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自分の感性と誰かの感性を一枚の絵に載せて


私の愛用のカップ


コペンハーゲンのモナミ

先代は割れた部分を直して筆立てにしています

このカップを見るたびに、なぜこんなにも単調な色と描き込みなのに
これほどにも美しいのだろうと感じます

私は、ムーミンのマグカップで有名なフィンランドの陶磁器ブランドARABIAや
同じくフィンランドのテキスタイルデザインで有名なmarimekkoなどが好きなのですが

あんな風に、パッと見た時に感じる美しい絵を描けたらな…といつも思ってきました


絵を描くと言う事
過去の私は絵を描くと言う事を自分の世界の解釈だけで捉えていた様に思います

だから、どこか自分の世界から抜け出すことができずに完結しすぎていたのだと


もちろん、絵を描く事は自分の個性を活かすものですから
きっと、その感覚は必要なものですが

最近思う事は
このコペンハーゲンのカップが教えてくれるような事かもしれないと思う様になりました

パッと見た時に一瞬で感性に訴える事ができる
そんな事が絵を描くと言う事には必要なのかもしれないと

だからこそ
自分だけの視点ではなく
自分の美意識を存分に活かしながらも
自分の目を他者の目に入れ替えたつもりで見ると言う仕上げが必要不可欠なのだなと思うようになりました


そんな小さな発見をした
私も最近は新しい挑戦をしはじめましたところです

自分の好きな様に筆を運び
のびのびとテーマを決めずに描きながら
美意識だけを頼りに描くという挑戦です




良いと思える感覚を描きながらたぐり作って行く

それは、私の新しく見つけた楽しみでもあります

忙しい日々が続きオリジナルの絵が描けない
その中でも自分の発散のための絵を描きたい
そんな思いから不意に始まったものです

これから、たくさん増やして行くと共に
少し自分の今までの絵のスタイルも組み合わせてみようと試行錯誤しています

好きな事をして、誰かに作品が届く喜びを感じると共に
自分もちゃっかり上機嫌でいられる
そんな方法を最近、私は見つけたのです


akaiki×shiroimi


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