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ひさしぶりの茶の湯フルコース《茶事》01

茶事(ちゃじ)、お聞きになったことはありますか?
茶の湯のフルコースのようなものです。

今月のお稽古は、茶事とのこと。
予習を兼ねて、その流れを少しご紹介。
ちなみに全部で4時間ほど!!

茶事の流れ 

(風炉の正午の茶事を客側の視点を中心に、超絶ざっくりと)

席入り(12時ごろ)
お茶室に入る前に、別の場所(寄付、腰付待合)で一時待機。
蹲踞(つくばい)で手と口を清める。
お茶室に入る。
お茶室の飾り(軸やお道具等)を拝見する。
主客(亭主と客、ホストとゲスト)の挨拶。

懐石(提供される順)(12時20分ごろ)
飯、汁、向付

煮物椀
飯、汁
焼物、飯
すすめ鉢
吸物
八寸、酒
強肴、酒
湯次、香の物
湯漬け
…かなりお腹いっぱいになります

初炭点前(13時20分ごろ)
濃茶のために、亭主が炭をつぎます。

中立(13時40分ごろ)
主菓子を頂いて、いったん退席します。
その間に、亭主は濃茶の準備をします。

濃茶(14時ごろ)
再び蹲踞(つくばい)で、手と口を清めます。
茶室に入り、お花、お道具を拝見します。
亭主が濃茶を点て、客が頂きます。
…お茶事のクライマックスです

後炭点前(14時30分ごろ)
薄茶に備え、再び炭をつぎます。

薄茶(15時ごろ)
干菓子を頂きます。
亭主が薄茶を点て、客が頂きます。
…薄茶の席は、すこし和んでいいそうです

送り出し(15時40分ごろ)

(参考資料:『風炉の正午の茶事と朝茶』堀内宗心監修)

茶事は、大学時代に夏の合宿で、経験した程度です。
決まりごとが多いんですよね。お食事の量もとても多いです。
またご報告します。




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