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まひろちゃん、信念を貫いて欲しい!まひろちゃんが「叶えたい社会」、伺えるととても嬉しいです(その1)。【#真剣10代しゃべり場】【エッセイ】【社会貢献】

プロローグ



 「まひろちゃん、あなたの『志』『想い』を、一人の人間として『応援したい!』ととても伝えたい人間が、ここにいますよ!」


 今回のnote記事。「結論的なこと」から最初に書いてます。
 でも、「想い」をどうしても伝えずにはいられないと強く感じたから。

 「やらずに後悔するよりも、やって後悔する方がよい。」
 自分が「好きな言葉」の一つですけど、今回のnote記事の執筆は、この一心からが正直大きいです。



 今回のnote記事、執筆のきっかけは
 「真剣10代しゃべり場リターンズ」(2022年12月3日放送、NHK総合)
 です。テーマは「もっと本音をぶつけ合おうよ」で、今回取り上げる主人公は、今回の「真剣10代しゃべり場」のテーマの提案者である「まひろちゃん(楳原まひろさん)、高校3年生」です。

 この「真剣10代しゃべり場リターンズ」、今回が2回目で、1回目は「2022年5月6日」放送でした。このときは「好きなことを仕事にすべき?」がテーマでしたけど、このときも「まひろちゃん」は参加していて(提案者は別の人間でした)、このときのまひろちゃんの話の進め方がとても素敵だったのです。
 恐らく、これが目に留まって、「今回、提案者になってみる?」となって快諾して、となったのかなと想像します。

 ですけど、今回の「真剣10代しゃべり場リターンズ」、結論から述べますと「悲劇的な結末」になってしまいました。
 観ている自分が、一人の人間として

 「悔しい、悔しい、とても悔しいよ…。」

 という想いを強く抱き、涙が止まらなくなってしまいましたから。



 「『Steenz』さん、『#気になる10代名鑑』で、『楳原まひろさん』を取り上げて頂くことを検討して頂けますか?」


 はい、「真顔」です。いまリンク添付させて頂いた「Steenz」さんの「気になる10代名鑑」シリーズ、とても個性豊かな10代がたくさん登場していますけど、今回自分が取り上げる「まひろちゃん」、「素顔はどのような人間なのだろう?」「『志』は何だろう?」と、とても興味深い感じですので、是非とも取り上げて頂けると嬉しいです、と強く感じてます。
 (なお自分、現在「38歳」ですけどね。正直恥ずかしいですが。)



 今回、「2022年12月14日」を、記事執筆日にさせて頂こうと当初は構想していました(現実としては、遅筆になってしまい「2022年12月17日」と、3日遅れになってしまいましたけど)。理由としては、記事執筆ができるタイミングの日程的なことが最も大きいですけど、カレンダーを見渡して、記事執筆タイミングを考えたときに、「これ、いけるかも」と感じたんですよね。どういうことか。

 「2012年12月14日」。いまリンク添付させて頂いた「第46回衆院選」。
 実はこの衆院選は、「自由民主党が政権を奪還した選挙」です。というか「非自民政権(当時は「民主党」が政権第1党でした)が短命で終わった選挙」でした。この衆院選は「近いうち解散」と呼ばれてます。
 そう、この「2012年の衆院選からちょうど10年」です。

 あの衆院選。確かに民主党は、拙さを繰り返した感じであったことを、否定はしません。そう考えると、自民党の政権奪還を許してしまったことは、不可避だったかもしれない。当時の自分は「激しく強い違和感」を抱きながらも、熟考の末に「白票」の判断をした悔しさを、いまでも忘れません。
 ちなみに「白票」もれっきとした投票行動の一つである、と自分は強く考えています、と申し添えさせて頂きます。


 実は自分は、「大学→社会人→大学→社会人(現在)」という歩みですけど(いまは「フリーランスのライター」になります。まあ、まだ軌道に乗れてないですが…、苦笑)、1回目の大学時代(2003年~2007年)は「政治学を学んでいました」
 政治学を学ぶことにした理由・きっかけはいくつかあります。



 「1995年1月17日」、「阪神・淡路大震災」
 当時の自分は「小学4年生」、西宮(兵庫県)で実際に被災しました。
 この「『阪神・淡路大震災』の被災経験が、自分自身の『心の原点』です」、これが自分自身が「生きる意味」でもあります。

 「2001年9月11日」、「米国同時多発テロ事件」。
 いわゆる「9.11」です、当時の自分は「高校2年生」でしたけど、正直「とても強い衝撃」でした。大学で政治学を学びたかった理由の一つが「『政治と宗教の関係』を学びたかったから」でしたけど、これは「9.11」への衝撃が大きな理由の一つです。



