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【15週/退院!自宅絶対安静】おかえり、と、きゅっと握られる手と。

先週木曜日、無事に退院許可がおりた。出血は止まって血腫は相変わらず7センチくらいの大きさであるけれど、来週まで血が出なかったら絶対安静→安静でもいいかもしれませんね、なんて先生が言う。まだまだ血腫が吸収されるまでは時間がかかりそうだけれど、とりあえず出血しないように、できる限りを安静をするよりほかない。

帰宅。私が帰宅してることを知らない保育園から帰ってきた娘に「おかえり、ただいま!」というと、わー!!!と言ってぎゅーっと手を伸ばして抱きしめてくれて「まま、おかえり!」と何度も言ってくれる。「どこいってたの?」「びょういんだよ」「だいじょうぶ?」「うん、だいじょうぶよ、ありがとう」そんな会話ができて嬉しい。

クレヨンをAmazonで入院中に買っていた。娘に渡したらスケッチブックいっぱいにいろんな色を使ってぐるぐると絵を描く。私はソファーからそれを見守る。のってきて、どんどん描く。丸から線が出る「たこ」の絵もたくさん描いていて、気がついたらスケッチブックの真っ白なページが無くなってしまった。


毎日、本当に面白い2歳の娘。
昨日なんとなくみかんを自分で剥いてみる?と渡すと、前はぐちゃぐちゃの果汁まみれになっていたのにペリペリと細かく、上手に剥くことができていて感動する。すごい!

ソファーで横になりながらだけれど、一緒に過ごせるのが嬉しい。手遊びしたり、お絵かきしたり、歌ったり、おままごとしたり。(私の上にいっぱいぬいぐるみが積まれていく)動けないことを理解した上で、ピタッとくっついてくる。休憩のため寝室に向かうときも(あまり長時間ソファーだと安静できてないかな…となるため)ぐずったりしないで、いってらっしゃいと言ってくれる。が、母に聞くと「よく弁えてるけど、やっぱり我慢たくさんしてるのね」とのことで、イヤイヤがすごい日もあるし、普段はない夜泣きも続いている。


夫が昨日の晩仕事から帰ってきたら嬉しくて隣に座っていろいろおしゃべりしようと話題を振る娘。思い立って、「伝言ゲーム(娘に、パパに○○って伝えて!と言って伝言してもらう)」をやってみたら、テンションが上がりすぎて何を伝言しても「けー!(爆笑)」になってしまって笑った。夫もいよいよ激務で、土日も休みがないのだけれど、時々パパママどちらも揃うとすごく嬉しそうなむすめに、むねがきゅうっとなる。


お腹はといえば、いよいよすこし妊婦感が出てきて、ぽっこりとしてきた。妊娠線予防のクリーム、いよいよ真面目に塗らないとと焦るレベル。おへそがひろがってきた。ちょっと声をかけたくなるようなお腹である。ふくらんできたお腹に娘が気がついて、「話しかけてみる?」と聞くとそうっと「こんにちは!」と声をかけるので何だか嬉しくなってしまう。無事に育ちますように。

悪阻はだいぶおさまって、昨日なんかは肉まんが食べられた。以前だったら、においで吐いていただろう。まだたくさん量は食べられないし、一昨日くらいに歯ブラシのあたりが悪かったのか、また思いっきり吐いてしまったけれど。(胃のムカムカは、すぐ横になる生活故の逆流性胃腸炎の可能性もないかな…なんておもいはじめる)

母が娘と楽しそうに遊んでくれるのですごく助かっている。家事も全部任せきり、寝たきり。本当にありがたい。なんて贅沢な時間なんだろうな、とも、思う。寝過ぎて疲れるなんて。もうちょっと有意義に…と、思いつつも、ぼんやりと過ぎていくしそれが正解なような気もする。

今週の木曜日で16週。所謂安定期に入るけれども、今回は絨毛膜下血腫はまだまだご健在だし無茶できないなあ。前回は平気で動き回ってたけれど…!とにかくお腹の命を守りつつ、粛々と、安静生活を続けよう。

#日記 #コラム #エッセイ #ちあきろく #子育て #2歳児 #妊娠 #絨毛膜下血腫

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