あわいの世界~Sound & Calligraphy 2 Ransen 2020年6月16日 18:54 「あわいの力」安田登著をよんだ。「あわいとは、媒介・あいだ自己と他者、異界と現実界、時間と空間、あっちとこっちふたつのものが出会う界隈。」古代甲骨文字に「心」が登場するのは、紀元前1000年ごろそれまで心という概念はなかったのではないか。それから300年から500年後、孔子や釈迦が生まれ、さらに500年後キリストが生まれ、さらに700年後空海が生まれ、「心」との付き合い方を説いた。2000年以上たった今、「心」に代わる何かが生きるために必要なのではないか?「文字」が生まれてから300年ほどして登場する「心」そのヒントは古代文字や日本語、日本の芸能にあるのでは。古代文字の時代には「時」という字に今の時間を表す概念もなく、止まるという字と日を組み合わせ、今ここをあらわしていた。止の字は足跡。仏教伝来以前の文字はいまだにはっきりしていない日本語。万葉集も奈良時代末期から平安時代に編纂されたという。和歌はそれ以前から読まれていたようで、文字を持たず、五七五七七の音で感情や情景や現象を表現し、伝え、意思疎通しあっていたのだろう。あめを「雨」「天」「海」とも表してきた。あめつちが「天」「地」から「海」「土」としたら。この世とあの世の境は、地平線のような境界線ではなく、波打ち際のように揺らぎ、常に変化する余白のある空間なのかもしれない。それは、「音」の世界に似ている。形や流行りではない、決められた枠を超えて心を解放し、その先を感じる音。文字–書道も同じ、型を超えたところにある美しさへ。Calligraphy Ransen蘭泉Heart Sutra 般若心経(写経)Ancient character TIME / peace 古代文字アート「時」「和」 Kana IROHA かな書アート「いろは歌」Music photon by SOUND8 #動画 #瞑想 この記事が参加している募集 読書感想文 185,756件 #音楽 #読書感想文 #動画 #アート #瞑想 #宇宙 #数秘 #書 #MV #素粒子 #Ambient #融合 #いろは #あわい #安田登 2 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート