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川沿いのさくら

気づけば関東では桜が咲いていて、昨日初めて桜を見ました。明日は晴れの予報なので、お散歩で川沿いの桜を見に行きたいなぁと思っています。


さて、桜の木って川沿いに多いですよね。


桜並木になっていて、ポカポカ陽気でみる桜。
思わず「はーるのー、うららーのー隅田川ー♪」と滝廉太郎の「花」を口づさんでしまう。
桜のアップ写真を写す(noteの投稿写真が桜満開に!)。

にしても、どうして川沿いに桜の木が多いのでしょうか?ご存じの方も中にはいらっしゃるかと思います。


きっかけは洪水対策でした。



桜の集客力×洪水対策?


江戸時代、江戸の川では土手が決壊して、たびたび洪水に見舞われていました。

土手を壊れないように固めたい!でも、予算がない!

そこで思い付いたのが、桜の木を植えることでした。

きれいな桜を見るために、毎年たくさんの人が訪れます。そうすると、土手の上にはたくさんの人が定期的に載ることになり、地面が踏み固められるんですね。
これでお金をかけず、労力もかからず、洪水対策がなされたというわけだそうです。


やっぱりアップで写したくなりますよね


桜と土堤と地名と

子供の頃住んでいた近くにこういう地名の場所があることを思い出しました。

「東京都 武蔵野市 桜堤


子供ながらに、なんで地名にお花の名前が入っているのだろう~?と思っていました。

で、今朝、初めて知りました。

土堤に桜が植えられていたことが由来でした。
あっ、確かに仙川という川がありました。

桜堤という地名、もう1ヶ所見つけました。

「静岡県 駿東郡長泉町 桜堤

三島駅から北上したところにあります。こちらにも一級河川水系である狩屋川水系大場川という川が流れていました。

もしかしたら、他にも桜堤という地名があるのかもしれませんね。


ぜひ、川沿いの桜をご覧になる際、片隅に思い出してもらえれば嬉しいです。


あじさい



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