0830-31/下書きがたまってゆく

noteの下書きも、心の中の下書きもたまっていく。伝えたいことはある、それも本当はいまこの瞬間に伝えたいことだ。そうしてすこし時間がたつと、その下書きたちが蓄積して発酵していく。「いまじゃない、これじゃない、そうじゃない」と飲み込んだ結果、どこにも行き場がなくなった下書きによって重たいカラダがさらに重たくなっていく。

昨日という1日は。
丸一日なんだかんだ動きまわっていた。
友人と平日しかないカレーのランチを食べ、火災保険の相談日と家電の見積もりの日程を決めた。引っ越しの事を考えると不安になる。夫は帰ってこれない夜だった。

今日という1日は。
ぼんやりとベッドの上で過ごしてしまう。寝たり起きたり、寝たり、起きたり。1話だけ無料で読める漫画アプリで、面白いんだか面白くないんだかもはやよくわからない漫画をむさぼり読む。結果、身体の中にはほんのりとした熱の他に何も残っていない。

2日前に洗って取り込んだ洗濯物がハンガーにかかったまま、まだ畳まれていない。

私、なにやってんだろう。

「今日は送別会で帰るの○時以降になる」
めずらしく帰ってくる時間の連絡がくる。

夜行性をなおさないといけない。
寝ようと横たわった際、夜中の2時くらいにかけての娘のテンションが高くて心配になる。1日で一番の絶好調をみせてくる。大丈夫だろうか…出てきてから夜泣き酷くなるパターンだろうか。不安がよぎる。

家にいてはいけない。
やっぱり家にいると腐ってくる。

でも、ある一定の孤独がないと、
なにも出てこないような気もする。

抗いながらも、早く脳内麻酔をかけてぼんやりさせて欲しいような気もしてくる。ふと気がつくと泣いていて、さみしいのだと気がつく。

「お腹の子に不安が伝わるからお母さんは穏やかでいないと」と、どこかで聞いたけれど、情緒不安定でごめんとお腹に謝罪。

帰ってきた夫の目が見れない。
疲れた〜に、おつかれ〜と言って、目が見れない。なぜか部屋にひきこもって泣く8月最終日。

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