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贈ったり、贈られたり。

昨日は久しぶりに行ったことのない場所へ行ったり、途中で思い出して、行ってみたかった場所へ行ったりした。新鮮な一日。なのは、いつもか。


常々ガラスペンが欲しいと思っていたぼく。が、先日ようやく見つけた好みのペン。パートナーが、誕生日プレゼントに買ってくれるらしい。ので、片道1時間のドライブ。(近所に文房具屋がないゆえに。)


ぼくが以前訪れたときは、3、4本残っていたはずだけど。在庫はもうなく、現品限りとなっていた。「以前」といっても、1ヶ月も経っていないはずだけど。まあ、手に入ってよかった。


その他は、インクの小瓶と、使い心地のよさそうな便箋と封筒。は、自分で買うつもりだったけど。せっかくだからと、それもパートナーが買ってくれた。ありがたい。全部、ちゃんと使わせてもらうよ。


とりあえず予定は済んだので、カフェでお茶を。ずいぶん前から行ってみたいとは思っていたけど、付近に来るころには忘れていた。広くはないけど、静かで落ち着く場所だった。別々のデザートを頼んで、味見し合ったりした。


夕方になる前には、帰るつもりだったけど。そういえば。と思って、花屋へ寄った。以前、自宅の近くでポップアップをしていた花屋なのだけど、店舗がそこから1kmもない場所にあるらしかった。


そのポップアップのとき、ぼくはミニブーケを買った。パートナーにプレゼントして、大きめのガラスコップに挿した。ので、今回もそうしたいと思ったのだった。店長であるお姉さんは、ぼくのことを覚えていた。数ヶ月は前のことなのに。丁寧に包んでくれたそれを抱えて、店を後にした。


自宅に帰ると、すぐに宅配便が来た。なにも注文した覚えはないのだけど。と思っていたら、先日結婚式を挙げた友人からだった。なんとなく予想していた通り、式に参加していたらもらっていたはずの引き出物だった。チョコレートケーキが入っていた。後日、コーヒーといただくことにする。


自分で買ったものもあるけど、贈り物に溢れた一日になった。すべて、すてきなもの。それが、自宅の一員になる。この瞬間は、とてもうれしい。


花はまたガラスコップに挿して、ガラスペンやインクは机の上。便箋や封筒を買ったのは、手紙を出したい人がいたからだった。女王蜂のアヴちゃんだ。なので、ファンレターということになる。いつか、書いてみたいと思っていた。せっかくなので、憧れていたガラスペンで。


まあその前に、パートナーへ手紙を書くんだろうけど。身近な人だからこそ、手紙を送るのは楽しい。贈り物は、こうして別の形で贈り物になるのだった。

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