Murasaki
ようこそ、自作キーボードの世界へ！ このマガジンは、自作キーボード初心者の方にも分かりやすく解説した記事をまとめました。何かのお役に立てると嬉しいです。
自己紹介数年前、Murasaki_756D91という名前で、主にX（旧Twitter）で活動をしていました。Lotus配列を考案し、その配列を採用したAkashaというキーボードを開発しながら、自作キーボードを楽しんでしましたが、突然アカウントを削除し逃亡した者です。 Lotus配列とはLotus配列は、Willow配列をベースに考えだされたものです。 キーボードに手を置いた際、親指側に重心を置き（手を内側にひねる）、指を上下に動かすと、Willow配列と同様の指の動きに
はじめにこの記事では、Autodesk Fusion 360を使用し、初心者でも簡単にキーボードのケースを作成できる方法を説明したいと思います。何かの参考になれば幸いです。 大まかな流れ基板データを読み込む ケースの下書きをする Pro Microを作る 外見を整える 完成 キーキャップより大変ですが、頑張っていきましょう。 基板データを読み込むケースの下書きをする少し脱線 Pro Microを作る（Type-C版を前提としています）次はUSBの接続穴を開け
はじめに「天下一キーボードわいわい会 Vol.6」が、5月4日に開催されました。 通称「天キー」として親しまれ、年に2回、自作キーボードを愛する人々が集結し、交流と展示を楽しむイベントです。 参加者たちは、自慢のキーボードを持ち寄って展示したり、他の人の作品を眺め、お触りし、設計や製作について語り合ったりすることができます。 今回は、そんな天キーにAkashaとAkasha Amritaを持ち込んで参加してきましたので、感想を書きたい思います。 会場と準備今回の会場は住友
はじめにこの記事では、Autodesk Fusion 360を使用し、初心者でも簡単にキーキャップを作成できる方法を説明します。 キーキャップ作りを始める際の参考になれば幸いです。 また、丸みを帯びたキーキャップが作りたい方は、malayan_tapirさんの下記記事をお読み下さい。 私のキーキャップとは違う作り方をされていて、勉強になります。 大まかな流れスケッチ機能で下書きをする 押し出し機能で平面を立体にする シェル機能で穴を空ける 軸穴を作る 完成 それ
キーボード「Akasha Amrita & ケース」進捗率：100％ 別記事でもお伝えしましたが、分割キーボード「Akasha Amrita」が無事完成しました。 今回初めて分割キーボードのケースを作成したため、TRRSケーブルの穴が狭すぎるなどの設計ミスもありましたが、それ以外は大きな問題もなく、基板の取り付けも完了しました。 Ihaデスクマット進捗率：100％ ついに念願のオリジナルデスクマットが完成しました。発色も美しく、印刷も綺麗にされていて大満足です。 特に驚いた
はじめにすべては自作したキーボードのAkashaを分割型にしたいと、4月1日にXへ投稿したことが始まりでした。いつか分割キーボードを作ってみたいという気持ちはあったものの、まさかこんなに早く実現するとは思いませんでした。 今回は、多くの失敗も経験しましたので、そのことを中心に書いていきたいと思います。 分割Akashaを作る分割キーボードは作成した経験があるため、4月9日には下の画像のキーボードを組み立てることができました。 しかし、期待通りに動くものを作るのは大変でした
はじめにこの文章は、2024年5月4日に開催される「天下一キーボードわいわい会 Vol.6」で配布予定のメカニカルキーボード「Akasha（試作）」の組み立て方を説明しています。 組み立てに必要なもの道具 はんだごて はんだ 精密ピンセット（逆作用のものがオススメ） シリコンマット パーツ Pro Micro × 1 コンスルー 2mm × 2 Kailh Switch Socket × 44 ダイオード - SMDタイプ × 44 タクタイルスイッチ
キーボード「Akasha Amrita」進捗率95％ Akasha Amrita v0.1 RP2040 Zeroを使用した試作品で、基板の配線不良によりTRRSコネクタ部分で短絡が発生し、動作不良となりました。悲しい。 Akasha Amrita v0.2 RP2040 Tinyを使用した試作品で、基板が届くのを待っている状況です。配線部分を見直し、期待通りに動作することを願っています。 ケース「Akasha Amrita用」進捗率95％ 最終的にはガスケットマウントの
はじめに以前、「やさしいファームウェアの作り方」という記事を書かせていただきました。 知識不足のため、最低限の情報しか記載できず、キーの設定変更に煩雑さを感じた方もいらっしゃったかと思います。 しかし、Vialというキー設定ツールを使えば、作成したファームウェアを対応させることで、簡単にキー設定を変更できます。 この記事では、Vialへの移植方法をやさしく解説していきたいと思います。 対象としている方QMKでファームウェアを作成済み エンジニアではない プログラミング
キーボード「Akasha」進捗率：100％ とりあえず、完成させることができました。 今後は以下を行う予定です。 ケースの作成 RP2040-Zeroへの対応 さらに打ちやすいレイアウトの追求 キーボード「Akasha Amrita」進捗率：35％ Akashaの素敵な？打鍵感とデザインを継承しつつ、分割型キーボードの利便性を活かした新作キーボード「Vi Akasha（ヴィ・アーカーシャ）」を作成中です。 「Vi」は、サンスクリット語で「分かれた」という意味を持ちま
はじめに私はエンジニアではなく、プログラミングの知識もほとんどありません。そのため、ファームウェアの作成には非常に苦労しました。 自作キーボードに興味を持つ方は、必ずしもエンジニアとは限らないと思います。そこで、この記事では、プログラミング初心者でも理解しやすいように、ファームウェアの作成方法を丁寧に説明していきたいと思います。 対象としている方エンジニアではない プログラミングが得意ではない 一体型キーボードを作成している キーボードが光らない ロータリーエンコ
オリジナルのキーボード 「Akasha」Akasha（アカシャ）は、Lotus配列を世界で初めて採用したキーボードです。 基板から設計し、20日ほどで完成しました。数年前に一度試作していた経験を活かし、スムーズに開発できたかと思います。 前回からの変更点 キーの角度や位置を全体的に見直し、親指キーには入手性の高い1Uキーを採用しました。さらに、今回からVialに対応したため、ブラウザまたは専用のソフトウェアでキー設定を簡単に変更できます。 苦労したところ ファームウ
キーボード（Akasha）進捗率：90％ 基板は3月25日に到着予定です。到着次第、組み立てと動作確認を行います。 作成したファームウェアで問題なく動作するか、そこだけが不安です。 ファームウェア進捗率：100％ プログラミング言語の知識がないため、ファームウェアの作成は少し大変でした。昔と作成方法が変わり、今はjsonファイルを扱うのですね。 ネット上で情報が散らばっているため、知識がないと取捨選択が難しく、試行錯誤しながらエラーを潰していったので、根気のいる作業でした
はじめに自作キーボードの世界に復帰してみると、やりたいことが色々出てきて収集がつかなくなってきたため、頭の中を整理する目的で、文章にしてみることにしました。 上からやりたい順に書いていきたいと思います。 1.Akashaのリニューアル Akashaは初めて開発したキーボードです。とても打ちやすかったのですが、長く使っていると見えてくるものもあり、キーの配置を少し見直したものを開発中です。 2.小型キーボードの作成 cool536lcに一目惚れし、「私も小さなキーボー
