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敵を作らない表現力の達人

長男のかわし方は、実にうまくて
あっぱれです。
小さい頃から
そんな素質があるようです。

例えば、こんなことがありました。

息子が声を出しながら
手で自分の唇をぶるんぶるん
させながら声を出し続けていました。
私は、そろそろ、やめてほしいんだけどな〜
と思ったとき、
息子は、察していたかのように
こう言いました。

「うるさいと思ってるんでしょ〜あと少しだよ。」
と言いました。

ある時、息子が服を汚して帰ってきました。
靴も服もドロドロ。
あぁ〜洗濯たいへだぁ〜と
思ったその瞬間
「マミー、汚いのは嫌いだから
イライラするよね。
洗濯お手伝いするから。」
ですって。

「あぁ、相変わらず好き嫌いが多いよね〜」と私。
「これから好きになっていく予定で、
今はその途中なんだよ。」
と。

「舞茸食べないなんてねー」
「舞茸はこう思ってるよ。
美味しくないと思っている人に
食べられるよりは
美味しい美味しいと思って
食べてもらった方が嬉しいじゃん。」

こんな言葉が会話している時に
とっさに出てくるのは
大したものだと感心します。
会話が通り過ぎてから
思いついても遅かりしだから
素早い思考力は大事。

息子が学生の時の成績は
そのクラスで最下位からいつも
三位以内で争っていました。
学校の成績と会話センスは
別なのですね。

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