見出し画像

働けなくなったらどうなるの? 〜暮らしの不安を取り除く知識武装〜

ハロー人類!!! 私がたまぽんです!!!!!

今日気づいたんですけど私の居場所はTwitterの中でも「メンヘラ界隈」っぽいですね。実は私も夫もメンタルヘルスに課題のある人間です。
私は鬱病の既往歴があり、夫は不眠症。今は二人とも基本的に元気に過ごしていますが、メンタルをやられて働けなくなるリスクから自由になることは無いでしょうね!!!
しかしだからと言って悲観的に生きていくのは性に合わない。そこで今回は、病気やメンタルの問題で働けなくなった時にどんな制度を使うことになるのか、結構真剣に書いていきたいと思います。


まずは病休

まず体調を崩した時に真っ先に取るのは「病気休暇」です。企業によって期間が様々ですが、この制度がきちんと導入されている企業にお勤めなら、しっかり活用しましょう。

https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/jikan/syurou/22/dl/gaikyou.pdf#page=8

ちなみにこのリンク先にある厚労省の調査結果では、病気休暇を導入している企業は22.7%でした。

https://www.jinji.go.jp/toukei/0111_kinmujouken/r01akimincho_kekka.pdf

またこちらのリンク先にある人事院の資料によると、病休が有給になる企業は30.4%らしいので、この期間にお金の心配が出てくる可能性もあります。生活防衛資金を持っておく必要がありますね。
休める期間はまちまちですが、長いと1ヶ月程度は使えるみたい。
まあ鬱とかだと一月では心もとないのですが、制度があるだけでまず感謝ですね。ちなみに公務員だと90日取れるらしいです。強い。

この期間と年休を駆使して、医療機関に通って療養しましょう。私は学生時代に鬱病をやったので使ったことが無いんですけどね。

休職+傷病手当金

病気がいよいよヤバくなって病気休暇を使い切ってしまった場合、従業員は「休職」という状態になります。簡単に言うと、確実にお給料がもらえない休みです。病気休暇を使い切った時点で即解雇になることはそうそう無いのですが、そろそろ退職と復職のどちらを選ぶのか考え始める大切な時期です。
この期間にもらえるのが「傷病手当金」です。

最大で1年6ヶ月、月収の2/3が支給されます。手続きは医師の診療を受けた後に、会社記入の書類、医師の診断書、自分で記入する書類が必要になります。

こういう手続き自体がもうものすごく面倒くさいんですが、何はともあれ制度上は、1年半は働かなくてもご飯を食べられそうです。

もし精神的な病気で休職期間に入った場合は、自立支援医療制度というものが使える場合もあります。月々の医療費が重荷になってきた場合はググってください。

1年を過ぎたらそろそろ退職と復職のどちらかを選ぶ

https://ten-navi.com/hacks/article-326-26861

先に上げた休職期間は、2年とか3年とかぐらいに設定されている企業が多いようです。しかし傷病手当が出るのは1年6ヶ月までです。この期間が終わったら、次はどうやって生きていけば良いのでしょうか。
鬱などであればまだ療養に時間がかかるかも知れません。その場合は障害年金を受給するための手続きを、傷病手当が切れる前に始める必要があります。
なんか手続きに時間がかかるっぽいんですよね〜。ただし障害年金はそれだけで食っていくための制度では無いです。障害年金を受け取るのであれば注意して欲しいのは、ある程度重度でない場合、これだけで生計を立てるのは難しいという点です。就労移行支援など、他の制度と併用する必要があります。詳細を語りだすと大変なのでこちらでは割愛いたしますね。

ぶっちゃけ働けそうならハロワに行って失業保険の基本手当(失業手当)を受け取りましょう。離職から1年間は日額で8000円前後もらえる様子です。
失業手当をもらうためには、就職しようとする積極的な意思があり、いつでも就職できる能力があるにもかかわらず、職業に就くことができない、いわゆる失業状態である必要があります。
ですのでこの時点で復職の意思は固めておいて、自分の体調に合ったお仕事を探すためにハロワに通いましょう。

職業訓練の検討

失業手当を受けながら職業訓練を受けることができます。ウェブデザインやプログラミングの訓練もあるようなので、ICTスキルを身につけて再就職という道も開けるかも知れませんね。

ここまで書いてみて、私自身も将来の不安が少し軽減した気がしますよ!!! 何はともあれ生きていきましょう!!!

以上、どんとはれ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?