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食べる、眠る、食べるの日。

カレーの匂いが、背後から漂っている。台所に背に、これを書いている。眠ってばかりの昨日から今日になり、それでもやはり眠いのだった。


ここ1週間、規則正しく起床できていたはずなんだけど。昨日は、起きられなかった。いや、なんとか起きて、パートナーにコーヒーを淹れて、仕事へ出かけるのを見送ったところまでは、よかった。けれど、そこで体力が尽きてしまった。もしくは、だるさが限界を越えていた。


一昨日は、夏と見まがうほど暑かった。昨日は、念のためしまわずにおいた長袖のパーカーを着た。天候に振り回されても、それなりに生活できていたと思っていたけど。だめになるときは、とことんだめになる。


パートナーから、夕食はカレーがいいとのリクエストがあった。ルー以外の材料は揃っていた。ので、ルーの買い出しに行かないといけない。Siriは「降水確率は0%です」と断言していたけど、現在進行形で小雨が降っていた。


スーパーでは、ルーとその他の食材と、これからぼくが食べるかもしれないものを、手当たり次第買った。帰宅してすぐ、惣菜も菓子も、それがなくなる度立て続けに食べた。1時間か、2時間くらい。本当は、30分くらいだったかもしれない。暴力的な食欲だった。


途中、どうしても眠くなって、横になった。気付けば14時半だった。ぼくはまた、残りの惣菜をなくなるまで食べ続けた。過食、というか、暴飲暴食、というか。以前は頻繁だったのに、ずいぶん久しぶりだった。まあ、していいものではないけど。


夜になって、ようやく布団から離れることができた。座って立ち上がる度、貧血なのか、目の前が暗くなった。あれだけ飲み食いしたのに、血になっていないのか。とりあえず、カレーは作った。


今日の分の筋トレをしていないことに気付いたけど(月曜日から、YouTubeの「筋トレ1週間チャレンジ」を見ながら鍛えている。)本日のメニューをするにあたって、トレーナーの人が「今日はかなり厳しいので、覚悟してください」と地獄のようなことを言っていたので、ストレッチにしておいた。


ヤクルトだのミルミルだの、胃腸を整えるものを飲んで、自分を騙した。まあ、こんな日もある。くらいに思えるようになったのは、救いかもしれない。ひどい日ではあったけど必要な日だったのだ、と。あと、税抜き398円のローストビーフがおいしかった。赤身の肉おいしい。贅沢したけど、外食するより安いので、よしとする。

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