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成人式のころ、考えていたキャリアとか

新成人みなさま、おめでとうございます。
今年は、昨年中止になった成人式が1年遅れて開催されるところもあると聞きます。
ぜひ、式に出ても出なくても、新成人の方々がよい門出となりますように。


あじさいです。季節柄の記事、自分のキャリアを交えてお届けしようと思います。
今は、地震を含む自然災害、防災、リスクマネジメントといったキーワードで仕事をしておりますが、学生時代(学部・修士)は物理・化学を学ぶコースに所属していました。このときは「地震や自然災害で一生食べていこう!」とか「絶対に防災!」とか考えていなかったんですね(むしろ、社会人として働くイメージが湧いていなかった(笑))。
当時何を考えていたのかを振り返ってみました。

2度目の成人式の方がもう近いな……なんて思っていたら、成人年齢引き下げにより2度目の成人式がすぐそこまで近づいていることを知りました。

……成人式の当日はバイト16連勤あけでして打ち上げで朝3時まで飲み、午後から成人式というなんともひどい有様でした。

興味あるものから、行動に移したころ

あじさいが地震や防災に興味を持ったのが大学1年生の前期。
「地震=怖いだけではない」「経済にも大きな影響」

キーワードだけ、頭の中にしっかり入りました。
よく分からないけど「猪突猛進」「やってみよう」。若さってすごい。振り返ると、若さが持つエネルギーこそ財産だと思います。

大学2年からは地学系の授業を履修し、後期にのちの指導教官が担当していた地学実験を履修しました。このころ、指導教官は学生を取らない先生として有名でして。事情も知らないので、同じく地震学を勉強したい同期と「先生の研究室に行きたい、地震やりたい」と連呼していたころでした。そのおかげで、研究室に来ていいよ!と言ってもらえ、2年生の後半から地震学の基礎を教えてもらえることになりました。

「動いてみる」と「言ってみる」は大切なんだなぁと思います。

あじさいをしっかり覚えてもらえたのは、実験に2度遅刻し、1日欠席したため、ダメな意味ででした。「実験で遅刻・欠席=単位を落とす」が理系学生では常識だったのですが、教授は盛大に笑って「何やってんだ」と一言。とてもおおらかでした。研究室に来ていいよと言われたのは、実は外部から修士の学生が来るためでお互いの利害が一致したからでした。

小さいころからの希望も叶えたい

せっかく地震学が学べる研究室に来てもOKと言ってもらえたのにも関わらず、正式に所属したのは1年半後でした。というのは、休学して留学することを決めたのはまさにこの時期。

きっかけは、元旦の母親のひとこと。
「留学したら。もちろん自分で払ってね。」

小さいころから英語を学んできて、どうしても海外で勉強したかったんです。ただ、経済的に余裕がある家ではなかったですし、留学は夢のまた夢。
当時は大学よりもバイトの方が面白く、フリーター並みに働いてお金を貯めていました。
確か、スガシカオさんの言葉で「やりたいことが見つからないときはお金を貯めておけ」という言葉がありまして、この言葉の通りにしていました。お金を稼ぐ明確な意味と、可能性が拓けたというのは大きな収穫でした。

今はなかなか海外に行けないご時世ですが、それでもチャンスを見越して準備しておくことは自分にとってプラスになるのかもしれません。いいじゃん。欲張っても。

「余裕」が欲しかった

当時は片道2時間かけて通った大学と週5のバイト、週2くらいで飲んでいたので、時間的余裕がほとんどなかった気がします。
いや、飲む余裕は作っていたか……。

スケジュールを詰め込むことで満足していた気もします……能力的にも時間的にも余裕欲しかった。

単位を落とすことはほとんどなかったのですが、このとき9科目中4科目で再試になりました……。年の離れた同期に「もっと真面目にやりな、勉強は最大の道楽なんだから」と言われていたっけ。もう少し勉強していたり、キャリアに対して情報を集められればよかったと今になって思います。

学生の時間は有限、大切なものと将来に時間を注ぐのは一案かなと思います。

終わりに

参考になるかは全くわかりませんが、20の頃を思い出して、書いてみました。
社会に出るまでまだ時間がありましたが、振り返れば興味があることを調べ始めていたようです。

興味のあること、少しでもやってみるというのはいいかもしれません。
やってみて学べることはたくさんある。
制約が色々ある昨今ですが、制約があるからこそアイディアが出るのではないかと思います。

改めて、成人おめでとうございます。


余談……この記事を書くのにあたり、当時使っていたmixiの日記を見返しました。

時代を感じさせる文面、アッパラパーな内容。顔から火が吹くかと思いました。
数年以内に退会して、記事を抹消しようと強く心に誓いました。

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