「なんとなくダルい」それってあなたのせいじゃないかも?気象病の対処法
最近、心や体が不安定でネガティブになっている人が多い気がします。
それって、自分や社会のせいでしょうか?
もしかしたら避けることの難しい自然環境のせいかもしれません。
その症状、気象病かもしれません
「気象病」って知ってますか?
「雨が降ると古傷が痛む・・・」みたいなことを聞いたことがある人もいるかもしれません。
私も天気痛というか、気象病がかなり出る体質で
雨が降る前や曇りの日、気圧の谷が来る前は必ず症状が現れます。
例えば
・古傷が痛い
・頭が痛い、ぼーっとする
・肩こり
・めまい
・体がだるい
・めちゃくちゃ眠い
・体がむくむ
・胃の不快感、ムカムカ
・理由なくネガティブになる
・イライラして感情的になる
みたいな感じです。
コロナや悲しいニュース、不安定な仕事などで滅入ることが多いこの時期に
不安定な気圧でさらに追い打ちをかけられて
無意識のうちにメンタルをやられてる人も多い気がします。
特に女性は気圧の変化を受けやすい人が多い印象です。
自分の症状と時期を理解する
私も、心身ともに気圧の変化に影響を受けやすくて、普段から敏感に感じてしまいます。そんな中で見つけた対処法をいくつかご紹介します。
まずは自分の症状と症状が出る時期、原因を特定します。
・「頭痛ーる」を毎日チェック
・体調やメンタルの状態を記録
「頭痛ーる」は気圧の変化をグラフで示してくれる便利なアプリです。
痛みの予報と、服薬や痛みの記録もとることができます。
次に、体調やメンタルの記録です。
ノートに3行日記でもいいですし、朝昼晩の3回「◎○△×」などの記号で記録するのも簡単です。
どんな時にどんな症状が出やすいのかは人によって違います。
気圧の急降下で頭痛が出る人、
気圧が上がるときに頭がぼーっとする人、
気圧が下がる前にネガティブになる人・・・
まずは自分の症状は本当に気圧の変化が原因なのか、
気圧が原因だとすると、どのように連動しているのかを確認することが大切です。
1か月くらい気圧と体調・メンタルの記録をつけるとだいたい自分がどのような反応をしているのかが分かってきます。
気象病の予防・改善方法
いつどんな症状が出やすいのかを理解すれば、対策はできます。
しかし、症状が治まるわけではありません。
気象病は自律神経と関係しているので、できるだけ副交感神経を優位にしておだやかに過ごすことが効果的です。
・朝昼ならカフェインを取る(頭痛改善)
・耳、手、頭のマッサージ
・嫌なことはできるだけしない無理しない
・首、手首、足首を温める
・お風呂に入る
・夜はとにかく早く寝る
・SNS見ない(ネガティブな内容が絶対気になる)
・4秒吸って8秒吐く呼吸をゆっくり繰り返す
・マインドフルネス瞑想
自律神経に関しては、医師の小林弘幸先生の著作がとても具体的で
分かりやすいので紹介しておきます。
どちらもkindleで読みましたが、かなり体調の改善につながりました。
「なんとなく不調」の気象病以外の要因
何か月も環境と自分の体調とメンタルを照らし合わせてきた結果、
「病気ではないけどなんとなくの不調」にはいくつかの原因が関係していることが分かりました。
天気、気温の変化、気圧、湿度、月の満ち欠け
生理、睡眠時間、食べたもの
そして仕事や人間関係などのストレスです。
細かい内容はここでは割愛しますが、
まさかこんなものが体の負担(ストレス)になっていたなんて、と思うものもあります。
「ストレスが原因です」と言われてもその内容は様々ですから、
記録を続けないと気づけないことがたくさんあります。
具体的な私の記録方法
1か月以上記録を続けて自分の症状を原因を把握することが大切ですが、
続けるのは面倒で難しいものです。
わたしは簡単にノートに記録しています。
・日付、曜日
・起床時間、睡眠時間
・天気
・気温(前日比+-)
・月の満ち欠け
・気圧の変化
・朝昼晩のメンタル記号(◎〇△×)
・3行日記
2021/2/1 (月)
7:30(7.5H)スッキリ
晴れ、12(-2)/0(-1) 、🌙上弦15%、気圧やや注意
〇/◎/〇
仕事うまくいった、疲れた、〇〇ができた
2021/1/29 (金)
7:00(7H)ねむい
くもり雨、9(-9)/3(-3) 、🌕満月、気圧警戒!
△/〇/×
体が重い、〇〇が嫌だ、ネガティブつらい~
こんな感じです。
毎日できなくたって大丈夫という気持ちが大事です。
やってるうちに習慣化してきて続けられるようになります。
ちなみに下の例では、
1週間の疲れが溜まった金曜で気圧も急降下、前日との温度差もひどく、
しかも満月というかなりメンタルコントロールが難しくなる日ですw
まとめ:気象を感じられる特殊能力
気圧や環境の変化に全く影響を受けない人もいますし、ストレスに強い人もいます。そんな人たちを「強くて、いい意味で鈍感でうらやましい」と思うこともあります。
でも、微細な気候を心身で感じ取れるなんて特殊能力みたいでちょっとおもしろくないですか?
体調やメンタルの不調がおきたときには「自分ができないのがダメなんだ」と思ってしまいがちですが、
誰かと比べて、自分に厳しく当たるよりも自分のことを理解して対策するほうがきっと楽に生きることができますよ。
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