 ですけど、自分が政治学を学びたいと思った最大の理由・きっかけは、「1993年7月18日」、「第40回衆院選」、より深く述べれば「『55年体制』と称される『自民党政権』が、ついに終わった選挙」です。
 当時の自分は「小学3年生」でした。ですので、漠然とした感覚でしかなかったです。ですけど子ども心に「絶対に破られない壁が、ついに打ち破られたんだ!」と、不思議と強い興奮を抱いたんですよね。
 いまでいえば「『ガラスの天井』を打ち破ったんだ!」と。この不思議な「わくわく感」は、これからもずっと記憶に強烈に刻まれ続けるでしょう。



 とはいえ、かくいう自分自身、大学で「政治学」を学んだ人間なのに、政治を直接的なテーマとして綴ったnote記事は、いままでだと「7月の参院選2022の直前のとき」の1回だけです。
 自分自身の最大のメインフィールドが「スポーツ(野球、バスケットボールなど)」であることが正直大きいですけど、日本社会の場合、政治を言及することが「デリケートである」、これは正直感じてます。


 で、一人の人間としては、最も得意とするテーマは「スポーツ」です。
 ですけどその一方で、一人の人間として「スポーツ」と同等以上に、いわば「ライフテーマ」としたいと考えていることとして「社会貢献」「子ども・教育)」があります。

 では、自分のnote記事における、「社会貢献」がテーマである記事を、リンク添付させて頂きます。



 これまで、「社会貢献」をテーマとするnote記事は「2回」あります。


 第1回(紀野紗良さん[東京大学大学院修士1年生。かつて「東大王」に出演。2021年に著書『成績が上がる魔法の習慣』を出版)[2022年3月30日、3月31日]
 ([その3]は「10代の子どもへのメッセージ」。「紀野紗良さん」のことは[その1][その2]で言及です。)

 第2回(立崎乃衣さん[渋谷幕張高校3年生。「天才ロボット少女」。2022年8月に「Renovo」の「世界を変える10人」に選出された)[2022年9月2日]
 (「立崎乃衣さん」のことは[その2]で言及です。[その1]は「この日本社会は『才能ある人間を応援できる社会』であるといえますか?」という問題提起的な導入記事になっています。)



 で、この「真剣10代しゃべり場リターンズ」第2回の放送日の朝、SNSをチェックすると、自分のnoteの「社会貢献シリーズ」第1回で取り上げた「紀野紗良さん」が、東京都の取り組みである「TOKYOエシカル」のアンバサダー(わかりやすく言えば「親善大使」「イメージキャラクター」でしょうか)への就任が発表されたのです。
 紗良さん自身、以前に「学んできたことを社会に還元できる道に」という趣旨を仰ってますし、現在は大学院で「環境に優しい材料開発の研究」をしています。(「シリーズ第1回」で自分は、紗良さんについて「科学のお姉さん」的な立ち位置は「天職」といえるのではの趣旨を述べてますが、それはともかくとしても、)「環境学の知識を活かせる道」といえますので、紗良さんにとっての、恐らくの「志の実現への大きな一歩」を歩み出した、おめでとう、一人の人間としてとても嬉しいです!と感じたんですよね。
 (で、「真剣10代しゃべり場」は、この日[2022年12月2日]の「16時40分~17時23分」の放送でした。)


 で、今回取り上げる「楳原まひろさん」が、「社会貢献」シリーズの「第3回」です。
 これから、まひろちゃんの「真剣10代しゃべり場」を通して自分が正直に感じてること、及び、「まひろちゃんに伝えたいこと」を、そしてそれに関係して、まひろちゃんの今後のロールモデルの一人になり得るのではという人物を、言及させて頂きます。
 あくまでも「こういう考え方もあるんだ」という感じで読み進めて頂けると嬉しいです。では、話を進めます。


 まひろちゃんが「ものが違う」と感じたのは、2021年8月の「24時間テレビ」のときから正直既にあった。


 何か要望があるなら言うべきだし、不満に思っていることがあるなら不満があるって言うべきだし、本音を言うのってすごく勇気がいることだけど、本音を言わないと何も変わらないなって思います。
 傷付き合うのを恐れて、みんな本音を言わなすぎじゃない?もっと本音をぶつけ合おうよ!

