンプレックスはすっかりなくなり、言語そのものよりも、二ヶ月間、生まれ育った国以外の地で生活するということに価値があったなあと強く感じています。

他にも、2019年に、ひとりでインドで二ヶ月ほどヨガ修行に行きまして、(過酷ではありましたが、)こちらでの体験は、34年の人生で最もよかったなあとおもえているものです。(ちなみに、当時、仕事を辞めて数年ほど経過していて、かなりお金に余裕がなかったので、クラウドファンディングで40万円ほど手を差し伸べていただき、実現しました。)お金がないという理由で、自分の想いを選択肢に入れられない人が、勇気を出せることを願っています。

自分の心の声と共に生きることが大切

本題からズレるかもしれませんが、語学云々よりも、そもそも、自分の心の声に耳を傾けて、その声を尊重して生きることが大切だと、私は捉えています。

Zion Canyon

英語を熱心に勉強されている人の中でも、英語を勉強したいとおもっている理由はなぜなんだろう?と、心の声が真に伝えたいメッセージを汲み取ってあげられている人はどれほどいらっしゃるでしょうか。案外、英語そのものが真の理由ではない(英語が真の解決策にならない)ケースが多いんじゃないかな、と私は想像しています。

もしかしたら、ちょっと日本を離れたいなー、の延長なのかもしれないですし、キャリアのため、外国人と出逢いたいから、外国に遊びに行きたいから、英語ができたらかっこよさそうだから、英文のニュースを読んだりして世界が広がりそうな気がするから、新たな扉が開きそうな気がするから、好きな俳優さんが英語を使うから、学びたい学問が英語で語られているから、などかもしれません。まわりの誰が何を言おうとも、どのような理由であっても私たちは自由に想っていていいんです。ただ、ご本人がその真意、もしくは、直観が求めているなにかを認識してあげることが大切だろうなあ、そして、そのなにかに意識を向けていってあげることが大切だろうなあ、と感じています。

  • もしも、ちょっと日本を離れたいなーと、直観で捉えているのであれば、仕事やお金、パートナー云々のいろんな言い訳はよそに置いておいて、語学留学という理由づけをせずとも、飛行機で気になった地に飛んじゃって、合法的な滞在範囲内で、気がすむまで滞在されるのもありでしょう。(ご自身の優先順位や決断力、自分を後回しにしてしまう癖などに対して課題感を感じているのかも?ひとつひとつ耳を傾けてあげてみるのはいかがでしょうか?)

  • もしも、キャリアにおいてやもやしているなら、まずは上司と話してみるのもありかもしれません。(評価が納得いかないと感じているのかも?スッキリするまで向き合ってみたり、向き合ってもらうのはいかがでしょうか?)

Zion Canyon

失うものは、意外と(少)ないかもしれません

このようなこと言う人はあまりいないかとおもいますが、悶々しながら日々を過ごしたところで、悶々とした翳りがごく自然にご自身を纏ってしまうので、ご自身が望むような好ましい流れは訪れない可能性が高い、という状況は、冷静に客観的に考えれば視えてくるのではないでしょうか。失うものなんて大してないと捉えて、欲張らず、ご自身にとって低い優先順位の対象に固執せず、思い切って、真に自分が望むための選択をしてあげられる人が増えるといいのになあ、と。

Sedona

直感を信じて突き進む、私自身の体験談

私のいくつかの体験談が、どなたかにとってご参考になれば幸いです。

  • 誕生日に、ヨガの修行に行くんだ、というメッセージを直観的に感じて、二ヶ月以内には発っていました。お金がない、クラウドファンディングをするのは烏滸がましい恥ずかしい、ヨガをしたことがない、インドは女性ひとりでは危険らしい、英語がかなりいまいち、など、選択しない理由を挙げるのは容易でしたが、行かない選択をすることを直観的に望んでいないと感じていたので、先延ばしにする選択にはならなかったんですね。

  • 東京での暮らしに違和感を感じ、ほぼ同時に大手IT企業を辞め、よし、住みたい街を探しに行こう!とアメリカとヨーロッパを数ヶ月間巡って、カリフォルニアの気候が好きだからアメリカに住む!と(アメリカのビザを取るのがどれほどむずかしいかもわからないままに)決めた2016年。中目黒の心地よい家を手放して、好きだった服やなんやらもほとんど手放して、スーツケース二個にまとめて、飛び立っていました。あんな良い企業なのに、お給料や待遇も良いのに、良い家に住めるのに、箔が付くのに、みたいななにかがあったところで、あのまま違和感をもったまま働いていても生きていても、心がなにも感じられなくなっていたほどに疲労していたので、生きる屍になっていただろうなあ、っておもいます。

