儚さに必要な努力
嫌われたくなかった。
契りを交わしたあなたに
昨日の夜私たちは変わってしまった。 どうにも恥ずかしくて、情けなくてどこかに隠れてしまいたかった。
そんな私にあなたは優しい嘘をついた。 傷つけないようにして出した言葉にさらに恥ずかしくなった。
男と女、恋と愛
永遠なんてない
心は移ろいやすく、刻々と変化していく。私とあなたもそうだ。出会った頃と今では絆も違うし存在意義も変わっていく。
恋人から家族へ、家族から他人へ。
それは自然な事なのだろうか?
この地球の中で様々家族の形がある。そして家族から他人となりそれぞれの道を歩んでいく人たちも。長年連れ添うにはそれ相応の努力が必要だ。
相手を思いやる気遣い 自分磨きを怠らない事 感謝を伝えること
お互いを尊敬する思い
添い遂げるのには自分に甘えず、常に成長し続ける努力をしなければ。
彼は優しくて決して愚痴は言わない。そんな貴方に帰って来たいと思える場所を守り続けたい。
いつか気持ちが離れてしまう時
きっと私は「行かないで」と縋ってしまう。
貴方が必要で1番の心の拠り所は無くしたくない。
昨日の夜、貴方はどんな事を思ったのだろう?
直接聞き出そうか、それとも回りくどく探ろうか、そんな事を一日中考える。
自宅に帰りお互いの今日の出来事を話し合う。
真面目な話を避ける貴方になかなか切り出せずにいると、
「頑張らなんね」
一言。多分思っていたことは同じだった。
"努力"
苦手だけど、自分なりにやってみるねと告げる。少しはにかんだ表情を貴方は浮かべた。
いつまでも仲良くいるのは難しいのか?
少しの努力と溢れる愛情を足したらきっとできるはず。
そう思って明日も私は貴方と歩いていきたい。
今でも始めて会った時と変わらない想いを大事にしていきたいから。
最後まで記事を読んでくれてありがとうございました!