見出し画像

コーヒーを淹れる、もの書き志望。

画像5

画像6

そのコーヒーは、麦茶だった。正しくは「……のようだった」だったんだけど。


初めて、コーヒーミルを調整した。最大限、豆が粗く挽けるように。けれど、いかんせん粗すぎたみたいだ。

画像1

画像2

まあ、ほとんど粉になっていない状態で淹れるコーヒーも知っているけど、それにしても粗い。とはいえ、まずくなることはないだろう。と考え、レッツ抽出。

画像3

どうです、麦茶でしょう。実はコーヒーなんですよ、これ。色だけじゃなく、匂いもものすごく薄い。わかってはいたけど、少し(?)失敗したみたいだ。

画像4

目隠しして飲んだら、コーヒーだと気付くのに時間がかかると思う。それくらい、淡いコーヒーだった。ぼくは、嫌いじゃない。コーヒーが苦手な人でも飲めそうなくらい、あっさりした加減。まあ、もう少し細かく挽いてもいいかな。つまり、もう少し濃いめに淹れてもいいかな。そう思った。


近ごろのぼくは、コーヒーにご執心。以前は、まったく飲めなかった。味は苦手だし、腹は壊すし。けれど、今年になって知人が増え、特にコーヒーに携わる人が多く、彼らが淹れたものはとても飲みやすく、体調も崩さなかった。(ちなみに、コーヒーで腹痛になるうんぬんは、豆に問題があります。)彼らに感化され、ぼくも自分で淹れるようになった。


道具は揃っていた。もともと、パートナーが趣味で淹れる予定だった。けれど、本人が忙しいこともあり、半年以上放置されていた。なので、ぼくが引き継ぐことにした。やってみると、案外ぼくの性に合っていたらしく、数ヶ月経った今も続けている。


今は、上手く淹れられるように練習している。特に、どこかへ出店するとか、そういうのは目指していないんだけど。知人には、豆の焙煎を勧められている。(焙煎は、少量ならアパートでもできます。)興味はあるけど。もの書きをしているぼくだけど。何になろうとしているのか、如何せんわからなくなってきた。(古本のポップアップストアもやろうと考えているし。ううん。)


さて。今日はまた、ミルの調整をしよう。今のままじゃ、また麦茶(コーヒー)を淹れることになるから。ここ数ヶ月でできた知人達は、本やコーヒーに関わっている人達。類は友を呼ぶ、というか。無職だから、時間はある。どうせなら、おいしいコーヒーを淹れられるもの書きになろう。

この記事が参加している募集

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。 「サポートしたい」と思っていただけたら、うれしいです。 いただいたサポートは、サンプルロースター(焙煎機)の購入資金に充てる予定です。