元カレ完全成仏🌋シリーズ④


▼前回の記事



前回の記事で最後少し触れたけれど、

結婚バナシ封印期間の、突いたら割れそうな関係性たるや。
思い出すだけで、なんだか息苦しい気持ちになる。



そしてその期間、
あまりにも私が邪険に扱われていて、
予定を優先してくれなくなったり、逆に急に会えることになったりしていた。 



絶対に、アプリか浮気じゃんとなり、わたしもアプリを入れて彼を探した。
ポリシーで、携帯だけは見ない、と決めていたので自力だった。(携帯は見たら絶対黒いものが沢山出てくるのが安易に想像できたし)



舐めてはいけない。私のネトスト能力。
ほんとうに舐めてはいけない。世の中の全おんなの勘。



それで彼をすぐに見つけてしまった。
出てくるな...と思いつつ、見つけた。


プロフィールの感じや、写真の感じ、
そこまで真剣にやっていないのかも?と
意味のわからない希望を自ら見出していた。

※真剣にやっていないことが、なんだというのだ。やっている事実は変わらないのに!!


なんとか、セーフのラインに持っていきたかったのだ。それで彼に、
あくまでも “友達が彼を見つけた”という程にして問いただした。


彼は、

「友達の仕事のために女の子を紹介するため」とか、「協力するために人集めてた」

と言い訳をして、明らかな嘘をついていたけれど、最後まで、自分が出会う目的だったとは言わなかった。
勘違いさせてしまってごめんと謝っていた。


見え見えのウソだったけれど、
「その言い分は信じてないけど、やめてくれたら見逃す」ということに落ち着き、その場を収めた。


別にやめたからって、交換済みの連絡先が消えるわけではないし、普通に浮気はできるけれど、「その後の態度で信じるか決める」となったのだ。


わたしは信じると“決めた” 事で、
自分ががんじがらめになっていた。


金曜の夜、飲み会後に深夜になっても連絡が途絶えていると、怖くて眠ることができなかったし、彼の意味深なツイートを見つけては、真相を知りたくて詮索した(見なければいいのに)。


インスタのフォロワーの女子が増えていたら、誰なんだろう、と思って調べたり、しなくてもいい不安の掘り起こしをしていた。


意思疎通がままならず、たまに、不安すぎて深夜に重めのLINEを送ってしまった後、スタンプ一個だけで返事をされたり(地獄)、
全然向き合ってくれずに突き放されたLINEがきたりして(地獄part2)、自暴自棄になった。



お酒をしこたま飲んだり、不眠になったり、
会社をサボったりした。



それらを一通りやった後、わたしもアプリを始めた。
同じことをして、おあいこにしようと思った。男の子の友達が欲しかった。彼に依存しすぎないように。
でも結局それは、浮気に発展したし、当然感情移入もする。


前回の記事に貼ったnoteでもあるように、
Mくんに出会った。ほんとうに怒涛の一年だった。※Mくんとの話はそれを見て


ここで、彼から離れられるはずだった。


離れたくて、でも自分ではその力や勇気が持てなくて、Mくんに出会って、やっと抜け出せるはずだったのに。


Mくんに出会って、私は自分の中で感情のバランスが取れるようになったし、彼に適当に扱われた時も、心が強くなれた。
順調に行っていれば、そのままMくんと付き合っていたかもしれない。



でも、Mくんに出会ってから半年くらいで、
彼が、だんだん優しくなった。



時間をつくって、私を最優先するようになった。その時、わたしはやっぱり全然まだ彼が好きで、今の彼ならもう一度向き合うことができるかもしれない、と思い戻ったのだ。

その頃、彼が優しくなったのは、
私が、趣味や友達やMくんとの予定を優先させ、忙しくしだしたからだと勘違いしていた。 


けれど理由はそうではなく、
彼は気づいていたのだ。

後々、この時の浮気を彼は知っていた、と知ることになる。(それも、彼のふたたびのアプリ発覚事件がきっかけで)

浮気している、という確証は得ていなかったみたいだけれど、一度だけLINEを見られていた、と知ることになる。


ずっと言わなかったのだ、彼は。


事実を受け入れて、でも、わたしへの申し訳なさなのか何なのか、問いたださない優しさ?を持っていた。大切にしようと、おそらくその時決めてくれたのだった。


後々振り返ると、本当に救いようがない。

彼も、わたしも、最初はどっちが悪いとかがあったのに、もうこうなるとどちらも救えないなあ、と今なら笑える。


彼はその時、私を手放してはいけない、と気づいたのかもしれないし、逆にここでちょっと優しくしておけばまた戻ってくる、と確信していたのかもしれない。


少なからず、その頃の彼は少しわたしに必死で、わたしはそれが嬉しかった。



ちょうどそのくらいで、封印していた結婚の話を自然とするようになって行った。


そろそろタイミングを決めていくからもう少し待って、と彼は前向きな様子を見せていた。


一緒に住むなら家賃これくらいが相場みたい!と私に言ってきたりして、わたしを喜ばせた。


ほんとうに順調だった。


でも私はなぜか、その頃ずっと怖くて、嬉しくて幸せなのに、時折恐ろしく怖かった。

その先の、“何か” を予期するように、
こんなにいい事が続くなんて何かある、と思っていた、ずっと、心の奥でうっすら。




そして、彼の2回目のアプリが発覚した。
前回から一年くらいが経っていた。

スマホを触っている時アイコンが見えて、しかも二つくらい入っていて、愕然とした。
(わたしの洞察力も舐めてはいけない)

こんなにも上手く行っていたからこそ、今回は本当にショックだった。   



おそらくそれが発覚して、5ヶ月後くらいに別れることになる。




ここからもうひと山あるので、また次回。


ほんとうに、ここまで読んでいる人はみんな、なんで別れない?!?!??って思ってますよね、わかります。わたしもそう思います今なら。


でもそういうもんでしょ、好きな気持ちだけじゃなくて、もっと複雑な絡み合いがある。


もうとことんやりきって、それでもどうにもならなくなった時、スパンって終われる気がしていたから。

どうしようもないことって、恋愛では山ほどある。わたしはもうその渦中にいて、誰かに引っ張ってもらっても、やっぱり自分でヨイショって足を出さないといけなかった。




続きはまた次回書きます



あと何回で終われるかな!


成仏〜〜〜

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