  • 実際、家無し、職無しに加えて(いわゆる住所不定無職)、数年後には金も無し、みたいな状況になりましたが、これまでのご縁がご縁を招いてくださり、無い状況に対して、心の底から困ったことはなかったようにおもいます。2020年、山の中でひとりでハンモック一つで一ヶ月半籠っていたのですが、川で沐浴できたり、ゴミ拾いをしたり、自然の恵みを感じられたり、一日一食を最低限の量でも十分だと気づいたり、猪などの動物から身を守るために反射神経が鋭くなったりで。一般的にはなんもない状況でしたが、一般的にはなんでもあったような東京で暮らしていた時よりも、最幸だなあ、生きているなあ、って感じました。できないとおもっているのは、自分自身に他ならないものですよね。一周回って、自分が心の声を大切に生きていれば、望まなくとも、(家やお金が十分にある状態へと移り変わっていくだけはなく、)真の豊かさをも育めているなあと感じています。

山暮らし

心の声に耳を澄ませる、心友の体験談

フランスでカフェをしている心友が体験してきた一連の流れの話は、どなたかにとって励みになるかとおもいます。

社会人二年目時代、超一流の大手商社勤めをしていた彼女が、仕事を辞めて、気になるスタートアップにて(多くの人にとっては驚きである)インターンという選択をし、約束の期間を働いた後に、ヨーロッパに遊びに行きました。中でも、ドイツが好きだ!と感じたようで、ドイツに住みたい!と想い、ドイツのワーホリビザを取得して(オーストラリアのとは異なり、かなり面倒な手続き)、ドイツに移住。

ドイツにいる間に、カフェをしたい!(カフェを通して、描いている絵を実現したい!)という想いが溢れてきて、カフェをするために必要な事業者ビザを申請・取得して、、現地の不動産屋さんとお話を重ねたり(ドイツ語だから困難も多かった中で励み続けていた)、事業プランを練ったり、デザインを考えたり。コロナ禍でドイツの規制はかなり厳しく、規制上カフェは開けられないため、いつになったら開けられるかも全く読めず、おもうようには事も進まず、、(冬は猛烈に寒いし、太陽が出ている時間が短かったり、そもそも曇りが多くて、陽気さを失いかけていたり、、と)がっかりと落ち込むような心境にも度々なっていたでしょう。

ドイツで知り合ったフランス人のパートナーと、ゆっくりと一緒に過ごそうとフランス各地を巡っていたときに、あ、ここだ!と感じた南フランスの地に、すぐに引っ越しを決め、、(もちろん困難はそれなりに多くあれども、フランス語だし、、)トントンと事が進み、今ではその地でカフェを開き、賑わっているようです。I am so proud of you!!! 💜 

心の声に耳を傾けながら決めた、それを大切にし続けていることが、功を奏しているのだとおもいます。気になる方は、彼女がベルリンにいた頃にインタビューを受けていた際の動画をどうぞ。

自分の「使命」とは、自分の「氏名」を全うすること。選択肢は、自分でつくる!旅するように生きるAntevasin大塚 満里菜さん

Antelope Canyon

英語を学びたい人に語学留学をおすすめする?

ようやくタイトル回収に。ここまでご覧になった方が、それぞれどのように感じられたか次第だとおもいますが、いかがでしょうか。

私の結論としては、留学でもなんでも、気になるのなら、とりあえずやってみて、やってみてからしか視えない景色をご覧になってから、その後のことを思い巡らせたらよろしいのではないでしょうか、と。少なくとも、ご自身がいる地からすこし離れて、見知らぬ地でも気になる地にでもすこしの間だけでも身を置いて、オープンな心で感じたままに過ごし、ご自身をすこし客観的に視てみることで、これから先の人生におけるヒント(しかも大切にしたいことへのヒント)が視えてくるかもしれませんね。

Grand Teton

やってもないのに、先のこと(特に、うまくいかなかったときのこと)を頭でぐるぐる考えたって、全く視えないので、意味ないよね、、?って、きっとご存知のはず。一度行ってみて、ここじゃない感を感じれば、別の場所に移ればいいし、より気になる対象が新たに舞い込めば、そこに意識を集中してみたらいいんじゃないでしょうか💚

恋人にしたって、一度お付き合いしてみて、あれ、、なんかピタッとこないなあ、違うなあ、、話し合ってもお話にならないなあ、と感じたら、お別れして、その後、なにかのご縁で巡り合った、この人だ!と想った人と一緒に時間を過ごす、というような感じではないでしょうか。お付き合いしてもいないのに、うまくいかなかった時のことを考えるのは無理があるでしょうし、お別れもしていないのに、次に良い人に出逢えなかったらどうしようと悩んで、今の状況を放置しても、新しい道が拓けるとは思いにくいですよね。

心の声が聴こえる方へと、勇気を出して進んでみることからはじめて、ご自身の願いをすこしずつ叶えてあげられますように。

Jackson, Wyoming

語学留学を目的にするなら、どの国がいい?

