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どうにかしよう、どうにか、そうくり返し、

尾道で買い込んだ本や、珈琲豆が、昨日届く。


予定だった。


午前に届くはずだったのだけど、まったく来ない配達員。


控えを見返すと、「発送先」と「依頼主」の住所が逆……。


「依頼主」にするはずだった住所は、そのとき滞在していた宿にしていた。


ので、尾道から送った荷物が、日時指定をして、尾道に届いたわけだ。


すぐさま宿に電話すると、謎の荷物が届いたことで、スタッフは困惑していたらしい。


(荷物の発送時は、もちろん本名を記したけど、滞在時は筆名を使用していたので、スタッフはなおさら心当たりがない。)


すぐには送れないかもしれない、と言われつつも、当日中に発送手続きをしてもらえた。


手続きを終えた連絡をもらうまで、ぼくはものすごく落ち込んだ。


迷惑をかけてしまったこともそうだし、たぶん、旅行がきれいに終われなかったような気がしたからだろう。


(ちなみに、スタッフとはSMSでやりとりしたけど、気にしてはいないようだった。)


でも、新たな控えを、わざわざ画像添付してもらい、追跡番号もわかっているので、今度こそ、安心できる。今日から、天気が悪いことを除けば。


ようやく帰ってきたというのに、色んなことが上手くいかないな、と思う。


昨日の朝は、ずいぶん晴れて、昼になるころには、ずいぶん曇り、寒くもなって。


そのせいだろうけど、突然体がだるくなって、頭痛もした。吐き気になりきらない、気持ち悪さもあった。


そういえば、朝は受診もしたんだった。疲れたのかもしれない。あと、血液検査もした。もしかして、ほんの少量でも、血を抜かれたせいもあるのかな。


具合の悪さには、いつも、多すぎる心当たりがある。


これからしばらくは、天候も崩れる。比例するように、たぶん体調も。


考えるだけで、憂鬱になる。考えてもしょうがないことだとわかっても、考えずにはいられない。


尾道では、EVEに頼ることは、一度もなかった。それほど、悪天候になることもなかった。


それなのに、地元に帰って早々、服用することになるとは。


具合が悪くなるときだけ、尾道に戻りたいな。なんだか、療養先のように思えてくる。


とにかく、今日も明日も、生きないといけない。なるべく、痛みを軽減させて。


どうにかしよう、どうにか。


今も震えながら、考えている。

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