 (2022年12月3日、NHK総合「真剣10代しゃべり場リターンズ」、プロローグ[まひろさんの問題提起のVTR]での、まひろさんの言葉より。)


 私の夢は、「日本の社会をよりよくすること」です。
 そのためには、みんなが思っていること、感じていること、困っていることを、心をむき出しにして、本音をぶつけ合うことが必要だと考えています。
 確かに、本音を言うって、怖くて、本音を言うって、怖くて、傷つけ合ってしまうこともあるし、いまはSNSとかで、発言が拡散される恐れもあります。
 でもそれにしても、みんな本音を言わなすぎだと思っていて、「もっと本音をぶつけ合おうよ!」ということで、今回のテーマを提案しました。

 (2022年12月3日、NHK総合「真剣10代しゃべり場リターンズ」、本編開始での、まひろさんの「冒頭発言」より。)


 いま、まず、まひろさんの「冒頭発言」を、取り上げさせて頂きました。
 実は、まひろさんを初めて観たのは、「真剣10代しゃべり場リターンズ」よりも以前になります。



 自分が「まひろさん」を最初に観たのは、2021年8月22日、「24時間テレビ」の一コーナーである「世界変えたいこと会議」です
 このコーナー、放送されたのは「15分程度」ですけど、実際の議論は「2時間ほど」あったとのことです。


 (引用失礼いたします。
 写真1枚目の、前列右端が「楳原まひろさん」、後列左から2人目が「原田怜歩さん」、後列左から4人目が「北村優斗さん」[このツイートの投稿者]です。)



 この「世界変えたいこと会議」に参加した10人の10代の中で、印象的な一人が、いまリンク添付させて頂いた「Plunger」主宰の原田怜歩さんです(「怜歩」と書いて「らむ」と読みます)。
 議論のテーマの一つに「バリアフリートイレの改善案」があって、確かこの、怜歩さんの問題提起からかなと記憶しますけど、「ジェンダーフリートイレ」という発想・着眼点が、とても心に響く感じで。



 「ユニセックストイレ」。実は今回の記事執筆の過程で、この言葉を初めて知った感じですけど(恥ずかしい…)、自分はこの「ユニセックストイレ」、普及が進んで欲しいです!と強く願ってます。


 で、怜歩さんも、印象的な一人です。ですけど、2021年8月の「世界変えたいこと会議」で、自分が最も強烈な印象を抱いた、いやはっきり述べれば「ものが違う」「スケールを感じる」「圧倒的なオーラ」と感じたのが、「楳原まひろさん」でした。



 5月の「真剣10代しゃべり場リターンズ」1回目の出演を踏まえて調べた際に知った感じですけど、まひろさん、「東京大学附属中等教育学校3年生」とのことです。
 「東大附属」の学校があることは、存じてはいました(ちなみに自分は大阪の在住です)。ですけど、ある種ベールに包まれた存在だなあというイメージも、正直抱いてました。



 「中等教育学校」、かなりかみ砕けば「完全中高一貫教育の学校」です(尤も厳密には必ずしもそうではないですけど)。日本ではなじみの薄い学校スタイルですので(「中高一貫教育」という言葉は盛んに聞きますし、近年では「小中一貫教育」も普及し始めていますけど)、併せてリンク添付させて頂いてます。


 で、「東北・福島にかかわる高校生」、この「世界変えたいこと会議」でのまひろさんは、このような紹介のされ方であったと記憶していますが(それ故に当時のツイートでは「福島の高校生」と綴ってしまってたのかなと想像ですけど)、いまリンク添付させて頂いた、「OECD東北スクール」さんです(「東日本大震災から10年ワークショップ あれから、これから」が、この「OECD東北スクール」での取り組みです)。

 自分自身、実は、2011年9月(東日本大震災から半年後)から、3年半東北を訪れてきて(延べ10回です。それと2019年9月にも1回です)、その後も微力ながらですけど東北に向き合い続けてきてますので、「OECD東北スクール」さんのことは、勿論存じてます。

 では、話を「世界変えたいこと会議」のことに戻します。


 【「世界変えたいこと会議」(2021年8月22日放送)、楳原まひろさんの発言趣旨。】

 「環境に気を遣わないと罪人みたいな風潮が少し苦しくて。」
 「一つの側面だけで批判して(誰かを)仲間外れにすると人間として終わっちゃう。」
 「多様性が特別なもの、一つのジャンルになっている。これって変だな、逆差別だなと。」


 まひろさん、このときの発言回数自体は、正直多くはありません。
 (尤も「15分程度の放送時間」に対して、実際は「2時間程度」であったとのことなので、実際は恐らくもっと発言してる可能性もありますが。)
 ですけど、このときの3つの発言。