この問いに対する答えも、ご自身が感じたままにいいな、とおもう国を選択されるのがよろしいかとおもいます。が、ご本人に強いこだわりが未だ視えない状況という前提で、敢えてなにかをお伝えするのであれば、、

  • 英語を文学的に学びたいという目的の場合を除くと、イギリス英語圏は外します。(イギリス英語とアメリカ英語、結構異なるんです。)なので、イギリスや、(アメリカ英語慣れしていると聴き取りにくいイギリス訛りのある)オーストラリアをまずは除きます。(両国共に、語学留学先として、人気は高いようですが。)

  • そもそも、語学留学するということは、わざわざ法的にビザを取得する流れが生じるので、ビザを持っていないと長期で滞在しにくい国を選ぶ方が、他の時の選択肢が広がるかもしれないな、とおもいます。それゆえに、語学留学先として人気の高いカナダ(と韓国、イギリス)は、(年齢次第ではありますが、)ワーキングホリデーを活用すれば長期滞在が可能なので、個人的には、語学留学先としてはあまりピンときません。カナダ英語は(イギリス英語やアメリカ英語ともすこし異なり)一癖あるようだし、フランス語圏なので、その辺りも、英語の語学留学を第一の目的とする場合は、ピタッとこない感があります。

  • 金額だけで検討するなら、ダントツで安いフィリピン。ただ、2015年?時点で二ヶ月間語学留学で滞在した私の経験上、生徒には、韓国人を主に、アジア人しかいなかった気がします。語学留学を通して、目を見開きたい想いがあるのであれば、多様な人が集う環境下の方が目的には適っているかもしれません。

  • となると、金銭的に余裕がある場合ですが、アメリカを推すかとおもいます。理由としては、世界一と言っていいかはわからないものの、アメリカは、長期滞在ビザの取得がかなりむずかしい国であることは有名です。(あらゆる方法を模索した実体験者としても、むずかしいのは確かです。)(また、短期間で複数回出入りしていると、空港のイミグレーションで止められる懸念があります、、毎回ハラハラしました、笑)ゆえに、語学留学ビザという最も容易に取得できるビザで、(お支払いした分だけ)好きなだけ滞在できる(半年間の語学学校ビザで、半年が終わってからでも、+二ヶ月間は法的に滞在可能だった、2017年時点)という点で自由が効くなあ、と。ただし、生活費は日本よりも高いのでご留意を。

  • アメリカの語学学校には、高校生から大学生くらいの年齢の人が、世界中から集っている感じだとおもいます。社会人にとっては、正直、語学留学よりも、単に数ヶ月ESTAで旅行滞在して暮らすだけの方が価値がある気がします。

    • というのも、クラスメイトである高校生や大学生と親しくはなれるとはいえど、年齢の違いが大きいと、友達として話したいとは思いにくい可能性が高いかなあと。ただでさえ、第二言語同士で話すのが困難なので、、

    • アメリカの学校は出席がとても厳しくて(アメリカはビザを取得するのが厳しいので、やる気のある人しかWelcomeではないのでしょうね)、、八〜九割になると、ビザの取り消しさえ行われてしまうので、あまり自由時間を持ちにくいんですよね。

  • 留学に行きたいんだ!と思う方には、(ご本人の雰囲気を見てみない限りははっきりとは言えませんが、)アメリカの中では、ロスでもニューヨークでもなく、ボストンをおすすめするかとおもいます。多様性がある街なので、暮らしているだけで気づきが多いであろうこと、治安が良いこと、一流大学が多いゆえに学生は週末も課題で忙しく、街を賑わす若者たちの雰囲気が他の都市よりは落ち着いていて、集中しやすそうな環境であること、が理由です。

    • ボストンについてどんな街?かを知りたい方は、ご参考までに、以下のブログをどうぞ。また、ボストン留学をご検討したいなあと感じている方は、ボストン留学サポートをされている小松さんが、とても丁寧に手を差し伸べてくださる方なので、ご相談されるとよろしいかもしれません。多くの方をサポートされているご専門の方ですので、頼りになるとおもいます。私は2017年にお世話になりまして、感謝しています。

Zion

それでは。人生のひとつひとつのご選択をされる上で、おひとりおひとりが、ご自身が見たい景色を見やすい選択をして差し上げられますように、と願って。

お気持ちを添えていただけたこと心よりうれしく想います。あなたの胸に想いが響いていたら幸いです。