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【要約】ずるい仕事術|本当にやりたかった仕事をやる方法

「今の仕事が楽しくない。。」

そんな方にぴったりの一冊を紹介します。

⬇︎こんなあなたにオススメ⬇︎
・やりたい仕事があるけど、やらせてもらえない
・職場の人間関係がうまくいっていない
・今の仕事が楽しくない

今回は佐久間宣行著「ずるい仕事術 僕はこうして会社で消耗せずにやりたいことをやってきた」を解説していきます。

テレビ東京の番組プロデューサーとして「ゴッドタン」「あちこちオードリー」など数々のヒット作を生み出し、サラリーマンでありながら「オールナイトニッポン0」のパーソナリティも務めるなど異例の経歴を持つ著者。

この本では、そんな著者が22年のサラリーマン人生で磨き上げてきた、「会社にいながら誰とも戦わず、楽しくやりたい仕事をやるため」誰でもまねできる仕事術を解説しています。

この本で紹介されている「ずるい仕事術」を実践すれば、会社にいながらやりたい仕事を楽しくできるようになります。一緒に学んでいきましょう!

こうしてピラメキーノは超ヒット番組になった

1つ目のずるい仕事術は「正しい努力をする」です。

努力は必ず報われる。なんて言葉はよく聞きますが、あれは嘘です。ただ努力をすれば良いだけではなく、正しく努力する必要があります。

ここでいう正しくとはどう言ったことでしょうか。それは、ひとつひとつの仕事で仮説を立てて頭の中でそれを組み立てる癖をつけるということです。常にこれを意識して仕事に取り組むことが重要です。

具体例として本書では、著者が「ピラメキーノ」という番組を企画し、大成功をおさめた時のエピソードが紹介されています。

ピラメキーノはテレビ東京で平日夕方、子供向け番組として放送された

それまで平日夕方の時間帯はティーン向けの番組が放送されるのが通例でした。しかし著者はその時間帯は学生たちは習い事などでテレビを見ている人は少ない。代わりにその時間家にいるのはもっと小さい子供ではと仮説を立て、子供向け番組としてピラメキーノを企画しました。

また、仮説を立てる癖をつけるには日頃から訓練することが望ましいですが、これは自分がメインのプロジェクトでなくても構いません。

先輩や同僚のプロジェクトに対して、ターゲットに刺さるかなど、自分なりの仮説を立てていく習慣をつけるのが重要です。初めのうちは、それが「当たりそうか外れそうか」くらいでOKです。

仕事よりも大切なものがある

心を壊してまでやるべき仕事はない

2つ目のずるい仕事術は「メンタル第一、仕事は第二」です。

メンタルマネジメントは何より重要で、心を壊してまでやるべき仕事はありません。著者は「仕事はどこまでいってもたかが仕事」と、仕事に対してある程度距離をおくような考えを持っています。

許容できる範囲の我慢であれば休日に返すことができますが、許容できない範囲の我慢は借金のようなもので、返せないばかりか利子のようにふくらんでいきます。

メンタルマネジメントで大切なのは、何が続くと自分の心は折れるのか分析することです。

  • 残業が常態化すると辛い

  • 頭ごなしに怒鳴りつけられると心が削られる

  • 下品な冗談に付き合わされるのが生理的に無理

など、自分の無理スイッチを把握して、それを避けることが重要です。

上司と馬が合わず、苦しんでいるあなたへ

しっかり分析をして、その結果を根拠に交渉する

3つ目のずるい仕事術は「合わない上司を分析する」です。

まず紙とペンを用意して、その上司に言われたことをできる限り書き出します。そして書き出したものに対して、一理あると思ったら○、どうしても聞き入れられないと思ったら×をつけていきます。

<作業例>
・お前は本当に仕事ができない ×
・想定外のことが発生したらすぐに報告すべき ○
・全然お前の話は頭に入ってこない ○

こうすることで自分が上司の何に不快感を感じているか、具体的に見えてきます。

もし○ばかりなら上司の言っていることではなく言い方がメンタルを削っているということがわかります。

Xばかりで改善策がない場合は上司の上司に相談しましょう。その際にこの◯X表があれば、こんなことを言われているということを相手にわかってもらえます。

上司と部下は対等な関係にあるべきです。そのため上司と合わない際も、部下の自分が我慢しなければと考える必要はなく、上司に改善を求めてもOKです。

しかし、なんの根拠も示さずにただ要求するだけでは、感情的でわがままな人と周囲からは見られてしまいます。そのためしっかりと分析をして、それを根拠に交渉することが重要です。

多くの人がやっている!やりたい仕事をするためにやってはいけないNG行為

やりたい仕事をするためにやってはいけないNG行為

本書では「やりたい仕事」をやるためにやるべきこと、そしてやってはいけないことが紹介されています。

実際、この「やってはいけないこと」をやってしまっている人は結構いるような気がします。組織の中でやりたいことをする上では絶対に押さえておくべきポイントです。

詳しくは本書をチェックしてみてください↓↓

まとめ

今回は、佐久間宣行著の「ずるい仕事術 僕はこうして会社で消耗せずにやりたいことをやってきた」を解説しました。
著書ではこの記事で書かれている内容をより詳しく説明しています。また「なぜ熱狂的なファンをつくることができるのか」や「雑務への向き合い方」、「企画書を上に通すコツ」などなど、今回紹介しきれなかった様々な役立つ仕事術が説明されています。
「会社で自分のやりたい仕事を楽しくやりたい!」という方は実際に手に取って読んでみてください。

<読者の声>
✔️若い頃に出会いたかった一冊!とはいえどの年代でも取り入れて成果に繋がりそうな具体例がたくさんあります
✔️サラリーマンならズルさも必要。好きなことに打ち込む実践的な仕事術が学べる良書だった
✔️言語化できていない課題や不満、焦りを抱えた労働者にスイッチを入れるヒントにあふれている


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