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すごく眠い日の、少しの成果

「今日はあたたかいですね」

「そうですね」

「なんだか、すごく眠そうですね」

「……」


すごく眠そうに見えたらしい。いや、本当にすごく眠かったけれど。そんなに?


スタバの店員さんは、ぼくがこの陽気に眠気を誘われたと思ったんだろうか。(たぶん、そこまで考えてないだろうけれど。)


熱いほうじ茶を片手に、陽の当たるカウンター席まで。ブラインドを下げても、まだ暑い。そのせいで、より眠くなる。


ぼくにしては珍しく、昨日は早起きできた。8時くらいだけど。たぶん、うちにいてもそのまま眠ってしまいそうだから、スタバまで行ってみた。


のだけど、眠気にのしかかられたままで、席に着いて早々、寝落ちするかと思った。おかげで、試食を渡して回っている店員さんに声をかけられたとき、変な声が出てしまった。(レジ対応と同じ人だった。)


「貧血 眠い」で検索。要は、血液が不足しているせいで、頭が回らなくなり、眠くなるらしい。それにしても、いつも大体眠いとはいえ、生活に支障を来たすレベルになってきた。


それでも、もの書きをしていると、眠気が覚めたり、筆を止めると、また眠くなったりした。そして、なんだかんだで頭を使っているので、作業をひとまず終えたとき、眠気はピークに達していた。


帰り道をよく覚えていないけれど、自宅で就寝することに成功した。行きより帰りの方が、眠気がひどくなることもあるのか。ぼくはすぐに眠っていて、気付けば2時間が経っていた。まだふらふらする。


布団の中でぐだぐだしてから、デッサンを始めた。終えたころには、外は薄暗かった。家事を一通り済ましたころには、真っ暗。眠気はそれほどだったけれど、頭がぼんやりしてしょうがない。


これでも、ジョア(1日分の鉄&葉酸)と鉄分のサプリを、毎日欠かさず摂取しているのだけど。そういう問題じゃないらしい。じゃあ、どういう問題なのか。原因はわかっているのに、いまいち解決できないのが、もどかしい。


コンビニに行きたかったけれど、もう気力も体力もなかった。朝、掌篇を書いたから、そのテキストデータをプリントしたかった。別に、次の日でもいいのだけど。その日の内に、修正したかったな。などと考えている内に、眠気はなかったはずなのだけど、うたた寝をしていたらしい。


気付けば、スマホが鳴っていた。パートナーだ。


今日の眠気は、どうだろう。まだ、あんまりわからないけれど。せめて、外へ出ても、帰る原因が眠気じゃなくなるくらいには、元気だといい。

デッサン12日目

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