ついに昨日退院、いいお天気。迎えにきてくれた娘がママー！と叫んで胸がキューンとなる。「娑婆だー」と呟いたら「しゃばだー！」と一緒に叫ぶ２歳児。意味はきっと分かってないけれど楽しそう。かわいい。ままー！おかえりー！おめでとー！おかえりー！何度も言ってくれる。「だっこー！」には応えてあげられないけれど、手は繋いで歩ける。かわいい。寝かしつけも、お腹にドーンっとくるのだけは警戒しながら何とか。隣で絵本を読むくらいはできるのだ。

終わりかけかと思われたつわりは、家に帰ってきたらまたぶり返してしまった。前よりは食べられる、が、食べたものを思いっきり吐いてしまう事があって申し訳ない…。でも病院はきっと緊張感があったんだなぁ、と今更ながら思う。(共有のトイレで吐くのは嫌だった)副交感神経が優位になってるときつわりってたしかきついんじゃなかったっけ？ということで、帰ってきてからも、寝たきりの母であり妻であり嫁で大変恐縮ではあるけれど、寝室にこもって寝ていたり、ソファーで寝転がってすこし娘と遊んだり、と、ぐうたらと過ごしている。2日目。

入院費は1週間で10万円超えで、ひぇえ、となる。まあでも1日3食、診察付きで個室だもんな…と思いつつ、何度か入退院を繰り返すとえらいこっちゃになるな…と思ったりもした。(退院できてよかった、お金的にも)

寝かしつけの時に、娘が顔を近づけて「まま、おかえり」と何度も言ってくれて可愛すぎる。寂しい思いをさせてごめんね、ありがとう。

おむつ替えとお風呂だけ「ママでいい！」と頑なに私か夫じゃないと拒んで義母にお願いできずにちょっと困ったなーと思っている。なんとなく服を脱ぐと心許なくなるのだろうか。食事用の椅子の上げ下ろしとか、そういう抱き上げる作業が私に出来ないので色々と不便である。が、断固しないように気をつけなくては。

自宅での絶対安静は模索中。
お義母さんに頼り切り。恩返しせねば。

夫にも会えて嬉しい。本当に、いっぱい無理させてるのに、私が恐縮しないようにたくさん気遣ってくれてありがとう。昨日は起きたら「退院おめでとう」と美味しいケーキ買ってきてくれていた。そういうところよ、そういうところ。そういうところがずるいのである。そういえば10年前に付き合った記念日でもあるなぁ、今日。だいたいハロウィン。10年前の私にいい人をつかまえたねって言いたい。これからもよろしくね。

※写真は学生時代のいつかの記念日デート(ハロウィン)に、道端に捨ててあった電子レンジの本物の底をくり抜いてをかぶって登場した夫(これにドン引きするのではなく更に惚れ直すタイプの私)

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