【本11】自分を変える習慣力

私は続けることがなかなか出来ず、3日坊主になりがちです。

熱しやすく冷めやすい。 なかなか習慣に繋がらない。

本のタイトルの「自分を変える」「習慣力」
自分に必要なものだ!と感じました。
皆さんはどうですか?

☆本の内容☆
<傾聴の習慣>
相手の立場になって考える、相手の気持ちになってみる、ということはそう簡単には出来ない。
相手の立場に立つことができる情報が全く足りてないから。
しっかり傾聴し、相手の頭の中の世界をより正確に知る。

相手の立場になって考える、というのはよく言われていることですが、そのためにはまず相手とコミュニケーションをとって、相手を知らないとできない、という、よく考えれば当たり前のことにハッとしました。
相手の立場だったら、と考えるとき、そこには自分がいました。
相手がどう思ったかではなくて、「自分がその立場だったら」と。

・なぜマネージャーが育たないか
現場での業績だけを基に昇進させる場合。
部下をうまくまとめられない要因は、マネジメントがリーダーシップについての適切な理解があまりないまま、マネジメント業務をやらなければいけない状態であること。

結局のところ、昇進させた上司または役員も同じ状況なんだと思います。
だから理解を促すこともできない。
この負の連鎖を断ち切っていかないと、また同じことを繰り返していくことになります。

<相手を承認する習慣>
コミュニケーションでもっとも大切なこと。
相手の行動、相手が残した結果、相手の能力、相手の価値観、そして相手の存在そのものを認める。
「なぜ?」ではなく「どうしたら?」を使う。
未来に視点を持っていく。目的論で考える。

もっと周りに目を向けてみよう。
私はすぐ「自分のこと」に集中してしまう。

<心を安定させる習慣>
普段の生活から心を安定させる習慣を身につける。
「現状がどうであるか」よりも「現状をどうとらえるか」の方が重要。
信念や価値観はそれまでの経験によって生み出されたもので、あなた自身ではない。
信念や価値観は心の習慣によって、より望ましい形にしていくことが可能。

受け取り方をシフトしていく。
同じ出来事があったとしても、そこから感じる感情は人それぞれ。
その時の心の状態によっても変わるもの。
「いやだな」と思うことがあった時、「違う考え方はないかな?」とシフトさせていこう。

目の前の人の最高の笑顔をイメージする。
しかめ面、横柄、面倒くさそう、そんな人と接するとき、この人が最高の笑顔を見せる瞬間はどんな瞬間だろう、その最高の笑顔はどんな笑顔だろう、とイメージする。

これは自然と自分も笑顔になれるからオススメ!!

1つの「スイッチとなる習慣」の良い影響が波紋のように広がっていく。
小さなアクションを起こし続けることが、やがて大きな変化をもたらす。

どの習慣が自分のスイッチになりやすいか、自分を見つめること。
そして、小さな一歩を踏み出したら、小さな行動を、続けること。

<潜在意識を味方につける>
潜在意識にとってもっとも大切なものは「安心安全」。
強固な防御プログラムを創り出す。
安心安全のために潜在意識は基本、現状維持を続けるために働く。
潜在意識はかなり保守的。
だから、潜在意識のプログラムを変えようとするとき、この潜在意識の安心安全欲求を満たしながら、安心させながら変えていくことがとても大切。

「変わりたくない」という思いは、潜在意識の仕業だった!
みんなその思いを持っている。
だから、いかに「安心安全だよ」という部分を満たしてあげられるかが大事。

習慣化とは、意志の力を使う要素を少なくし、自動化するということ。
ここに意志の力と労力を使うことがほとんどないので、他のことをやることに対しての余裕が出来る。
意志の力は消耗する。意志の力でやり続けようとするには限界があるということ。
さらに大事なことは「まずは1つのことに集中する」こと。

潜在意識を味方につけることによって、意識しなくてもできてしまうようになるんです!
だからこそ、安心安全欲求を満たしてあげることが大事になってくるんですね!

<最初に取り組むべき1つの習慣を見つける>
・本当の目的を考える第1の質問
『あなたが本当にしたいことは何か』
 ⇨ 今後取り組んでみたいと感じている習慣を一つ挙げる。
    ⇨ それは何のためか。
       ⇨ その目的が達成できたとしたら、さらに何をしたいか。
          ⇨ それが達成できたら、さらに何をしたいか 。
            ⇨ それが達成できたら、さらに何をしたいか。
「さらに」を3回繰り返すと、直近レベルで達成したいことから、人生レベルで達成したいことぐらいまで、目的のレベルが上がっていく。
そして改めて自分に聞く。
『あなたが本当にしたいことは何か』

まずは、一つの習慣に集中するために、何がしたいかという目的をはっきりさせること。
目的が明確じゃなかったら、途中で絶対「何のためにやってるんだっけ?」と方向を見失います。

・毎日続けられることを目標にする。
・毎日できたかどうか明確に分かる目標にする。

    具体的にやること、タイミング、回数が設定されていると、できたかどうかチェックしやすい。
・ポジティブな言葉にする。
    より豊かな生活をイメージでき、実行したくなる。

さぁ、やってみよう、となったら、そのまま行動に移してしまいがちですが、『目標』を設定することによって続けることができるようになるんですね。
これがないと、自分を振り返ることもできない!
そして自分を褒めてあげる機会を増やしていこう!

<脳力が上がる習慣>
何か新しいことや難しいことを学習しようと、快適領域を超える度に、脳内のニューロンが新しい強い結合を作る。
『快適領域』…すでに出来ていることや、チャレンジしなくても出来る領域。
チャレンジの習慣は脳のポテンシャルを上げる。
普段やらないことをやってみる習慣でチャレンジ体質を作る。
有酸素運動は、ニューロンが新しい強い結びつきを持つ可能性がある土台が出来る。
土台を作った後に創造的な仕事をすることで、生まれた新しいニューロンをしっかり定着させることが出来る。

自分の脳を育てる意味でも、新しいことや難しいことに挑戦してみよう!


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