【安定期とは名ばかりの絶対安静/16週】わかったようなくちをきく30歳は、きっとイヤイヤ期の娘よりも何もわかっちゃいない
安定期と呼ばれる16週に入った。胎盤が完成してきている時期らしい。悪阻は随分と落ち着いて、火の通った玉ねぎならば食べられるように。ただ寝たきりだからか食べられる量はあまり変わっていない(前回妊娠糖尿病になった私からすれば、このペースをキープすべきかもしれない)のだが。甘いものがおいしくなってきてしまったのは気をつけないといけないな…すこしでもリスクになるものは避けたい、という気持ち。
この2ヶ月通院以外は外にも出ていないのに、免疫が落ちているからか風邪をひいてしまって(おそらく娘のをもらった)熱はないが咳が出る。腹圧がかかる…のが不安である。あと咳き込むと悪阻の名残か、すぐに吐き気を催すので、ゲホゲホおえっと、なってつらい。薬も飲めないので葛根湯でなんとか治ってくれないかな…と様子見。
出血はない状態が続いている。しかしながら血腫は一向にちいさくならないので(7×3センチ)お腹の中に血の爆弾を抱えているような感覚。まだまだ安静にしていないといけない、けれど、そろそろ年末で、実家も忙しいので母も帰らなくてはいけない時期になってきてしまった。
夫はかれこれ1ヶ月ほど土日含めて休みの日がない状態なので、安静が求められるなかワンオペ育児再開は厳しすぎる…ということで、医師とも相談して娘と一緒に実家に1ヶ月ほど帰省することになった。帰省先では、里帰り出産予定の病院で診察を受ける予定だが、診察にあたりコロナの関係で2週間の自宅待機が求められるらしく、万が一帰りの車や、帰省してすぐに出血したらどうしよう…というのが不安ではある。(流石に緊急となれば受け入れてくれるのでは…とは思うけれど…)
とにかく、無事に帰れますように。
娘の２歳のクリスマス、とってもサンタさんを楽しみにしているクリスマスを(最近クリスマスソングばかり歌っている)夫と一緒に過ごせないのはさみしいなぁ…本気のサンタさんする計画を練りたかったのに。クリスマスのあとすぐやってくる私の誕生日も毎年夫が全力で祝ってくれるのだが、今年は別々で過ごすのかと思うと、ちょっとさみしい。
とはいえ、背に腹は変えられない。
とにかく血腫が小さくなってくれるまでは、すこしでも負担を少なくして過ごせる選択をしなくては。
本当に安定期とは本当に名ばかりである。
2-3月ごろには多少普通の生活ができるといいなぁ、と、祈る。(血腫が落ち着いてくれたら一回東京に戻って過ごしたい。娘の保育園もあるし…)
仕事はいつ復帰できるんだろうか…。
もはや復帰しても2〜3ヶ月で産休という感じになるので、なんだか慌ただしくて申し訳ない。社用のPCを持って帰るか悩む。
お腹はなんだかしっかり妊婦らしいフォルムになってきて、おっぱいもなんだかパンっとはっていて(血管が浮いてるので【乳製造予定】ってタグがついてそうな動物的なかんじだけれども)身体はめきめきと着々と変化してきている。
「ぽこん」という、ちいさな胎動のようなものも時々感じるように。まだ気のせいかな？これかな？というレベルだけれど。なんだかお腹の中にしっかり居るのね、という感じがじわじわとしてきている今日この頃。
守らねば。
………
イヤイヤ期真っ只中の２歳の娘は、最近の基本返事が「やあだ！」で面白い。
「お風呂入ろう？」「やあだ！」と言いつつお風呂場に向かっていたり、「ズボン履こう？」「やあだ！」と言いつつちゃんと足を上げて協力してくれていたりする。かわいい。もちろんのっぴきならないときもあるけれど。
「コンサート！」といってお気に入りのぬいぐるみを3つほど並べて、センターで何曲も歌を披露してくれたり(最近のお気に入りは、あわてんぼうのサンタクロース、おばけなんてないさ、しまじろうのドーナッツの歌、アニーのtomorrowなどなど)ソファーの特等席から参加させてもらっている。
夜寝る時はマスクをしていても咳き込むのでなるべく離れたい(娘にうつしたくない)のだけれど、気がつくとおんなじ布団に潜り込んできて、まぁま♡と言っている。寝相もすごいのでふくらんできたお腹を守らねば…と思うけれど、嬉しそうにえへへと言っている娘が可愛くてぎゅーっと抱きしめてしまう。抱き上げることはできなくても、横向きならぎゅーできるのだ。「おかえりまぁま」と、退院してだいぶ経つがまだ言ってくれる娘。
今は保育園のお迎えの8割をファミサポさんに頼んでいる。帰省から戻ってきてからも継続してお願いする予定で、これによって自転車に乗るリスクも減るし、週一ならばバスなど使って安静さえ解除になれば私が迎えにいけるだろう。本当に助かっている。片道20分以上かかる道のりをベビーカーで往復してくれるのだ。1時間800円。月〜木曜日で週に3,200円。キャンセルは前日20時までにLINEで連絡、という流れになっている。お金はかかってしまうけれど、これこそ背に腹はかえられないし、このサポートがなかったら詰んでたな…と思う。早めに動いてくれた夫に感謝。ファミサポ利用についてはまた改めてまとめられたらいいな、とおもうけれど、使えるものは使った方がいいなとつくづく。子供はみんなで育てるものだ。
そんなこんなで、色々書いてしまったけれど久しぶりに長く帰省するのでちょっとドキドキしているところもある。が、もう、何から何まで助けてもらっている身なので感謝を忘れず過ごしたい。
なんにもわかっちゃいないのに、わかったようなくちをきいてしまいそうになる30歳。もうすぐ31歳。無知にたいして自覚的でありたい、と思う。(学ぶべきことが沢山ある、ありすぎる)
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