学歴オワコンか?真の実力主義時代へ、高卒から年収1200万円になった山下氏

「自分の市場価値は自分自身の力でレベルアップできる」 そう語るのは高校卒業後に入社した松田電機工業所からわらしべ長者的な転職を繰り返した結果、世界四大監査法人と呼ばれている「BIG4」の一角へ転職し、年収250万円から年収1200万円までジャンプアップを果たした山下良輔氏。
「僕は松田電機工業所、スバル、PwC、デロイトと転職をしましたが、『がむしゃらな努力』をしたわけでも『地頭』がよかったわけでもありません。 『転職=年収アップ』という幻想を抱いている人が多すぎるように思いますが、市場価値において職歴の役割は大きい。飛び級は難しいですが、転職を利用することで、着実にレベルアップはできる。 例えば、僕はPwCを受けた時、デロイトには既に3回くらい落ちていましたが、自動車メーカー時代の業務との共通点を分析・強調することでまず『未経験の壁』を突破しました。

日刊SPA

やや、極端な例ではありますが、高卒なのに転職を繰り返し、年収1200万円に到達した山下氏。学歴のハンディキャップをうまく乗り越えて、着実にキャリアアップしてきたようです。

これが、これからの時代のスタンダードになると考えています。もちろん、これは非常に極端な例で、運にも恵まれているので、全員が彼のようになれるわけではありません。

しかし、東大を頂点としたピラミッドは、確実に崩壊していくでしょう。個人のスキルが重要な時代になっていくのです。ジョブ型雇用がその証拠です。

小学生で宅建に合格とか、簿記1級に合格とか、英検1級に合格とか、そうした人が新たなエリートとして社会に君臨していくのでしょう。

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