2020年の復帰したシーズンは、思うようにいかなかった錦織圭。
全仏オープンの試合で肩を痛め、その後予定していた大会はすべてキャンセル、2020年が終了となりました。

錦織の復帰後は、やはり試合勘や体力面、安定感などで不安を見せました。
ATPツアーのトップレベルに適応するには、ある程度の時間を要するなという印象でした。
加えて年齢もまた錦織にとって大きな壁になります。
ダブルスのレジェンド、マックス・ミルニーコーチを加え、ネットプレーを増やしています。
これが、効果的な戦略になるかは2021年の注目になります。

2021年のスケジュールですが、わかっている限り前半は…

1/18全豪オープン
3/11BNPパリバOP
3/24マイアミOP
5/2マドリード
5/9イタリア国際
5/23全仏オープン
6/28ウィンブルドン
7/23東京五輪

という大会に出場が濃厚です。
体調が許す限り積極的にATP250、500の大会もエントリーするかもしれません。
ただ、東京五輪のことも考慮しなければならないので、体調との戦いという面が強くなりそうです。
一方でランキングが下がってきているので、試合数を増やして、勝ち星を増やさなくてはいけないジレンマもあります。

杉田がキャリア終盤でセルビアに拠点を移すことを決めました。
錦織もこれからのテニスキャリアをどう重ねていくのか注目ですし、応援したいです。