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生きなければならないことが、こんなにも

ぼんやりする。


そう、何度日記に書いただろう。


覚えていない。


たぶん、ほとんど毎日書いているから、たぶん。


この日記を始めて、たしか、4年目くらいだけど。


ぼんやりし始めたのは、いつだったのか。


少し、息がしやすくなったのは、いつだったのか。


仔細に思い出そうとすれば、蓋をしていた臭いものが、溢れてしまいそうな気がして。


目を塞いでいる。


それを、逃避だと、言う人はいる。


じゃあ。


ぼくが、またそれを直視して。


どうにかなってしまったときの責任は、取れるの。


薄っぺらい綺麗事をふりかざすのは、無責任な人達ばかり。


なるべく会わないようにして、それでも、遭遇してしまうことはあるけど。


ぼくは、心を開かない。


誰に対しても、そんな気はするけど。


嫌いな人間には、特に。


薄っぺらいことばには、薄っぺらい相槌で返す。


踏み込んでくるな、と言えたら、どんなにいいだろう。


言っても言わなくても、意味のない人は、いくらでもいる。


本当に、くだらない。


ぼくは、静かに生きたいだけなのに。


だから、引きこもっておくしかないのかな。


でも、じっとしてばかりいたら、見たくないものを押さえ付けている蓋が、割れそうになるのも、本当。


ぼくは、どうしたらいいのか。


途方に暮れることは、多々。


ぼくは、睡眠で逃避ができない。


悪夢しか見られない。


ひどいときは、目が覚めたときに、顎が痛いことだって。


ずっと、歯を食いしばっているから。


くだらないでしょう。


先日、睡眠薬が増えた。


まだ飲み始めたばかりだけど、少しましになった気がするような、そうでもないような、くらい。


たぶん、寝床に入ると、もう、緊張してしまう体になったんだと思う。


薬で抑え込むことができないほど、ぼくの頭も体も手遅れなんだろうか。


まあ、今さらか。


ぼくは、いつも寝足りない。


眠たいのに、眠れない。


ときどき、ぼくの過去を、無遠慮に掘り起こしたがる人がいる。


苦しい。


生きなければならないことが、苦しい。

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