 「本質を、ズバッとえぐるようにとらえている。
 一つ先の目線を見据えている感じに映る。

 この10人の中で、まひろちゃんこそ『ものが違う』。」


 で、まひろさんがここで特に「伝えたかったこと」は、

 「多様性が特別なもの、一つのジャンルと化しているこの日本社会っておかしくない?一つの側面だけでとらえないで、異なる考えに耳を傾けられる、物事をより多面的にとらえられる社会にしようよ!」

 恐らくですけど、このことをまひろさんは特に伝えたかったのかなと想像するのです。その一方で、

 「環境に気を遣わないと罪人みたいな風潮が少し苦しくて。」

 この言葉、正直「表現的にはきつく聞こえてしまう」感じは拭えませんけど、でも恐らくですが「環境に優しい視点を大切にということは、自分だって頭ではわかってるつもり、だけど…」と伝えたかったのかなと想像です。
 で、この「世界変えたいこと会議」を通して、まひろさんについて、自分は「あること」を漠然とですけど抱くようになります。


 で、そのような感じで迎えた、「2022年5月6日」。
 「世界変えたいこと会議」から、およそ「8か月半後」。
 まひろちゃん、2回目のテレビ登場(自分が把握の範囲でだが)。
 「真剣10代しゃべり場」第1回です。

 このときは、(冒頭でも少し触れましたけど、)「好きなことを仕事にすべき?」がテーマでした。
 提案者は「タケル」という同年代の男子。「タケル」さんは、自分的には「斜に構えた」感じに正直映ってました。
 それと、この「第1回」参加メンバーのうち、「まひろ」ちゃんと共に、「ひなの」さん、「とびこ」さん、「アグネット」さん(アグネットは男子)が、今回の「第2回」も継続参加です。
 (「第1回」は7人、今回の「第2回」は8人がそれぞれ参加でした。)


 (←いずれも引用失礼いたします。なおこのときは、自分はツイートをしていませんでした。)



 【「真剣10代しゃべり場」第1回(2022年5月6日)、主な事項。】

 ・「好きなことを仕事にすべき?」がテーマ。提案者は「タケル」。
 ・参加者は「7人」。「まひろ、ひなの、とびこ、アグネット」は第2回にも継続参加。
 ・タケルの主張は「好きなことを仕事にすることへの違和感」だが、よく聴くと「組織に属することへの違和感」の感が。
 ・議論自体は、タケルが「斜に構えた」感じで平行線の感じで終盤へ。
 ・そこで流れが一気に進む原動力になったのが「まひろ」。
 →タケルを「尊重しつつ」「否定しない感じで」、「他メンバーの考えをうまく状況整理しつつ」。
 →「でも、夢を持つのはとても素敵」という趣旨へと、うまくソフトランディング(軟着陸)を試みる。
 ・結果、議論は「一応の納得」を得た感じで、タケルは気恥ずかしく(でもプライドは保ちつつ)、まひろは「微笑み」を浮かべて、終了。


 そう、5月6日の「真剣10代しゃべり場リターンズ」第1回。
 このときのまひろさんは、「世界変えたいこと会議」のときに漠然と抱いた「あること」を、より確信させたのです。

 「本質を、ズバッとえぐるようにとらえている。
 一つ先の目線を見据えている感じに映る。
 この10人の中で、まひろちゃんこそ『ものが違う』。」

 いま、「世界変えたいこと会議」で、特に発言面や、そのときの言い回し、表情から感じたことを再掲させて頂きましたけど、ではこのときに、まひろさんについて漠然と抱いた「あること」とは何か。


 「炎のように、弓矢のように、『まっすぐな心』『芯の強さ』が伝わる。
 異なる考えを否定しない、『優しさ』『視野の拡さ』を併せ持っている。
 それでいて『自分』をはっきりと強烈に持っている感じが伝わる。」


 特に、まひろさんからとても強く感じるのが、「まっすぐさ」「芯の強さ」です。まるで「炎のように」「弓矢のように」、どこまでもまっすぐな感じに伝わる。
 でも、ただまっすぐなだけではない。「世界変えたいこと会議」でも「真剣10代しゃべり場リターンズ」第1回でも、「思ったこと、本音をはっきりという」けど、それでいて「異なる意見への配慮を併せ持つ」感じが伝わるのです。

 そういったことを含めて、まひろさんは「ものが違う」「スケールが違う」と感じたんですよね。


 で、いまの時点で既に長くなっていますので、続きを(その2)で綴らせて頂きます。


 【エッセイ#8A】【社会貢献#4A】

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