子宮内黄体ホルモン放出システムIUS（ミレーナ）を導入して生理のない無痛無敵状態を手に入れるまでの体調記録です。導入から1ヶ月が経ち、検診を受けてきました。

ミレーナとは？「生理のない5年間を買って無痛無敵になった話」

先週の様子はこちら

痛み

下腹部と腰の痛みはだいぶおさまってきました。1日に一度あるかないか。
同時に来ていた足の痛みも無くなりました。ただ、ちょっと鎮痛薬の効きが悪くなっているので、病院の先生に相談して、新しい物を処方してもらいました。「なーんか重くなってきたな」くらいの段階で飲んでおくことが大切みたいです。我慢は良くない。

出血

相変わらず普段の生理の5日目くらいの量がだらだら続き、その後3日間くらい出血が増えました。不正出血と生理の境目がわからないのですが、生理がきたのかなーと思います。

病院の先生によると、ミレーナの入っている位置は異常なし。子宮内膜も前回の内診よりも薄くなっているので効果は出てきている。それでも出血が続くのは、ミレーナを入れたタイミングが、生理前だったからではないかということでした。先生によるといつでも入れられるのですが、生理が終わってから入れると内膜が薄くなりやすく、出血も早く止まるのだと言います。

余談ですが、経血って純粋な血液ではなくて、血液は１０％くらいしか含まれていない（注１）のだそうですね。あんなにTHE・流血って感じで真っ赤な圧で視界に迫ってくるのに。
他は子宮内膜が酵素によってサラサラに溶かされたものだそうです。じゃあ子宮内膜って何でできているんだ！ということになりますが、上皮組織と呼ばれる、皮膚とか小腸の内側の壁と同じ分類になるようです。よく見る子宮の断面図とかだと赤く表示されているので、「子宮内膜が厚くなる、ふかふかになる」のも血液が集まってそうなっているのだと勘違いしていました。

皮膚みたいな組織が1ヶ月の間に作られては溶け出てくるって結構なスピード感ですね。

（注１：ユニチャーム
サイトによってまちまちでした40〜60％という説明も。ウーマンズヘルス）

気分

よくないこともあるけれど、なんとか。機嫌を取れています。頑張るぞ、という時に頑張れているので及第点です。気候のせいか夜の寝付きが悪くなって、寝不足になっていますが、ミレーナと関係あるかは不明。入れ初めにすごく眠くなる人もいるようです。

４週間まとめ

これと言った大きな変化がなくもどかしい気持ちです。
でも心配があるごとに調べるようになって、今までいかに生理についてよく知らなかったか、痛感しています。何度も勉強しているはずなのですが…。好きなことじゃないからかな…。これを機に少しずつ正しい知識を身につけたいです。

母に、４週間経って初めて「ミレーナを入れた」と伝えたところ、「思い切ったね、そんなに辛かったんだね」と言われました。実際、生理痛もPMSも辛かったのは事実です。でも私の場合は、経血を見るたびに自分の体が気持ち悪く感じ、女性であることを強く意識させられるのに絶望していたということも大きいです。性別異和というほどではないと思うのですが、この心境もミレーナの効果が発揮されるとともに、少しずつ変わっていくのではないかと思っています。

次回の検診は、本来は2ヶ月後（ミレーナを入れて3ヶ月後）なのですが、気になることがあればまた1ヶ月後に来てもいいとのことでした。あと1ヶ月様子を見て、まだ出血するようだったら、受診しようと思います。

梅雨で体にかかる負担も大きいです。身体を冷やしすぎないようにお気をつけてお過ごしください。