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上機嫌の作法

こんにちは!

今回はだれにでも実践できる上機嫌になれるテクニック「上機嫌の作法」を紹介します。

上機嫌になるには、以下のステップを踏みましょう。

  1. 不機嫌の原因を特定する

  2. その原因に対処する

この2つを実践するだけで、今日からあなたも上機嫌を手に入れられるはずです!

不機嫌の原因を特定する

上機嫌になるためにまずやるべきことは、不機嫌の原因を特定することです。

ここで「不機嫌の原因なんて多種多様だし、そんなに簡単に特定できないでしょ?」と思った方もいるかもしれません。

しかし心配ご無用です。不機嫌の原因は、実はたった1つに集約されます。その1つとは「執着」です。

「執着」とは、1つのことに心をとらわれて、そこから離れられない心理状態のことを指します。「もっとお金がほしい」というのは未来の生活への執着、「あのとき、ああしていれば今頃は…」というのは過去の行いに対する後悔に執着している状態です。

この各種の「執着」が心の中にイライラする感情を生み、不機嫌の種になるのです。

すべての不機嫌の原因は「執着」なのです。
自分がいま不機嫌な状態になっていると自覚したならば、いまこの瞬間に自分が何に対して執着しているかを考えてみましょう。それがあなたの不機嫌の根本的な原因を見つける最短の道です。

その原因に対処する

不機嫌の原因になっている「執着」のポイントを発見したら、それとどうやって付き合うかを決めましょう。

不機嫌の原因となる「執着」とのうまく付き合うための対処方法には、以下の3つがあります。

  1. 断言する

  2. 想像する

  3. 笑い飛ばす

断言する

「断言する」とは、「いま自分は○○という理由で不機嫌なのだ」とハッキリと認めるということです。

「いま自分は幸せなのだろうか?」とモヤモヤするのでなく、「いまの自分は不幸なのだ!」と断定するのです。これにより現実を認め、事柄に対して終結宣言をすることができます。

いま自分が置かれた状態を明確な言葉で断言することは、事実を確定させ、次のアクションを起こすスタートを切りやすくしてくれます。

想像する

「想像する」とは、違うことを考えるようにするということです。

不機嫌の原因となる執着のなかには、どうしても断言して吹っ切ることができないものもあるでしょう。自分の人生にとって大事で優先度が高いものほど、そうなるのは当然です。

そんなときに効果的なのは、まったく別のことで頭の中をいっぱいにすることで、その執着を忘れてしまう状況をつくるということです。

人間の脳は、同時に複数のことを考えられないといいます。1つのことに夢中になっていれば、過去の悩みやイヤな思い出は忘れられるのです。

不機嫌になっていると自覚したときには、自分の好きなことを思いっきりやる時間をとったり、一緒にいて楽しい人に会いに行くことがおすすめです。

笑い飛ばす

「笑い飛ばす」とは、自分が置かれた状況を俯瞰的にみて、「たまには、こんなこともあるよね」と認知することです。

「笑い飛ばす」とは決して自己を卑下するとか自虐的になるということではありません。自分自身の行動や感情をあたかも他人が見るように俯瞰的に観察して、冷静にその状況を理解した上で対応方法を考えるということです。

この思考法は、「メタ認知」などとも呼ばれています。この「メタ認知」をすることができれば、どんなに辛くて苦しい状況に置かれていても、自分を冷静に見て気持ちを切り替えることができるのです。

最悪な事態に陥ってしまい、つい不機嫌になってしまうときには、「人生には上り坂も下り坂もある。今回はたまたま下り坂に入ってしまうタイミングだったのだ」と考えましょう。そうすれば「坂を下ったら、あとはのぼるだけ。これから楽しいことだけが待っている♪」と、いまの状況を笑って楽しめるようになるはずです。

さいごに

今回は、上機嫌になるための作法をお伝えしました。

その作法とは以下の2ステップです。

  1. 不機嫌の原因を特定する

  2. その原因に対処する


不機嫌から脱して、人生を楽しく上機嫌に過ごしたい方は、ぜひお試しください。

自分が上機嫌に振る舞えば、周囲の人たちも上機嫌になります。その結果あなたのまわりは上機嫌なムードに満たされ、楽しい時間が過ごせるようになるでしょう。

今回は以上です。

それでは、よい1日を♪
今日が皆さんにとって素敵な1日になりますように。


【参考図書】

自分の「不機嫌」と上手に付き合う方法を学ぶには、以下2冊がおすすめです!


「メタ認知」を理解して習得するには、以下の3冊が読みやすくておすすめです♪


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